mokaです。
フルートを本格的に始めて1年目、フルート初心者の私ですが、今年中に100万円のフルートを買うことを目標に日々練習に励んでいます。
というわけで、先日、フルートの試奏に行ってきました!
因みに私が今使っているのは20万円ほどの洋銀製のフルートです。
試奏に行ってきたよ!
100万円のフルートを吹かせてもらったのには、高いフルートを吹いてみたかったというミーハー心もありますが、きちんと理由がありまして…。
実は今回フルート試奏に来る前に、先生にフルート選びについて相談していたんです。
先生、私フルートを今後買い替えたいと思っているんですが、おすすめってありますか?
ソルダード・トーンホールかな~100万円くらいするよ~
ちょっと記憶があいまいですが、確かこんな会話をしました。
つまり、フルートのトーンホール(穴)の作り方に違いがあるらしく、ソルダードトーンという作り方のフルートだと、吹き心地がかなり変わるのだとか。
ですが、金額もそれなりにするようです。
それでも一生使えるフルートを選びたかったので、思い切って100万円のフルートを試奏させてもらうことにしました。
【2017年2月更新】可愛くて和む先生とおすすめのフルート楽譜を紹介するよ!
100万円のフルートを吹いてみたよ!
吹かせてもらったのは、ムラマルフルートのSRモデルと、サンキョウフルートのPure Silver。
憧れの総銀製です!!
初めてソルダード・トーンホールモデルのフルートを吹いてみたのですが、
お・・・・重い!!
作りが違うからか、持ったときに重厚感がありました。
吹いてみると・・・・
音が全然違う!!響きが違うし、吹き心地もすごくいい!
他にも60万円ほどのフルートも吹かせてもらったのですがアマチュアフルート吹きの私には正直違いがよくわかりませんでした。
ですが、100万円のフルートにした途端、素人耳の私にも、音も吹き心地もガラっと変わったのがすぐにわかりました。
フルートのメーカーの違い
私はピアノといえばYAMAHAというイメージがありますが、フルートを作っているメーカーにもいろいろあります。
YAMAHAはもちろん、ムラマツ、サンキョウ、ミヤザワ、パールなどなど・・・。
今回はムラマツとサンキョウを吹かせていただきましたが、メーカーによって全然吹き心地や吹いたときの音が違いました。
ムラマツは落ち着いた、重厚な音色。
サンキョウは、明るくて、太陽サンサン!みたいな音色でした。(語彙力・・・)
あくまでも私の感想ですが、万人受けするのはムラマツで、サンキョウは人を選ぶようなイメージでした。
私はどちらかといえば、サンキョウフルートの音色が明るくて、吹いてて気持ちが良かったです。
ムラマツフルートは、かなり人気があって品薄らしく、注文してから作りは始めるとのことで、1年以上は待たなければいけないのだとか。
こちらの動画も、とても為になるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
カバードキーかリングキーか
フルートには、指を抑えるキーの部分が、ふさがっているものと、穴が開いているタイプのものがあります。
音が出しやすいのはカバードタイプのもので、私もそちらを使っています。
リングタイプでなければ吹けない演奏方法もあるようですが、先生や、フルート仲間に話を聞いたところ、
アマチュアが趣味で吹く程度であれば、カバードでもリングでも特に関係はなく、音や吹き心地の好みで選べばいいとのことでした。
ですが、リングキーはやはり音を鳴らすのが難しく、カバードしか吹いたことのない私は、試奏の段階で違いが分かるほどの音がなかなか出せず・・・。
店員さんに聞いたところ、カバードの人がリングキーで満足に吹けるようになるには、毎日練習して2週間くらいかかるようです。
ですが、個人的には、カバードよりリングキーの方が吹いたときの振動がダイレクトに指に伝わってくることと、音が明るく聞こえる、ということから、リングキーのほうが好きだという印象を受けました。
ですが、カバードでもすごく綺麗な音を出す人もいますし、ここは完全に好みで選べばいいのかな、と思います。
結論:やっぱり100万円のフルートが欲しい!
やはり大金ですので、かなり迷っていましたが、今回試奏させてもらったことで、決心しました。
100万円のフルート、やっぱり良いです。
これから趣味としてずっと吹き続けていくのであれば、一生のお付き合いになるフルートとして、1本良いものを買ってもいいのかな、と思いました。
もちろん今のフルートもとっても愛着がありますし、自分の技術を磨きながら、ゆっくりフルート選びをしていきたいと思っています。