JR東海30年 記念のイベント
JR東海が発足して30年になったのを記念して、名古屋駅の周りを歩きながら鉄道の施設を見て回るイベントが開かれました。
このイベントには、家族連れなど7000人余りが参加し、参加者は名古屋駅を出発して鉄道の施設を見ながら約5キロのコースを歩きました。
列車の保守や整備を行う車両区では、初めて中の様子が一般に公開され、昭和10年ごろから使われ続けている転車台で列車の向きを変える作業が実演されました。
また、レールの溶接作業も披露され、作業員たちがレールとレールをつなぎ合わせるために溶かした金属を流し込んだあと表面を整えていき、参加者は鉄道の仕事を間近で見ることができました。
参加した女性は「転車台を近くで見る機会はこれまでなく、子どもと一緒に来ましたが、親の方が夢中になりました。とても迫力がありました」と話していました。