政府が推し進めている的外れも甚だしい「働き方改革」。
私の持論や意見とほぼ100%同じ内容が週刊現代に載っていた。
是非ご一読して欲しい。
そっちじゃないんだなぁ…というダメ方向に全速力で進んでいる日本。
この記事、絶対に私は支持したい。

日本人はすでに先進国イチの怠け者で、おまけに労働生産性も最低な件 そんなに休んで、どこへ行く?(現代ビジネス)

以下、記事より抜粋。

「「働きすぎは悪」「仕事よりコンプライアンス」――日本全体がそんな方向に進んでいる。しかし、本当にそれでいいのか。誰も頑張らないし踏ん張らない、そんな国に未来があるのか。」

「『データブック国際労働比較2016』を見ると、'14年の週労働時間(製造業)で日本人はG7(先進7ヵ国)の中で労働時間がかなり短いほうなのだ」

「もちろん、本人の意にそわない長時間労働を会社が強いることは問題だ。だが、寝食を忘れて仕事に没頭したい労働者がいることも事実。政府が提唱する長時間労働の規制は、仕事に燃える人間の労働意欲を制限するもので、やる気を確実に削ぐ」

これでは「働き方改革」ではなく「働かない改革」だ

「働き方改革実現会議のメンバーに名を連ねる学者たちにしても、もちろん知識はあるのだろうが、実際の「商売」の現場を熟知しているとは到底思えない。それを下支えする官僚たちも予算を獲得し、国民の税金を消化するのが主な仕事で、民間ビジネスの現実など知っているはずがない」

「要は、働いてカネを稼ぐことの本質がわかっていない人間が机上の空論を振りかざして、汗水たらして働く労働者たちの人生を決めようとしているのだ」

「考えてほしいのは、働かないで豊かさだけを得ることができるのか、ということ。豊かさはいらない、自分の時間がほしいというのなら、それでいいでしょう。しかし、働くのは嫌だけど、豊かな生活がほしいというのは、虫がよすぎます」

「私にとって仕事は楽しいものですから、それを国に制限されるのはどうかと思います。労働時間を短縮しろというのは、仕事は楽しくない苦役だから減らしましょうという思想だとしたら、仕事を再び楽しいものに戻すことが『働き方改革』の目指すべき方向性なのではないでしょうか」

「働かざる者食うべからず。この言葉を忘れると、日本人の末路は本当に哀れなものになるだろう」