カメラ女子必見!和歌山マリーナシティのポルトヨーロッパで、SNS映えするオシャレ写真を撮ろう
「ポルトヨーロッパ」は、和歌山県和歌山市にある「和歌山マリーナシティ」内のテーマパーク。日本にいながら、まるで海外のような街並みを散策できるとあって、カメラ女子に大人気の撮影スポットになっています。ここで撮った写真をSNSにアップすれば、みんなからの「いいね」がたくさん集まるはず!そこで今回は、思わずSNSにアップしたくなる、オシャレな写真撮影に挑戦する旅に出かけました。
旅の合言葉は「オシャレな写真を撮ろう」!?
写真を撮るときは、SNS映えするかどうか、インスタジェニックかどうかをまず考えてしまうという人も多いのでは?
「ぐるたび」カメラマンのニッシーが写真の先生となり、三重美少女図鑑のモデル・山内ゆかさんと旅しながら、SNS映えする写真撮影のコツをレクチャーします。
「SNSやってる?」
「もちろん。愛犬のプードルがかわいくって、スマホで撮ってはインスタにアップしてます。今日はオシャレな写真がいっぱい撮れるように、カメラも借りてきました!」
今回ご紹介する「ポルトヨーロッパ」は、オシャレな写真を撮るには絶好のスポット。この記事を読んで「ポルトヨーロッパ」に行けば、誰でも簡単に「カメラ女子」デビューできちゃう(はず)。
さあ、前置きが長くなりましたが、旅のはじまりです。
カメラ片手にレッツ!「ポルトヨーロッパ」
一般的なテーマパークや遊園地は、入園するのに料金が必要な場合がほとんど。しかし、ここ「ポルトヨーロッパ」は、なんと入園無料。乗り物などのアトラクションにはそれぞれ料金が必要ですが、街並みを散策したり、写真を撮るのは、タダ! 無料で楽しめちゃうんです。
「さあ、先生どこから回りますか?」
「まずは『遊園地ゾーン』へ行こう」
「? 今日はオシャレな写真を撮るんじゃないんですか? てっきり街並みが素敵な『ポルトヨーロッパゾーン』に行くのかと…」
「まあ、いいから」
先生として頼りにされるカメラマン・ニッシーの先導で、まずは遊園地ゾーン「パークパシフィーク」へ向かいます。
「わぁ~。遊園地って、やっぱり来るだけでワクワクしますね♪」
乗り物を見てははしゃぐ、ゆかちゃん。早速カメラのファインダーを覗いて、被写体を探しだしました。
ニッシーは見向きもせず、観覧車へと一直線。
「先生わかりました! 観覧車からの景色を撮るんですね♪」
マリーナシティの景色はもちろん、和歌浦の海を一望できる観覧車「WAKKA」。
32台のゴンドラのうち、2つだけ「シースルーゴンドラ」という全面透明なゴンドラがあり、これに乗れば360度パノラマの景色を楽しむことができるんです。
一同は、この「シースルーゴンドラ」に乗車。
「わ~ きれい!」
ゆっくりと上っていく観覧車にあわせて、眼下に広がる和歌浦のきれいな海と「ポルトヨーロッパ」の街並み。
建物の屋根の赤レンガと白壁に海。赤、青、白のコントラストが美しい景色が広がります。
「先生、どう撮ればいいですか?」
「ここは景色は最高だけど、撮影ポイントとしては、ちょっと…」
「え~? こんなにきれいなのに?」
「観覧車に乗ったのは、街全体を下見するため。そのほうがこのあと撮影しやすいでしょ」
ニッシーいわく、この観覧車から写真を撮影するのは、ガラスの反射や写り込みなどの技術的な面で、ちょっと難しいんだとか。ひとまずここは、おとなしく最高の景色を楽しみながら、街の全貌を把握しましょう!写真撮影をするときに、効率よく街を散策できますよ。
どこにレンズを向けても絵になる 「ポルトヨーロッパゾーン」
遊園地ゾーン「パークパシフィーク」との間に流れる運河に架けられた橋を進んでいくと、
ゆかちゃんは、さっそく自撮りで一枚。
橋の先には、噴水がある石畳の広場が広がっていました。
「すご~い。日本じゃないみたい!」
「ほんと。これは、どこにレンズを向けても絵になる! 先生いらんわ(笑)」
2人も思わずテンションアップ!
噴水から放射状に広がっていく石畳。建物はレンガ造りで、きれいなアーチが印象的な入り口など、異国情緒にあふれています。
「お~。これで、自撮りもできるんだ♪」
ゆかちゃんが何やら「PhotoSpot」と書かれた円柱台を発見。
園内には、随所にこの「PhotoSpot」が設置されていて、自撮りができるようになっています。
そして、「オシャレ写真」をめざした、ここでの一枚がこちら!
「先生、この写真はどうでしょう?」
「うん。なかなかいい感じ。まあ何はともあれ、どんどん撮っていこう」
頼りがいがあるんだか、ないんだかの先生に見守られながら、一同は噴水広場を後にして、街並み散策に向かいました。
めぐるたびに新たな表情を見せる街並み。写真撮影に熱中!
見どころいっぱいの「ポルトヨーロッパゾーン」ですが、意外にもさらっと回るだけなら、小一時間もあれば十分一周できるくらいの広さ。
あまりに広大だと回るだけで疲れてしまうし、狭すぎては物足りない。
実際、散策してみると、この広さが絶妙なんです。
「こっちの路地裏は、なんかイタリアって書いてある~」
さらに街全体の調和を保つためか、その表情は、注意していないと気づかないぐらい自然に、やんわりと変わっていきます。これが散策していると、とても心地良いんです。
探検心をくすぐる素敵な街並みに、ついつい写真撮影に熱中する一同。
「う~ん。先生!なんか私が撮るといまいちなんですけど、この写真はどうですかね?」
先生いわく、写真の主役となるものを意識すると、しっくりくる構図が作りやすいとのこと。いまいち写真の構図が決まらないというときは、写真の主役にしたいものは何なのか考えてみると、解決の糸口がみつかるかもしれませんよ。
「さらにいうと、無理に正方形にこだわりすぎずに、縦構図にしてあげると人魚っぽさや迫力もでるよ」
しかし、2015年8月のアップデートにより、インスタグラムはスクエア制限がなくなり、縦長や横長の写真をそのまま投稿することもできるように。
もちろん感じ方や考え方は人それぞれ。スクエア型だからこそ映える構図もたくさんあります。しかし正方形にこだわらず、縦長や横長の構図にしてみるのも、表現の幅が広がるので、オススメです。
先生はと言うと…
「ゆかちゃん。ちょっとそこ、ゆっくり歩いてみてくれる?」
先生の写真講義も徐々にヒートアップ!
各々で街並み散策を楽しみながら、撮った写真について語らう。こういう旅もいいもんです。
そんな街並みに、時間も忘れて写真撮影に没頭してしまっていました。
みなさんも「誰が今日イチバンのオシャレ写真を撮れるか」対決してみてはいかがでしょうか?
旅の成果披露「フォトギャラリー」
コスプレにお店散策…。楽しみ方は人それぞれ!
やってきたのは、園のまさに中心あたり。イタリアの路地のような雰囲気のある「ピアッツァダンテ」と呼ばれる小広場の脇に、ひっそりと店を構える「Felice(フェリーチェ)」。ここでは、ヨーロッパの民族衣装を着て、撮影してもらえる「変身撮影体験」(1人1,600円・税込、写真1枚付き)ができるんです。
ほかにもいろいろな衣装があるので、変身撮影体験も楽しんでみては。
Felice
和歌山県和歌山市毛見1527 (和歌山マリーナシティ、ポルトヨーロッパ内)
[営業時間]土日祝のみ、10:00~17:00
[変身撮影体験料金]1人1,600円(税込、写真1枚付き)
0570-064-358
こちらには、ソファー席のあるカフェスペースもあり、街の散策に疲れたときの、ひと休みにぴったりです。
園芸茶房
和歌山県和歌山市毛見1527 (和歌山マリーナシティ、ポルトヨーロッパ内)
[営業時間]10:00~17:00
[定休日]ポルトヨーロッパの閉園日に準じる
0570-064-358
癒し力抜群!動物とのふれあいもできる「ポルトヨーロッパ」!
実は、今回ご紹介した「ポルトヨーロッパ」は、ペットと一緒に入園可能。さらに、観覧車にもペットと一緒に乗ることができるほか、ペット同伴OKの屋外テラス席があるレストランがあるなど、愛犬を連れて訪れても楽しめるようになっています。
かわいい愛犬を連れてヨーロッパの街並みをお散歩なんて、想像しただけで、シャッターチャンスいっぱいです。
「うちの子も連れてくれば良かった~。今度は連れてこよ」
ゆかちゃんが悔しがります。
いろいろな動物にエサをあげて、間近でふれあうことができるんです。
差し出したニンジンに、かけ寄ってくるウサギのなんとも愛らしいこと。
動物たちの仕草に、自然と顔がほころんでしまいます。
おしゃれなヨーロッパの街並みもいいですが、かわいい動物の一枚を狙ってみるのもオススメです。
わくわくふれあい動物村
和歌山県和歌山市毛見1527 (和歌山マリーナシティ、ポルトヨーロッパ内、パークパシフィークゾーン)
[営業時間]10:00~17:00(最終入場は16:30)
[入場料金]大人・小人(3歳以上)共通1人400円(税込)
※エサやり体験は別途料金が必要。その他詳しくはホームページをご覧ください。
[定休日]ポルトヨーロッパの閉園日に準じる
0570-064-358
先生いわく、
「オシャレな写真を撮るポイントは、考えずに感じること。『ポルトヨーロッパ』に来て、感じるままにシャッターを押せば、絶対いい写真が撮れる!」
だそう。
……結局、最後は自分の感性を信じて撮れば、それがベストショットってことですね。
みなさんもぜひ「ポルトヨーロッパ」に来てオシャレな写真撮影にチャレンジしてみては。
ポルトヨーロッパ
和歌山県和歌山市毛見1527 (和歌山マリーナシティ内)
[入園料金]無料※アトラクションの利用は有料。
[閉園日]年2回メンテナンス休業、火曜日は不定でアトラクション運休日あり。詳しくはホームページをご覧ください。
0570-064-358
James
イギリス人と日本人とのクォーター。大学では工学部、情報システムを専攻したかと思えば、ミュージシャンとしてギタリスト、MC、DJとして活動。TVやラジオなどでも活躍。その後(株)アドビジョンにて、デザインやコピーライティングなどマルチに活躍。バックグラウンドを活かした独自の視点が人気のライター。
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