ドルトムントの爆発で容疑者拘束 金銭的な動機か
サッカーのドイツ1部リーグ、ドルトムントの選手が乗ったバスの近くで爆発が起きた事件で、ドイツの捜査当局は21日、ロシアとドイツの二重国籍の男を拘束しました。男は、ドルトムントの株価が下がると収益が得られる金融商品を、事前に購入していたということで、捜査当局はテロではなく、金銭的な動機によるものと見て詳しく調べています。
この事件は、ドイツ西部のドルトムントで今月11日、サッカー日本代表の香川真司選手が所属するドルトムントの選手たちが乗っていたバスの近くで3回の爆発が起き、選手1人と警察官1人がけがをしたものです。
ドイツの検察は21日に声明を出し、選手らを殺害しようとした疑いで、ロシアとドイツの二重国籍の28歳の男をドイツ南西部で拘束したことを明らかにしました。
検察によりますと、男はドルトムントの株価が下がると収益が得られる金融商品を事前に購入していたということで、検察はテロではなく、爆発によって金銭的な利益を得ようとしたと見て詳しく調べています。
また、男は先月、選手たちが宿泊するホテルを予約し、今月9日から爆発があった道路が見える部屋に宿泊していたということで、捜査当局は、男が部屋から爆発物を遠隔操作で爆発させた疑いがあると見て調べています。
ドイツの検察は21日に声明を出し、選手らを殺害しようとした疑いで、ロシアとドイツの二重国籍の28歳の男をドイツ南西部で拘束したことを明らかにしました。
検察によりますと、男はドルトムントの株価が下がると収益が得られる金融商品を事前に購入していたということで、検察はテロではなく、爆発によって金銭的な利益を得ようとしたと見て詳しく調べています。
また、男は先月、選手たちが宿泊するホテルを予約し、今月9日から爆発があった道路が見える部屋に宿泊していたということで、捜査当局は、男が部屋から爆発物を遠隔操作で爆発させた疑いがあると見て調べています。