資格試験は短期決戦!
時間がない中で、手っ取り早く目標を達成して、他のことにどんどん時間を作っていたきたい。
という人に向けて、今日は私が3ヶ月でTOEIC700点をとった勉強法とスケジュールを紹介します。
私の場合はTOEICの勉強をはじめる前の点数が400点でした。
そこから300点アップさせて700点をとることができました。
ですので、今日ご紹介するのは現状300~400点の方向けの勉強法とスケジュールです。
TOEIC700とはどれくらいのレベルか興味がある方は下記を参照してください。
目次
0.使用する教材
使用するのは以前ご紹介した5つの教材。
- 公式TOEIC Listening & Reading 問題集2(3,024円)
- いきなりスコアアップ! TOEIC(R) テスト600点英文法集中講義(972円)
- TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)(961円)
- 究極のゼミ Part 3 & 4 究極のゼミシリーズ(2,484円)
- 新TOEICテスト 文法問題 でる1000問(2,484円)
五冊で合計9,925円。
飲み会2回分我慢すれば、十分用意出来る額です。
TOEIC700点と飲み会2回。
どちらが大事かは人次第ですが、後に得られる効果を考えれば答えは明白でしょう。
1.現状の英語力を知る
まず最初にやって頂きたいのは公式問題集を使って、現状のTOEIC力を知ることです。
公式問題集は本番同様と同じ分量の問題が2時間分収録されています。
また、点数換算表もついていますので、そちらを用いて現状の自分の見込み点数を知ってください。
そして、同時にTOEICがいかに時間が足りないテストかを知ってください。
TOEICは一般的に時間との勝負と言われています。
どんな上級者でも時間が足りなくなると言われるテストです。
恐らくどんなに英語力がある人でも初めて解いた時は時間がなかったと口にするはずです。
ですので、最初に下記の二つを知ってください。
- 現状の自分の点数を知る
- TOEICの試験時間の感覚を知ってください。
次にやって頂きたいのは復習です。
それもただの復習ではありません。
TOEIC満点講師で有名なヒロ前田さんが提唱している『3回チャレンジ法』をやってください。
引用:3回チャレンジ法と勘ボックス | TOEIC対策 疑問ひたすら100連発 by ヒロ前田
・1回目は本番と同じように受験。制限時間あり。
・2回目はじっくり受験。制限時間なし。
・復習
・3回目は時間制限あり。
最初は公式問題集を実際の試験と同じ条件で受験します。
そのあと、答え合わせをせずに制限時間なしで問題を問いてください。
リスニング問題も何回でも聴き直して良いです。
とにかく、自力でどれだけ点数を取れるのかを知ってください。
その際注意するのは下記の2点です。
- 単語を調べたり、教科書を使ったりしない
- 勘で答えた問題は正当とカウントしない
どんなに時間をかけてもよいですが、調べてはいけません。
それとなんとなくで正当した問題は誤答扱いとしてください。
TOEICが4択である以上、適当に答えても正解する可能性はあります。
本番はそれで点数が上がっても良いですが、勉強の段階ではそれらの問題も理解するまで復習する必要があります。
この2回目が終わった後に初めて正答率チェックと解説を読んでください。
1回目が最低2時間。
2回目が最低5時間以上はかかるでしょう。
なるべくここは時間を空けたくないので、しっかりと時間がとれる土日に固めて勉強しましょう。
ここは絶対に時間を作る必要があります。
そうしなければ、300~400点レベルから700点は厳しいです。
この問題集を徹底的に復習したら2ヶ月は期間をあけましょう。
2.文法と単語力の強化
模試が終了したあとは文法と単語の強化です。
英語の試験において点数を落とす要因は下記の4つです。
- 文法がわからない
- 単語がわからない
- 音が聞き取れない
- 文章読解が出来ない
シンプルですが、この4つが原因で失点します。
まず1,2を解消しないことには3,4を解消することができません。
確実に失点するとは言いませんが、勘の要素が高くなり、確実性が落ちます。
ですので、まず最初に文法と単語力を強化する必要があります。
問題に慣れるのはその後です。
私がおすすめした文法書と単語帳はコンパクトで持ち運び可能です。
通勤時や会社の休み時間などちょっとした時間を有効に使って基礎力を徹底的に高めましょう。
文法書は15の文法項目で100問、単語帳はハイレベル単語を除いて700単語。
こちらをそれぞれ最低3週やれば最低でも500点は取れるようになります。
1週間でそれぞれを1週。
それを繰り返し、繰り返しやってください。
他の教材を使いたくなるかもしれませんが、まずは3週間この2冊に集中してください。
ちなみにですが模試をやった後に、金フレを見るとかなり驚くと思います。
模試で見たことがある単語だらけなので。
細かい教材の使い方は教材編を参照ください。
3.リスニングを徹底強化
この時点で単語と文法力は固まっています。
最低700点を取る下地は出来ています。
あとはその力をテストで発揮する実践力を鍛えるだけです。
そのためにまずリスニングから強化します。
リスニングの方が点を取りやすいからです。
究極のゼミではTOEICのリスニングで点を取るためのテクニックが説明されています。
ですので、この教材を使ってやって欲しいのは下記の2点。
- 英語の音になれる
- TOEICのテクニックを身に付ける
TOEICもテストである以上、ある程度テクニックは必須です。
究極のゼミはその他のパート編もあるので、明らかに苦手なパートがあれば、参考にしても良いでしょう。
ただ、究極のゼミを一冊やり込めばTOEIC観が掴めます。
TOEICの出題傾向や、どこに着眼点をおけばいいのか。
実はTOEICにはTOEICあるあるというものが存在するくらい独特な世界観があります。
なので、これを掴めるかどうかで、テスト時の対応力が変わってきます。
「TOEICならこれが正解だろう、TOEICならこんな流れで話が進んでいくだろうな」
みたいな予測がつくようになります。
その予測力を養うためにはこの究極のゼミが欠かせません。
ですので、この教材を通して、音とTOEICなれしてください。
この教材を2週間かけて1週してください。
1週したらもう何周もして、問題を解く感覚を養いましょう。
それと並行して単語と文法の復習も続けてください。
最初の1ヶ月半はこれに費やしても十分です。
これだけで600点を取れるようになります。
4.TOEICの文章と問題の傾向になれる
最後に対策するのはリーディングです。
実はこの時点で皆さんはかなりリーディング 力も高まっています。
模試、単語帳、文法書、リスニングの問題を解くなかで多くの英語を読んでいるからです。
ですので、でる1000問を解く段階で驚くほど英語力が上がっているはずです。
あとはその高まった英語力を使ってどんどん問題を解いていきましょう。
パート7の長文問題を解いていないことに不安を覚える人がいらっしゃるでしょが、700点レベルであればパート7全てを解く必要はありません。
自分がわかる問題を正確に解いていけばいいからです。
ですので、まずはこのでる1000問を解いて短い文章を確実に理解する力を養いましょう。
この問題集も2週間でときましょう。
1,000問を2週間なので、1日約70問。
1問あたり20~30秒程度ですので、トータル2、30分前後です。
そこに復習の時間をもう30分。
トータル1日1時間です。
時間がない方は休日にまとめてやってもいいでしょう。
この段階まできたら復習するのは単語帳とリスニングの音声だけでいいです。
リスニングは問題は解かなくてもいいので、音声を聞く習慣だけはつけてください。
この時点で2ヶ月が経過。
これまででの勉強で700点を取ることは十分可能です。
5.公式問題集を覚えるまで解き込む
最後の一ヶ月は公式問題集の解き込みと、復習にあててください。
公式問題集はテスト2回分が収録されていますので、まずは最初にやったテストの3回目をやってみましょう。
二度解いた問題とは言え、2ヶ月ぶりに解いてみると意外に解けなかったりします。
ここでまずは自分が2ヶ月の間にいかに成長したかを実感してください。
相当自信がでてきます。
そして、残されたもう一つの問題を2週間前に解いてください。
本番と同じ日曜日の13時からときましょう。
模試を行うまでの過ごし方なども本番を想定してください。
起きる時間、朝・昼食、復習方法など、実戦さながらの状況にして臨みましょう。
注意点として、模試でどんな結果が出ても一喜一憂しないでください。
点が取れてても、取れなくても。
ここから2週間は復習に当てましょう。
この時点で自分が何が苦手で、何が得意かはわかっているはずです。
文法、単語、リーディング、リスニング。
700点レベルであれば、苦手箇所を潰すよりも得意箇所の精度高めることをおすすめします。
何よりも優先すべきはTOEICなれ。
騙されたと思って、公式問題集を何度も解きなおしましょう。
毎日リスニングの音声を聞いて、リーディング問題を音読。
とにかくTOEICの音声、世界観を脳にすり込んでください。
そうすれば確実に700点はとれます。
まとめ
5つの教材を3ヶ月みっちりやるだけでTOEIC700点をとることは可能です。
そのためにはしっかりとしたスケジュールと教材の選定が必要不可欠です。
ですので、騙されたと思って上記のやり方で取り組んでみてください。
確実に結果は出ます!
700点取る力があれば英会話には十分過ぎる基礎力はついています。
退屈な試験よりも楽しい英会話をして、本当の意味で英語を楽しみましょう。
それでは、さようなら!