[PR]

 中国吉林省、延辺大学科学技術学院の男性教授が先週、平壌で北朝鮮当局に拘束されたと、北朝鮮関係筋が明らかにした。男性は50代で米国籍という。拘束が事実であれば、北朝鮮が抑留する米国人は3人目になる。北朝鮮国営メディアは23日現在、事件について報じていない。

 同筋によれば、男性教授は1カ月ほど前に訪朝しており、出国する間際に拘束されたという。米韓関係筋によれば、米政府も同様の未確認情報を入手しているが、北朝鮮で米国の利益を代表するスウェーデン大使館は事実関係を確認していないという。(ソウル=牧野愛博)