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誰が思いついたんだか、歌舞伎町という大都市の大繁華街を舞台に11の会場で行うという音楽フェス コネクト歌舞伎町ミュージックフェスティバル2017。
とりまレッドブルを一気飲みして1人参戦しましたので軽く。
※注 以下、ステージ中の発言は「こういう趣旨の発言をした」ですので厳密には違う場合があります
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CREEPY NUTS(BLAZE)
朝イチのcreepy nutsという違和感を覚えつつ、会場はさすがに時間も早いせいか7割の入り。
「いやー、満員の……ぱんっぱんですよね」と客の空き具合をいじるR指定。
BLAZEの出演順を「僕らcreepy natsってキ○タマなんですけどね、ちんぽやくざとクリトリック・リスを並べるのは意図的な…」と下ネタMCでひと笑い。
「助演男優賞」から聖徳太子ラップこと客席からお題をいただいての即興ラップを披露。
「ホスト」「新宿警察」「銀行員」「夏」などのキーワードで即興組み立てて、新宿警察を取りこぼすR指定。
「警察をあえて入れないのがラッパー」とフォローのラップを入れる。
DJ松永の童貞をいじってからのDJプレイ。
そして「合法的トビ方ノススメ」
最後はアジカンのトリビュートに参加するのだそうで「リライト」のカバー。
1発目から面白いステージが見れたとホクホクしてBLAZEを後に。
ファイナルフラッシュ(LOFT)
ほんとはおやホロ見ようと思ってたんだが会場がわからん……どこ?
地下なの??
案内が何もない……周囲は閑散としてる。
フェス感がないんですよ、全然。
屋外ステージすら黒幕で覆ってあって中が覗けなくしてあるだけでフェス感が全然ない。せめて「歌舞伎町コネクト」の名前くらい掲げようや(汗)
通りすがる人らも広場が暗幕に覆われてるわ、中からウリャオイが聞こえて来るわで「これ何やってんの???」とわからないまま。
隔離してます感満載。
導線もメンツも環境もいいフェスだと思うのに運営が盛り上げようとしてる感じを受けないのはなんだろう(知名度もそれに比例してる)。
予算がないのはわかるが、案内板とフィールドマップは欲しいぞ(公式サイトを見なきゃいけないのもめんどくさい)。
場所がわかりやすいLOFTに向かってファイナルフラッシュを見ることに。
結局、FSD連チャン。
DOTAMA「creepynuts良かったけどMC長すぎ」といじってみせる。
かなり盛り上がった(聞いてるんだが曲名知らんのよ)。
twitter.com今日のFINAL FRASH、DOTAMAさんのフリースタイルかっこよすぎてほぼ何も覚えてない💦そして珍しく下ネタ殆ど言ってなかったけど、後で「Creepy大分良かったけど喋り過ぎ」と言ってたので、下ネタ尽くしに対して敢えて避けたのかな〜と #connect歌舞伎町
— 淳 (@RosariumPhiroso) 2017年4月23日
R指定と違ってMC少なめの、真面目なキッチリしたステージ。
アップアップガールズ(仮)(特設ステージ)
広場の特設ステージに移動してみるとアップアップガールズ(仮)をやってたのでのぞいてみる。初見だが練度の高そうなダンスを踊っててパフォーマンスのクオリティが高い。
シュッとしたお嬢さん方が頑張ってる。
BiS(特設ステージ)
会場でもBiSロゴシャツをよく見かけた印象がある。
開始前のMCで「モッシュ、ダイブは禁止ですから。いい歳した大人が怪我しないでください」と言ってるのにやっぱりモッシュはぐちゃぐちゃ。
アンセムのnerveからレリビ、give me vyour love全部の短い割りに殺人セトリ。
CONNECT歌舞伎町BiSセトリ
— 小日向座のNao (@Naonogizaka) 2017年4月23日
BiS
nerve
Give me your love全部
BiSBiS
My Ixxx
primal.
レリビ
殺す気かとw
もう10年以上前上パンクバンドのライブ会場の光景。
あの中に混ざるのは、今は無理なので遠目に眺める。
まぁ、楽しそう。
これは単独で見たいかも。
中村一義(BLAZE)
一転、中村一義は、アコースティックセット。
個人的には、100s時代に武道館で観て以来の中村一義を、まさか歌舞伎町で見るとは……。
2人きりのステージ。
「犬と猫」「123」や「スカイライン」を披露。
最後は「キャノンボール」
非常にアットホームなステージで、「意外といるねぇ、三人くらいしかいないと思ったよ」「みんな、頑張ってね、こっち(ステージ)2人しかいないからさ」となんだかのんびりしたMC。
帰るときに女性客らが「可愛いおじさんだったねー」「もっと観たかったー」と言ってたのが印象的。
中村一義が、もう「可愛いおじさん」の歳か……うーむ。
若い娘さんからしたらそうだよねぇ。
そりゃあ年もとるな……。
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今度「再構築」として旧作の新録アルバムを出すそう。
買おう。
そして「このあとは!ちんぽやくざです!」と楽しそうに叫ぶ中村一義。
「CONNECT 歌舞伎町 MUSIC FESTIVAL 2017」
— 町田昌弘 (@matchyGuitar) 2017年4月23日
中村一義(Acoustic set)at 新宿BLAZE
終了しました!
ありがとうございましたーーっm(_ _)m#歌舞伎町コネクト pic.twitter.com/6PYof7QOUI
あゆみくりかまき(特設ステージ)
ちんぽやくざを見るかどうか悩みつつトイレに寄ったら、何やらエスカレーターのところに人が集まっていて、見てるとライブ終わりのBiSが上がってきた。
しかしメンバー通り過ぎても追いかけないなーと思ってたら最後がプールイだったので、あぁ、プールイ待ちか、と。
つか、他メンバー放置かい。
屋外ステージに戻って、とりあえずあゆみくりかまきを見る。
なんというか、多幸感高そうなステージだが、よく調教された観客がダンスフロアに変えて勝手に踊ってる(中にはステージ見ないで踊ってるやつも)光景はなんか面白い。
単独で見ても面白そうな。
途中機材トラブルに見舞われてトラックが止まって、必死でつなぐ辺りもなかなか上手い。
あーいうと気に慌てても仕方ないので。
とりあえず喋ってつなぐしかない。
途中でホストとお客さんっぽい2人が。
フジだったら即死の格好でも歌舞伎町フェスなら当日券買ってふらっと観れる、こういう気軽さがこのフェスの利点。
しかし、気になるステージがあるのでBLAZEに移動……あとで考えると、このまま見てても良かった気が。
ちんぽやくざ
さてコネクト歌舞伎町2017で最もやばかったちんぽやくざ。
固有名詞なんだから仕方ない。
NHK出演時に名前を変えさせられた紅萬子のネーミングセンスを悠々と超えて来た。
名前に比してステージもヤバく、屋外のアイドルステージだったのに新宿警察を気にして屋内のBLAZEになったいわくつき。
まぁ、アイドルではないので正しいかもしれない。
ベロベロに泥酔した2人が観客の間から登場。
今回、特設ステージではなく地下のBLAZEになったことを
「警察相手にビビってんじゃねーぞ!」「ちん○くらい言わせろ!」と叫ぶ。
客席から「金返せー!」と言われると「私らに言うな!」と返すなどカオス。
クリトリックリスを見ようと思ったら、その前のちんぽやくざ、っていうアイドルのステージがやっていた
— つーとん (@twotone_) 2017年4月23日
「ちんぽ!ちんぽ!」とちんぽコールが巻き起こる中、観客の海にダイブしていく様は神々しく馬鹿馬鹿しく、なんか楽しかったので良かった
そしてクリトリおじさんが出てきた pic.twitter.com/9LvVBn4q7t
登場からすでに泥酔のちんぽやくざ。
— ケンタマン (@kenta_love_hate) 2017年4月23日
ちんぽ「後ろの方地蔵になってんじゃねーぞ!!」
客「うるせー!!」
ちんぽ「物販でキャップ売ってまーす!」
客「いらねーよ!!」
客「金返せー!!」「曲減らせー!!」「帰れー!!」
現場からは以上です。
ともかくbpm早めのEDMをガッシガシに鳴らして、グッダグダの2人がひたすら叫ぶパフォーマンスは、メタなレベルで捉えて前衛系のミュージシャンとコラボすると面白いかもしれないが、そもそもパフォーマンスと呼んでいいのか。
いや、ひどかった。
地下アイドル界に咲いた雑草。
遂にここまで来たか、と。
別に飲酒は構わないんだが、同じライブ前飲酒勢のギターウルフや向井秀徳は一切乱れないんだから見事なもの。
酒は飲んでも飲まれるな、と。
長きにわたる休憩
ここからZAZENまで休憩に。
かなり疲れたが、新宿ってところはホームレス対策なんだが、座るところが本当に少ない。
しかも夕方になって風が出てきて外で座ってると凍えそうで余計体力が奪われる。
寒くて帰りたくなったが、フェスの最後がちんぽやくざになるのだけは避けなければ……。
サブナードへ避難して飯を食ったり、バーニーズニューヨークの前でサイファーが行われてた。
「お前ら今度遊びに来てくれ〜♪」
とかやってたのでバトルの後で友情が芽生えたパターンかもしれない。
歌舞伎町に戻りZAZENまで待機。
キノコホテルは、もう無理っす。
ZAZEN BOYS
体力的に本日最後。
明日仕事だし、卓球無理やなぁ……。
壁際に座って待機。
なんでも入場規制がかかったらしい。
知らんかった。
HimitsuGirl'sTopSecretからスタート。相変わらずの変態ビートとインプロによる楽曲変化は聴き慣れていても油断できないメロディになる。
ZAZENのステージは生ものなので、向井のタイミング待ちで途切れたビートが突然始まる。
HIMTSU〜の時は、リフが途切れ→向井がアンプの後ろを見に行って→何やらケーブルを直し→マイクの前に戻って→突然途切れた直後から再開したりする。
だからメンバーは緊張を解けない。
cold beat、USODARKEにサイボーグのお化けでは村田英雄の歌詞を赤塚不二夫に変更。会場ウケる。
IKASAMA LOVE、破裂音の朝、に続いて「歌舞伎町の、この会場を含む8割の、、80パーセントが変態」と歌うSUGARMANはほぼ原型がなかった。
しばらくZAZENのステージ観てなかったが、新曲云々ではなくひたすら練度が高い。もうZAZENに新曲はいらないのかもしれない。
要は演歌歌手が同じ曲を何十年歌い続けるうちにその曲がどんどんと変化したり、深みを増したりするような。
つか、歌舞伎町なんで自問自答やると期待したんだけどなー。
それだけ残念だったが、あとは全てにおいて素晴らしかった。
コネクト歌舞伎町2017
twitter.com歌舞伎町の真ん中で「ちんぽやくざ、特典会やってまーす!!」と叫ぶ男性がいて、今日イチでパンクロックだった
— しのしの (@kanacoooooooooo) 2017年4月23日
中村一義からちんぽやくざまで。
ベテランからカオスまで。
アイドルとかバンドをつまみ食いしてウロウロ回れるのはフェスの面白さではあるんだけど、屋外ステージを除き「盛り上がってるみたいだから覗いてみるか」みたいな感覚はなかった。
いい意味でも悪い意味でも歌舞伎町フェスこと歌舞伎町CONNECTにおいて、ちんぽやくざの存在が、ある意味事件だったなぁ、と。
あーやって売れる気なんてさらさらなくて、数年だけ好き放題やって解散するアイドルシーンの徒花も出てくる局面。
そこまで混雑してるわけでもなく(結局、入場規制は二、三件ってとこ?)余裕を持っていいライブをちょこちょこ見れるお得感満載。
来るのも帰るのも新宿なので楽々。
来年もやるなら是非来たいと思ったが、とりあえず、ちんぽやくざは一回でお腹いっぱい。
現場からは、以上です。