はじめに
新社会人になって、無茶苦茶楽しいと毎日思っている人は少ないのではないだろうか、特に入社半年ぐらいは、仕事も新しい事ばかりだし、人間関係構築も非常に面倒なものだったりする。そんな時にしたいのがこのアドバイス。
毎日怖さを乗り越えるのが一番の仕事だ。
毎日が怖い
私はもうサラリーマン生活も長いが、毎日の朝が怖い。日曜日に月曜日の事を考えると怖い。ブルーマンデー症候群とかいうものらしい。 www.bunselfrealization.com
だが、それが普通なのだと思っている。だって、明日が不安で怖い、今日一日が不安で怖いというのは、仕事を真剣にやろうと考えている証拠だからだ。もう、新社会人になった人達は会社が理不尽なものだという事を薄々感じているかもしれないが、全くその通りだ。何か成果を出そうとすると、色んな部署のしがらみや、お客様からのクレームや反応など、嫌な事ばかり起こるし、上司の理不尽な命令、会社の方針などで、色んな困難が現れてくる。それが普通なのだ。
怖さを乗り越えるのが仕事
だから、怖さを毎日乗り越えていくのが、本当の仕事だと私は思っている。怖いという事は真剣に考えているのだし、その仕事の遂行が難しい、つまり、結果が出たら成果が大きいという事の裏返しだからだ。そうやって毎日毎日、自分の心の中の弱さに打ち勝ち、一歩でも前に進む事で大きな結果がでるし、結果が出れば、仕事は面白くなってくる。会社組織というのは、面白いもので、結果を出せる人には裁量が与えられ、発言力も、自由度も上がるからだ。仕事が面白くないといい続ける人ほど、この結果を出していないし、その努力を真剣にやっていない人が多いように思う。楽して、結果がでるという法則は世の中にはないらしいのだ。だから、怖い。その法則を知っているから毎日が怖いのだ。今日逃げたら、明日も逃げたくなる。でも、今日、怖さに打ち勝ち、困難な中でも一歩勇気をだして挑戦したら、きっと明日も逃げないし、また一歩強くなることができる。その毎日の怖さを乗り越える勇気が、明日へと繋がっていく。
必ず怖さに打ち勝てとは言わない
だが、私は必ず新社会人が怖さに打ち勝つべきとは言えない。私もサラリーマン生活をずっと続けて、転職もいくつか経験してきた。そういう中で、逃げてもかって行く人はたくさんいるからだ。だから、新社会人になって、例え2カ月ぐらいで、5月病になって辞めたとしても、その人の人生が終わったとは、まったく思えない。人は心がけ次第でガラッと変わるからだ。だから、逃げてもOKだと思っている。しかし、問題は逃げた後にどう考えるかだ。真面目な人ほど、逃げた自分を恥じるし、弱きになって自信喪失してしまうかもしれない。実はその自信の喪失が、その後の人生の失敗につながるのだと私は思っている。私が知っている、逃げても成功しているような人は、自分を信じ、前向きに立ち上がった人だけだからだ。多少弱気にはなったが、気を取り直して、奮起した人達だったからだ。だから、逃げてしまったのなら、次に挑戦できるエネルギーを蓄えよう。エネルギーとは自信だ。
怖さを乗り越える自信を蓄える
怖さを乗り越えていける、絶対的自信を蓄えることは簡単だ。毎日、自分をほめることだ。自分は大丈夫、自分はできる。私って天才!、私には自信がある。など常に自分に言い聞かせる。私は「私って天才!」クイズ番組で答えを予測して当たった時などは自分をほめまくっていて、妻に笑われているものだ。ブログだって、自分は文章書くの得意だと思っているし、これだけ結果が出ないのに継続するなんて、努力家、信念の人だと自分をほめまくっている。別にアホなわけではない、意図的に自分をほめる機会を作って、自信を失わないように心がけているだけだからだ。(傍からみたら、やっぱりアホかも)
自信を失う人が見ている世界
私は自分をほめるようになってから、世界が変わったと思っている、10代、20代までは、他人と自分を比較しては、自分は駄目な人間だとずっと思っていた。そういう人の世界は暗い。道を歩けば、誰かが自分の事をあざ笑っているかのように思えるし、彼女もできなかったし、体重もドンドン太っていて体型にも自信を持てなかったし、人付き合いも苦手だったから、ほとんど人と楽しい交流をもつことはなかったように思う。まさにすべての面において、世の他の人よりも劣っている存在が自分だったのだ。
変わるのは簡単
敢えていう、その世界から明るい世界に変わるのは簡単だ。先に述べたように、自分を意図的にほめることだ。毎日日記に、自分ができた小さなことを書く。鏡の前でにっこり微笑んで、今日の俺は最高!といってみる。トイレでは、自分はできるとつぶやいてみる。嘘でもいい。毎日何回も自分をほめる機会を意図的に作っていく事だ。そのうちに、悩みが減っていくのが実感できると思う。悩みとは、決断しないことから起こるのだと思うが、決断するには勇気が必要である。その勇気は自己肯定感から生まれる。つまり、簡単にいえば自分への自信から生まれるものなのである。だから、自分をほめるというのは=自己肯定感(自分への自信)を高めていくもっとも簡単な作業なのだ。マラソンで1位を取れば、資格に受かれば、そういう難しい事を突破するのが自信と勘違いしている人は多いのだが、実際は小さな成功、本当にちっちゃな成功でも自分をほめてあげてもいいのだ。そのうちに、大きなことも達成できるようになり、それが更に大きな自信になるという循環をしていくからだ。
毎日自信を積み重ね、怖さを乗り越えていく
そう、だから、大事な事は、毎日自分をほめ続けていくことなのだ、そしてほんのちょっと怖さを乗り越えていくことなのだ。その中から、本当の自信が芽生え、それがスキルにつながり、強い精神へとつながる。そしたら、サラリーマンでやっていける確信も得ることができるし、毎日怖くても、前向きに仕事ができるようになる。
まとめ
今日は新社会人の励ましというテーマだけではなく、自分自身への応援歌を書いたともいえる。私も4月になって部署が変わり、毎日が新鮮な感じで過ごしている。そして、もちろん毎日が怖い。嫌な事だらけだ。だから、もっと自分をほめていこうと思っている。ぶん流さん天才!、男の中の男?、できる奴は違うね、ぶん流さん。OKOK,俺はOK。はい、今日はこれまで。
ここまで読んでくれてありがとう。
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