2017年4月23日（日）

モンハンオーケストラ“狩猟音楽祭2017”が大阪、東京で8月開催。『MHXX』遺群嶺やバルファルクの設定解説

　4月23日に東京のアキバ・スクエアにて、カプコンの『モンスターハンター』シリーズのイベント“モンスターハンター頂上大会2017”東京大会が開催された。

　会場では、3DS『モンスターハンターダブルクロス』の最速タイムを競う“狩王決定戦”、“親子ハンター日本一決定戦”、“女子ハンター日本一決定戦”に加えて、3DS『モンスターハンターストーリーズ』の絆王決定戦が行われる。イベントは事前応募制で、仙台大会は5月8日、札幌大会は5月15日が締切となっている。

　東京大会は新情報の発表に加えて、開発者によるチャレンジクエストや、世界観講座が行われたので、そちらの様子をお届けする。

新情報紹介

　会場のグッズ販売コーナーでは、頂上大会のオリジナルグッズを販売中。ショルダーバッグは蓋を外せるタイプで、使い分けができるという。他には、ピンズとラバーブレスレットとステッカーがセットになった『バッジセット』、限定Tシャツ、限定ジャージが用意されている。

　『モンスターハンター』のオーケストラコンサート“狩猟音楽祭2017”が、8月に大阪と東京で開催される。8月11日にはオリックス劇場で、8月26日には東京国際フォーラムの予定。チケットの先行予約は4月27日よりモンハン部で受付となる。

　人気アプリ『パズル＆ドラゴンズ』とのコラボが5月1日10時から配信される。素材が出てきたり、さまざまなモンスターが登場したりと、かなり力の入ったコラボになっているとのこと。

　“リアル集会所”第2弾が4月25日より上野と大阪で行われる。これにあわせて、一部メニューが追加となる。モンハン部会員は会員画面を見せると、来店時に1つスタンプをもらえる。

　人気のALOOKとのコラボメガネの予約が4月26日～5月7日に行われる。開発メンバーがしっかり監修した6種類がラインナップされている。先行予約でノベルティがプレゼントされる。

　明日4月24日からセブン-イレブンのセブンスポットにて、『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』のコラボクエストが先行配信。イベントクエストとギルドカード、称号が配信される。

　あわせて、4月24日からは“急募・炭鉱採掘求む”が配信される。G級のクエストで、燃石炭以外にもお守り系アイテムを採掘できるようだ。

開発者チャレンジクエスト

　『MHXX』の小嶋慎太郎プロデューサーの紹介で、シリーズプロデューサーの辻本良三さん、市原大輔ディレクター、平岡拓朗メインプランナー、土谷昇プランナーが姿を見せた。土谷プランナーは以前に“狩王決定戦”に出場。その縁でカプコンを受けて入社し、『MHXX』ではプランナーとして作業しているとのこと。

　辻本さんが持ってきた『MH大タル爆弾リュック』は、7月27日に発売される新商品。7,800円＋税だ。

　挑戦したのは、獰猛化ディノバルドの狩猟。制限時間は10分以内だ。見事クリアしたら、現在行われているツイッターキャンペーンの“金のたまご”に“プラチナのたまご”が追加される。また当日会場で行われたプレゼントコーナーでの賞品が追加されるという。

　ディノバルドに出会うや、エリアルスタイルのハンマーで背中に乗っていく辻本さん。そこから爆弾を設置する一同に対して、背中に背負っていた『MH大タル爆弾リュック』を机に配置して、会場の笑いを誘っていた。

　市原さんが睡眠弾で寝せた後、土谷さんは大剣のため斬り後に爆弾を当てようとしたが、爆弾は外れてしまう。それをフォローするように、落とし穴、麻痺からのめまい状態でダメージを与えていく。

　辻本さんがダメージを受けて「やばい！　やばい!!」と叫び声が聞こえると、広域化を付けている平岡さんが回復薬を飲んで、しっかりフォローしていた。

　シビレ罠から2度目の乗りを成功させたが、残り時間は2分に。ここで攻撃に集中しすぎたのか、土谷さんが力尽きて残り1分を迎える。あせったメンバーは捕獲を試みるが、罠の手前でディノバルドがステップして、罠に入らない。やっと罠にかかったが体力がまだ残っているようで、捕獲用麻酔玉を当てても捕獲できず。

　残り10秒となりカウントダウンが始めた時にあせったのか、辻本さんがやられてしまう。さらに釣られるかのように市原さんも力尽きてしまい、まさかのクエスト失敗となった。

　失敗に凹む4人は「見えていたビジョンと違う！」や「ディノバルドは強かった！」とコメント。これに対して、小嶋さんは1つ目の会場から縁起が悪いということで、開発メンバーが自腹で買い取りをしてユーザーにプレゼントすることを宣言。続けて「次の会場からはしっかり練習してきて」とメンバーに檄を飛ばしていた。

世界観講座

　『MHXX』の世界観やモンスターの生態を解説する、このコーナー。今回は新たに登場した“遺群嶺”について説明がされた。

　この“遺群嶺”の存在はギルドも認識をしていたが、これまで来ることができなかった。龍識船が近くまで来られるようになり、そこから小型艇で来られるようになったために、探索が進んでいるようだ。

　さまざまなところで見かける“灼けた甲殻”は、バルファルクの甲殻の一部が剥がれ落ちたもの。爪の先からは龍属性のブレスを出すため、甲殻に負荷がかかる。さらに甲殻は移動にも影響するため、代謝が早く、つねに新しいものにするため、よく落ちてくるようだ。

　フィールドで空を見上げると、たまに赤い星のようなものが見えることがある。この赤い星のようなものが見えると甲殻が落ちているため、遠くを飛んでいるバルファルクだと推測されているとのこと。

　“灼けた甲殻”は、龍識船や龍歴院に持っていくことでさまざまな研究が進み、機能が拡張される。その中にはアイテムボックスの拡張やアイテムお届け隊などがあるため、まだの人は活用してみては？

　“遺群嶺”では遺跡のあとのようなものが見られる。人が住んでいたのかはわからないが、なんらかの信仰があったと推測される。遺跡の建造物をよく見ると、バルファルクと思われるレフーフが刻まれているようだ。

　バルファルクは古文書にでてくるような遠い昔に発見されたという記録がある。“天彗龍”という2つ名は、一定周期で現れるために“彗星”から付けられているようだ。なぜ最近になって活動が活性化したのかは不明だが、エリア9にある赤いラインが関係していると推測されているという。「この場所には龍属性を活性化される何かがあり、バルファルクが元気になったのでは？」と開発メンバーは説明していた。