ドルトムントの爆発で男逮捕 金銭的利益が動機か
k10010957511_201704221019_201704221033.mp4
サッカーのドイツ1部リーグ、ドルトムントの選手が乗ったバスが狙われた爆発事件で、ロシアとドイツの二重国籍の男が21日、逮捕され、男がドルトムントの株価が下がると利益を得られる金融商品を事前に購入していることから、ドイツの検察などは、金銭的な利益を得ることが動機と見て調べています。
ドイツ西部のドルトムントで今月11日、サッカー日本代表の香川真司選手が所属するドルトムントの選手たちが乗っていたバスの近くで3回の爆発が起き、選手1人と警察官1人がけがをしました。
ドイツの検察は21日、選手らを殺害しようとした疑いなどでロシアとドイツの二重国籍で、ドイツ在住の28歳の男を逮捕したと発表しました。
検察によりますと男は、上場しているドルトムントの株価が下がると利益を得られる金融商品を事前に購入しており、金銭的な利益を得ることが動機と見られるということです。
また、爆発のあった現場近くからはイスラム過激派の関与を思わせる犯行声明が見つかっており、検察などは、男が捜査を混乱させる目的で残したと見て調べています。
バスに同乗していたドルトムントのトゥヘル監督は記者会見で、「動機については心情的にも、理性的にも全く理解できない。事件の詳細が明らかになれば、私たちも苦しみを乗り越えていける」と述べ、捜査のさらなる進展に期待を示しました。
ドイツの検察は21日、選手らを殺害しようとした疑いなどでロシアとドイツの二重国籍で、ドイツ在住の28歳の男を逮捕したと発表しました。
検察によりますと男は、上場しているドルトムントの株価が下がると利益を得られる金融商品を事前に購入しており、金銭的な利益を得ることが動機と見られるということです。
また、爆発のあった現場近くからはイスラム過激派の関与を思わせる犯行声明が見つかっており、検察などは、男が捜査を混乱させる目的で残したと見て調べています。
バスに同乗していたドルトムントのトゥヘル監督は記者会見で、「動機については心情的にも、理性的にも全く理解できない。事件の詳細が明らかになれば、私たちも苦しみを乗り越えていける」と述べ、捜査のさらなる進展に期待を示しました。