dnsyo - 500のDNSサーバを使ってドメインの状態をチェック

サーバを移転したり、新しいサービスを立ち上げる際に必要なのがドメインです。ドメインがちゃんと指定したサーバに向いているかどうかは気になる方が多いでしょう。昔は数日かかっていましたが、今では数時間で殆どのDNSサーバに伝搬されます。

そんなDNSの状態をチェックできるのがdnsyoです。

dnsyoの使い方

例えばGoogleの場合。オープンになっている500のDNSサーバに問い合わせてくれます。

$ dnsyo google.com
INFO:root:Updating resolver list file
Status: Queried 500 of 500 servers, duration: 0:00:15.854336

 - RESULTS

I asked 500 servers for A records related to google.com,
209 responded with records and 291 gave errors
Here are the results;


2 servers responded with;
216.58.200.46

3 servers responded with;
74.125.68.100
74.125.68.101
  :

意外とレスポンスがばらばらだったりします。次にMOONGIFTの場合。

$ dnsyo www.moongift.jp
Status: Queried 500 of 500 servers, duration: 0:00:14.085495

 - RESULTS

I asked 500 servers for A records related to www.moongift.jp,
232 responded with records and 268 gave errors
Here are the results;


232 servers responded with;
133.242.183.43
  :
188 servers responded with;
Server Timeout

半分のサーバが同じ結果です。しかしノーレコードのサーバも多数ありました。

dnsyoを使えば新しく設定したドメインがちゃんと伝搬されているか分かるようになります。当サイトのドメインはずっと変更していませんが、それでも半分のサーバに満たない（タイムアウトが多い）ので、200を超えれば十分かも知れません。

dnsyoはPython製のオープンソース・ソフトウェア（MIT License）です。

YoSmudge/dnsyo: Check your DNS against over 1000 global DNS servers