欧米人の部屋がいつもきれいに片付いている理由
海外のお部屋はきれいなイメージがありませんか?
映像や写真を見てもおしゃれで、すっきりとしているイメージがありますよね。
できれば同じような欧米スタイルのおしゃれな家にしたいという方も多いのではないでしょうか。いったい日本の家と何が違うのでしょうか。
海外の部屋はなぜきれい?玄関の謎
日本なら玄関に靴箱、靴がたくさん並んでいて、スリッパなども置いてあるのが一般的。傘立てや物が大きくかさばり、外観も壊しています。
それに比べてアメリカのお家は玄関もすっきり、絵や飾りなんかもあり、落ち着いた雰囲気が漂っています。
いちばんの大きな差は一軒家などならアメリカ人のお宅はガレージから出入りするのです!もちろん靴箱もガレージ、そして海外のお宅でよくある土足生活の家なら、部屋に入るときにスリッパに履き替えたり、靴を脱ぐなんてこともしません。
また靴用のクローゼットがあったり、ドアにハンギングタイプの靴の収納タペストリーのようなものも市販されていて、無駄なく収納できるのも理由の一つですね。
海外の部屋はきれい!収納力で差がつく
海外特に欧米のお部屋がきれいに片付いている理由の一つは、収納の大きさでしょう。
キッチンには備え付けの棚にパントリー、各ベットルームに一つづつ大きなウォークインクローゼットがあり、タンスなどは必要ありません。
また壁にシェルフを作って、ハンガーですべてのものをかけてあります。大きな倉庫部屋がある場合は普段使わないようなスーツケースやクリスマスツリーなども収納が可能です。
収納力の高いお家が作れるのも、広大な土地があるから。都市部のコンドミニアムなどは少し状況が違うかもしれませんね。
海外の部屋はきれいなのは生活様式の違いも
海外の部屋がきれいなのは、家事にも秘密あり!
キッチンがきれいなのは、日本の家庭のように手の込んだ料理をする機会が少ないことも理由の一つでしょうか。まず朝食はいつもシリアルと決まっていたり、夕食も何日分もまとめて作って残りは冷蔵庫、毎晩同じメニューのことも。日本では考えられないかもしれません。
また、オーブンを使った料理も多いので、油が飛び散ることも少ないです。他にも家事の中でもう一つ大きな違いがあるのは、洗濯です。
洗濯物は外には干せないため、乾燥機を利用します。すぐに乾いてしまうので着替えもたくさん要りませんね。洗濯機もキッチンにあったり、クローゼットのように隠せるところにあったり、すっきりと見える工夫が施されています。
生活様式の違いは家事だけでなく、床には座らずにテーブルやカウチに座る生活様式にも関係があります。床に座ることがあまりないので、すぐに手の届く床にものを置くことがありません。
床に物置くと部屋がすっきり見えなくなりませんか?
海外の部屋はきれい!子供のしつけも差がある!
海外の部屋がきれいですっきりしているのは、リビングだけに限りません。まずは子供部屋におもちゃがあって、リビングにはあまり置きません。
『子供部屋なのにどうしてこんなにきれいなの?』と海外のお宅の映像などで感じたことはありませんか?
私自身の経験ですが、子供部屋がすっきりしないと英語の先生に愚痴をこぼしたら、大きなバスケットを各子供に与え遊び終わったらそこに入れるようにしつけなさいと言われました。
そのバスケットからはみ出るなら、おもちゃを減らすようにすればいいとも言われました。そうすることで、毎日ママが片付ける必要もなくて、すっきりきれいに見えるというわけですね。
日本の生活ではまねできないところもありますが、今すぐにまねできることもありますから、海外の部屋のようにきれいですっきり片付けられるかもしれませんよ。参考になれば幸いです。
//mama in USA