さっき食べたばかりなのに、すぐに空腹を感じてしまうということはありませんか？それは食べるとかえってお腹が空く食品を食べているのかもしれません。すぐお腹が空いてしまうと一人前の食事では満足できずに、つい間食をしてしまい食べ過ぎの原因にもなってしまいます。
そこで、食べると逆にお腹が空きやすくなる食品をご紹介します。
食べてもすぐにお腹が空く理由
そもそも、食べたばかりなのにお腹が空いてしまうのは、どのような理由があるのでしょうか。
食事が炭水化物や糖質中心に偏っていると、急激に血糖値が上がっていきます。その後、インスリンが出て血糖値は下がるのですが、この血糖値の乱高下によって「空腹になった」と脳が誤って感じてしまうことがあるのです。これが食べてすぐにお腹が空いてしまう理由です。
食べるとお腹が空く食べ物
１．食パン
精製小麦粉を使った食パン。出来立てでふわふわのパンは、1枚食べると、もう1枚食べたくなります。
しかし、パンは栄養的にはあまり価値がありません。それどころか、研究によると、食パンを多く食べる人は食べない人よりも肥満になる確率が40％高いそうです。
パンを食べるときは、なるべく全粒粉を使ったものすると良いようです。
２．清涼飲料水
甘い清涼飲料水は驚くほど、ぶどう糖や果糖が含まれています。
ぶどう糖を摂ると、食欲を促進させるホルモンが抑制されるため、満腹感を与えてくれますが、一方で果糖を摂ると、この効果がなく、空腹感がそのままになり、食欲が増進してしまうのです。
清涼飲料水での果糖の摂りすぎはマイナス効果しかありません。
３．野菜・果物ジュース
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健康のために、野菜と果物を使ったジュースを飲む人がいると思います。
しかし、繊維をすべて取り除くタイプのジュースでは、糖分の高さで血糖値が上下し、お腹が空いてしまうのです。
飲むなら繊維などもすべて含まれたスムージーを作りましょう。プロテインのパウダーやピーナッツバターなどを混ぜるとより腹持ちが良くなります。
４．アルコール
アルコールが食欲の増進に関係していることは長い間いわれていましたが、さらに、アルコールには食べ物をよりおいしく感じさせる効果があることが挙げられています。
また、アルコールが食欲を増進させるという効果があるために、余計に多くの量を食べてしまうことも考えられます。
解決法としては、酒の席で1杯目を注文する前に食事をいくらか食べてしまうことです。乾杯のあとほとんどグラスには手をつけず、胃に食べ物を入れてしまいましょう。
５．スナック菓子
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小腹が空いたとき、塩分の多いおやつをつまみ食いしていませんか？
塩分の多いスナック菓子は、消化の早い炭水化物を使っていることが多く、血糖値の上下が激しくなります。それだけでなく、塩辛いものを食べたら今度は甘いものが食べたくなってしまいます。
小腹が空いたときには、塩分の少ないナッツ類などを口に入れるのが健康的です。