がんは「早期発見」が肝心です。「もしも」の時には、すぐに病院へ行きたいですよね。でも、部位や状況によって、適切な治療法や検査法すら違います。そもそも、どの病院に行くべきなのか分からない方が少なくありません。
そこで誕生したのが名医紹介サービス「名医の窓口」です。たとえば、食道がん、胃がん、大腸がんにおける内視鏡治療の権威である大圃氏によると、がんは早期に診断し、内視鏡で治療ができれば理論上完治するにも関わらず、検査もせず、進行してから来院というケースが多々あるようです。
早期に発見するためには定期検査が肝心です。そして、もしもの時にはその状況にあった病院、医師を紹介してもらうことが重要です。
第17代WBC世界スーパーフライ級王者の川嶋勝重(かわしまかつしげ)さんも家族のがんで悩みましたが、早期発見のおかげで現在は再発もなく夫婦円満に暮らしています。
※撮影は川嶋氏がオーナーをつとめるジュエリーサロンにて。
※医師が必要と判断した追加検査や治療にかかわる費用は実費となります。
※本サービスの有効期間は検査キット購入から半年以内です。
DEMECAL検査キットを購入する
検査キット到着後、自己採血
採血した検体を専用封筒に入れて返送
専用の研究室で血液検査
検査結果はウェブで閲覧可能です※あわせて郵送でも検査結果はお送りします。
南淵先生(昭和大学教授)は言わずと知れた日本屈指の心臓外科医。これまでに幾多の難手術に取り組み、数千人の命を救ってきました。
「一刻を争う病気であるほど「検査の予約をするのでまた来月来てください」という悠長な対応は問題外。「自分の専門分野であれば即検査、即対応。もし僕の領域外の病気だと判断したら、すぐにその場で対応してくれる医師に連絡をします。」と南淵先生は語ります。
そして、自身の経験や技術、実績ではなく「チーム力」も重要であると言います。「僕は決して万能な医者で名医と思ってはいません。患者の命を任されるという厳しい状況下で、私を含め看護師、同僚、臨床工学技士それぞれがきちんと自分の役割を全うしてくれる。同じ想いで仕事に取り組める仲間がいる僕のチームは、間違いなく世界トップクラスです。」
「僕は、『手術をしてほしい』と言ってくれる患者さんがいる限り、心臓外科医であり続けます。僕の仕事は心臓の手術をする事。すぐ結果が出る分、うまくいけば達成感が得られますし、患者さんに感謝される事でやりがいも感じています。世界で一番上手と言われないまでも、上手に手術して患者さんの笑顔を見る事が、僕が心臓外科医として与えられた使命だと思っています」
1958年大阪生まれ。奈良県立医科大学医学部卒業。奈良県立医科大学第三外科(心臓血管外科)に入局。オーストラリアセント・ビンセント病院、国立シンガポール大学付属病院、新東京病院、湘南鎌倉総合病院、大崎病院東京ハートセンター・センター長などを経て、昭和大学横浜市北部病院循環器センター教授。心拍動下(オフポンプ)冠状動脈バイパス手術のスペシャリストとして年間200例以上を執刀する現役の心臓外科医。
当協会からDemecal検査キットを購入する
到着後、半年以内に自宅で検査をする
検査後は、所定の方法で血液を郵送してください。
「もしも」の時、すみやかに当協会まで連絡を
「医者の不養生」という言葉もあるように、医師は自身が検診を受けることについて、なかなか積極的ではないかもしれません。しかし私は、大企業の関連病院にいたこともあり、毎年がん検診は欠かさず受けていました。そして、60歳のときに受けた検診の後、1週間ぐらいしてきた連絡に、「嫌な予感」がしました。「これ、もしかしてがんが見つかったかな」と。進行していたがんだったら、転移なんてしていたらと、不安になったのを覚えています。
担当の消化器内科医から病状の説明を受けると、嫌な予感は的中。胃がんでした。
しかし、不幸中の幸い直径4ミリほどの早期胃がん。すぐに内視鏡治療を受けました。執刀医は当院でいちばん内視鏡治療の実績がある医師。私は外科医の一人として、腕や実績、それに症例数をみますので、すべてお任せしました。4ミリの胃がんを見つけてくれたのも彼でした。結果、胃がんは取り除かれ、今まで再発もありません。
前立腺がんが見つかったのは、その2年後です。こちらも検診で見つかりました。開腹手術を受け、早期だったおかげで、がんは完全に取りきれ、こちらも再発はありません。医師の立場としてがんに罹ったからこそ強く言えます。早期発見に勝る治療はありません。そして早期発見に大切なのは、定期的な検診を行うこと。見つかったら、しっかりとした病院、そして何よりも腕と実績、症例数という多くの経験を積んだ医師のもとで治療を受けることが肝心です。
1972年東京大学医学部卒。75年東京大学医学部第二外科入局。2013年3月までNTT東日本関東病院 副院長・外科部長。90年米ハーバード大学外科教室留学。94年中国上海医科大学客座教授併任(3年間)。日本環境感染学会理事長。NPO法人キャンサー・ネット・ジャパン代表理事。SSIサーベイランス研究会代表世話人など役職多数。
主な著作に『消化器疾患ビジュアルブック』(共編・学研メディカル秀潤社)などがある。