※B=ビットコイン, W=世界, J=日本
ビットコインをはじめとする仮想通貨を日本で初めて法律内で規定した改正資金決済法等が4月1日に施行されました。本法律は主に仮想通貨取引所に対する利用者保護を目的とする規制であり、経過措置として施行日から6ヶ月間の規制適用の猶予期間が設けられることとなります。
世界的にビットコインの価格が上昇し、日本円ベースでは1月5日の高値は超えなかったものの、ドルベースでこれまでで史上最高価格の約1330ドルをつけました。
日本円で過去最高のビットコイン価格を記録した同日、中国人民銀行が中国国内の三大取引所OKCoin、BTCC、Huobiを呼び出し、会合、ビットコイン投資の過熱に対する警告をだしました。これにより大きく価格が下落することとなりました。
また、この後数週間にわたって中国国内の他の取引所を含めてさらなる会合・調査が行われ、結果的に中国取引所の取引手数料無料が撤廃されるなど中国人民銀行による規制による影響で、圧倒的な取引高を誇っていた中国取引所の取引高が大きく減少しました。
日本円-ビットコインの取引で特に取引が過熱し、円ベースでMt.Gox事件前の最高価格を超える史上最高価格をつけました。主要取引所のなかではcoincheckで一時152,900円/BTCを記録することとなりました。
世界最大の取引量を誇る香港の取引所bitfinexがハッキングを受け、これまでで最大規模の約12万BTC(約6347万ドル)が盗難被害にあいました。この事件後ビットコイン価格が急落することとなりました。
採掘報酬の2回目の半減が行われました。これにより報酬が25BTCから12.5BTCへ減少しました。
日本からの利用者も多いPCゲームのDL販売プラットフォームであるSteamでビットコイン決済の受付が開始されました。
通販事業やレンタル事業等を手掛ける総合サイトDMM.comでビットコイン決済の受付が開始されました。日本国内での大企業のビットコイン決済受付はこれが最初の例となります。
Bitcoin XT、Bitcoin Unlimitedに続きビットコインのフォークとなるBitcoin Classicが公開されました。
Bitcoin XTに続きビットコインのフォーク版となるBitcoin Unlimitedが公開されました。
欧州司法裁判所によりビットコインの売買に関するVAT(付加価値税, 消費税)は非課税であるという判決が下されました。このニュースをきっかけとして大きく価格が上昇することとなりました。
ブロックサイズ問題・スケーラビリティ問題によるビットコインコミュニティの分裂により開発チーム内の一部が、ビットコインの元のブロックチェーンから分岐する新バージョンBitcoin XTをリリースしました。現在のところ、実際にブロックチェーンの分岐はまだ発生していませんが、このような形でコミュニティが分裂して新バージョンがリリースされるのはビットコインの歴史上初めてのこととなりました。
Mt.Goxの元経営者Mark Karpelesが口座残高を不正に操作した容疑で逮捕されました。後日、業務上横領の容疑で再逮捕されることとなります。
アメリカニューヨーク州でのビットコイン事業を免許制とする「BitLicense」が正式に発表されました。免許取得費に5,000ドルを課すという非常に厳しい内容であったため、多くのビットコイン関連企業がニューヨークから撤退することとなりました。
Mt.Goxの閉鎖後最大規模の取引所であったBitstampがハッキング被害を受けました。被害額は約500万ドルであると発表されました。
Microsoft社がアメリカ在住者限定でビットコイン決済の受付を開始しました。
世界最大のユーロ-ビットコインの取引高を持つ取引所Krakenが日本でのサービスを開始しました。
後に取引所サービス等もリリースすることとなるビットコイン決済サービスのcoincheckがサービス開始しました。
DELL社がアメリカ在住者限定でビットコイン決済の受付を開始しました。
シンガポールを拠点とする取引所Quoineが日本でも同時にサービス開始しました。
後に中国の大手取引所OKCoinと提携した取引所サービスをリリースするビットコイン販売所兼オンラインウォレットのbitbankがサービス開始しました。
マイニングプールのGhash.ioのハッシュレート(採掘力)が51%に達し、51%攻撃(二重支払い)のリスクが高まりました。Ghash.io内のマイナーが他のマイニングプールに移ることで危機は回避されましたが、これ以後価格は低迷することとなりました。
後に取引所、決済サービス、ブロックエクスプローラー等様々なビットコイン関連サービスをリリースすることになるビットコイン販売所のbitFlyerがサービス開始しました。
国内取引所のBtcBoxがサービス開始しました。Mt.Goxの後、初の企業が運営する国内取引所となりました。
Mt.Goxの閉鎖後、いくつかの零細販売所はありましたが、初めての国内取引所であるetwingsが開設されました。etwingsは後にウォレットサービス等を提供していたZaifに買収されることとなります。
ビットコインの初期から圧倒的な取引シェアを占めていた世界最大の取引所のMt.Goxが、ハッカーにビットコインを盗難されたとして、取引を中止し取引所を閉鎖しました。
最高価格を記録した同日、中国政府が金融機関によるビットコインの取り扱いの一切を禁止することを発表しました。これに伴い民間の中国取引所が自主的に一時サービスを中止するなどして、これ以後大きく価格が下落することとなりました。
この日ビットコインが史上最高価格となり、日本円-ビットコインの取引で一時127,800円/BTCを記録しました。
NHKが初めてビットコインに関する特集を放送しました。日本の大手放送メディアで最初にビットコインが取り上げられた例となりました。
アメリカで違法薬物の取引を行っていた闇サイトのシルクロードの運営者がFBIにより逮捕され、サイトが閉鎖されました。
アメリカカリフォルニア州のサンディエゴで世界初のビットコインATMが設置されました。
3月16日から始まるキプロスの金融危機により、キプロス国内の銀行が閉鎖されるなど法定通貨(ユーロ)への信用が低下し、ビットコインの人気が高まりました。これにより、一時1BTC266ドルとなり、過去最高の価格となりました。
ビットコインのバージョン0.8.0のバグにより、数時間の間これまで最長のブロックチェーンの分岐が発生しました。この問題は0.8.1へのバージョンアップによりすぐに修正されました。
210,000ブロックごとに行われる採掘報酬の半減が初めて実施されました。これにより報酬は50BTCから25BTCへ半減しました。
Wordpressがビットコイン決済の受付を開始しました。これまでで最大規模のビットコイン決済を受け付ける事業者となりました。
ビットコインが違法行為に使われる可能性が高いという内容のFBIの内部資料が流出しました。
Mt.Goxがハッキング被害を受け、ビットコインやユーザー情報・パスワードが盗難され約1週間取引が停止されました。この影響で、連鎖的に他の取引所からもビットコインの盗難が発生し、ビットコイン価格が著しく下落しました。
メディアに注目されたことにより急速にビットコイン価格が上昇し、一時31.91ドルをつけました。
TIME誌で初めてビットコインの特集が組まれました。大手メディアで初めてビットコインが取り上げられた例になりました。
Mt.GoxがMark Karpelesの運営する日本を本社とするTibanne社に買収されました。事実上最初の日本国内のビットコイン取引所となりました。
世界初のマイニングプールであるSlush's poolが初めてビットコインの採掘に成功しました。
ビットコインの脆弱性を突き1,840億BTCが偽造されました。ビットコイン史上最悪のセキュリティ事件といえますが、すぐに開発チームにより修正対応がなされ、影響はほとんど残りませんでした。
Jed McCalebにより、世界最大のビットコイン取引所へと成長していくMt.Goxがサービス開始しました。Mt.Goxの前身はトレーディングカードゲームマジック:ザ・ギャザリングのオンライン交換所でした。
コンピュータ系ニュースを中心に取り扱う電子掲示板であるSlashdotにビットコインが取り上げられました。これにより、多くの人々にビットコインが知られるようになります。
ピザ2枚(約25ドル)と10,000BTCの交換が行われ、これが実店舗での最初のビットコイン決済の例となりました。
New Liberty Standardが5,050BTCを5.02ドルで購入し、これが初めてのビットコインと法定通貨間の交換となりました。
New Liberty Standardによりビットコインと法定通貨の交換レートが初めて提示されました。この時の価格は1ドル1,309.03BTC、日本円で1BTC約0.07円です。これは、ビットコインの採掘に必要な電気料金から計算して提示された価格でした。
Satoshi Nakamotoからソフトウェア開発者であるHal Finneyへ、ビットコインの送信が世界で初めて行われました。
ビットコインのバージョン0.1がリリースされました。これにより、Satoshi Nakamotoがテストしていたビットコインネットワークに誰でも参加できるようになりました。
ビットコインのブロックチェーンの最初のブロック(genesis block)が誕生しました。ビットコインの生みの親であるSatoshi Nakamotoがビットコインに関する論文を2008年10月31日に発表してから約2か月後のことです。
最終更新日: 2017年04月03日
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