このブログ、アフィリエイト収益だけで月60万円とか上がるんですけど、それでも僕はアフィリエイトにフルコミットする気になれないんですよね。
セールスライティングを意識したアフィリエイト記事は10本ちょっと程度しかありません。もっと気合い入れて記事量産すればさらに稼げるんでしょうけど、そこにリソースを割くくらいなら別の収益化方法を追求したいと思っちゃうんですよ。
今日はその理由についてお話しします。
アフィリエイトはグーグルの気分次第
先日、グーグルの検索アルゴリズムの大規模なアップデートがありました。当ブログのコンテンツはたまたまグーグルから悪評価は受けなかったようで、全体的なPVも微増でした。ところが、僕が主宰するオンラインサロンのメンバーには、PVが半減どころか、ひどい場合は7割減食らった人だっていました。もちろん、収入もそれに応じて激減しています。
僕は「今のところ」グーグルが高い評価を与えるとされている、「一次情報を多く含んだコンテンツ」で勝負しているため大きな被害がなかったものと思われますが、今後、どのようなアップデートがやってくるかはわかりません。
最悪、僕のブログだけ検索圏外へぶっ飛ばされることもあり得るだろうと思っています。
アフィリエイトビジネスはまさに砂上の城なんです。「ブログは記事を書けば書くほど資産にとして積み上がっていくんだ!」と豪語する人もいます。確かに資産っちゃ資産なんですが、割と簡単に消滅するんですよね。ビットコインあたりの方がまだ資産としての安定性は高いんじゃないでしょうか。
アフィリエイトに人生かけても報われない可能性めっちゃありますよということです。僕がグーグルの検索アルゴリズム改変について意見できるならまだしも、グーグルはいちブロガーの気持ちなんて無視して、マイペースにどんどん世界のルールを変えていってしまうわけですからね。
アフィリエイトは地獄の後出しじゃんけん
僕はアフィリエイトもといSEOは「地獄の後出しじゃんけん」と呼んでいます。やればやるほど消耗戦に突入していきます。現在、検索で上位表示を狙うためにやることは、狙ったキーワードで現在上位に表示されているどの記事よりも網羅性が高く、一次情報を多く含んだコンテンツを提供することです。完全な相対評価でかつ後発優位が成立しているので、後出しじゃんけんなわけです。
僕らはニーズを丁寧にリサーチして最適な資料を提供しさえすれば、簡単に稼げてしまいます。ところがそれは、「自分より後にコンテンツを提供する人」にとっても同じことが言えてしまいます。
つまり、アフィリエイトで稼ぐということは、血で血を洗う熾烈な競争の世界に身を置くということなんですよ。資料作成が上手い人なんて世の中には死ぬほどいますからね。
コンテンツに一次情報を多く含めば差別化はできますが、商品やサービスについての一次情報なんか今時誰でも時間さえかければ取得できるし、現在「リアルな体験談」で稼げているブロガーの相対的価値が薄れて稼げなくなることだって可能性として十分ありえます。
アフィリエイトに依存しない稼ぎ方をしよう
僕は「人生逃げ切りたい」というすごく意識の低い目標に対して、意識高く取り組みたい派なんですよね。沢山の稼いでるWebサイトを研究してセールスライティングのスキルを身につけたのも、人生逃げ切りたかったからです。いま、アフィリエイトは確かに稼げます。しかも割と少ない作業量で。現に月間60万円のアフィリエイト収益のほとんどを上げているのはわずか4~5記事ですからね。
ところが、これまでに述べた通り、アフィリエイトだけでは人生逃げ切れません。どこまで行っても日銭稼ぎにすぎないから。これはネット物販であってもビットコインであっても同じ。この問題は、最終的に「自分のサービスで収益化する」という方法で解決せざるを得ません。
つまり、プラットフォームを自分でつくってしまうということです。オンラインサロンなどもその一つです。
僕らは、「安定的に稼げるビジネスなど幻想である」という認識のもとスモールビジネスに取り組んで生活費を稼ぎつつ、同時に個人の信頼を蓄積していかなければなりません。最終的に「自分のサービス」に流し込むために。
その最適な方法を常に模索していきたいと思っています。