「ガムがついてるよ」女子児童の体触る バス運転手を逮捕

「ガムがついてるよ」女子児童の体触る バス運転手を逮捕
小学生の女の子に、かんでいたガムを服につけ、それを取り除くふりをして体を触ったとして、39歳の男が強制わいせつの疑いで警視庁に逮捕されました。男は「20件以上やった」と供述しているということで、警視庁は同様の手口でわいせつ行為を繰り返していたと見て調べています。
逮捕されたのは、「京王バス東」の運転手で、東京・多摩市の鎌田祐一容疑者(39)で、警視庁の調べによりますと、去年6月、八王子市内の路上で、歩いていた当時小学5年生の女の子の体を無理やり触ったとして、強制わいせつの疑いがもたれています。

これまでの調べで、鎌田容疑者は女の子に「ここって何市」と声をかけたうえで、気付かれないように自分がかんでいたガムを女の子の服につけ、「ガムがついているよ」などと言って、それを取り除くふりをして体を触ったということです。

警視庁によりますと、調べに対し容疑を認め、「20件以上やった」などと供述しているということです。

多摩地域では10年ほど前から小学生の女の子などが同様の手口で被害に遭う事件が26件起きているということで、警視庁は鎌田容疑者がわいせつ行為を繰り返していたと見て、関連を調べています。

「京王バス東」は「事実を確認中ですが、警察の捜査には協力していきます」とコメントしています。