「生命保険に加入するタイミング・きっかけ? 保障額と保険料のバランス?!」
結婚や出産を機に、高額な生命保険に入る方も多いようですが、本当に必要なのでしょうか?
就職を機に、高額な生命保険に加入する若い方などは、個人的には「え?!」という感想を抱いてしまいます・・・
たしかに、急に亡くなるケースや若くても重篤な病気になることもあるでしょうが・・・
早いんじゃないの・・・
と思ってしまいます。
また、年齢や家族構成を考えると「保障額が高額」(=保険料も高額)なのでは?と思うケースも、しばしば・・
「生命保険4つの見直しポイント」
①生命保険以外から、受けられる保障はないか?
②保障内容がカブっていないか?
③不必要な特約がついていないか?
④新規の生命保険に加入する
「①生命保険以外から、受けられる保障はないか?」
そこで、まず、最初に行うことは、今、亡くなったら、保障はいくらもらえるのか?!
を調べてみましょう。
また、お国からも、何かもらえるのか?を確認してみましょう。
「遺族年金は、いくらもらえるの?!」
遺族年金には、自営業の方が対象の「遺族基礎年金」と会社員の方が対象の「遺族厚生年金」があります。
遺族の範囲や支給条件が異なります。
一般的な家族構成(奥さん・子供2人)の場合、年間で184万円ほど支給されます。
支給金額の例・目安は、↓な感じです。
|
|
自営業 |
会社員 |
国民年金 |
厚生年金 |
||
子供あり |
1人 |
102万 |
161万 |
2人 |
142万 |
184万 |
|
3人 |
132万 |
192万 |
|
子供なし |
妻40歳未満 |
0 |
60万 |
妻40~64歳 |
0 |
119万 |
|
妻65歳~ |
79万 |
139万 |
|
※子供=18歳未満。保険料納付期間・所得により異なります。 千円未満四捨五入。 |
意外と充実した保障内容だと思いませんか?
特に、遺族厚生年金の場合は、圧巻の保障内容ですね。
18歳未満の子供がいる場合は「手厚い保障内容」です。
やはり、子供が小さいうちは、お国も、保障を充実させよう!という意思がありますね。
もっとも、毎月、会社と本人とで、多額の保険料を納めていますが・・・
また、遺族年金には、所得税がかからず「無税」ですので、支給額を満額で受け取れます。
さらに・・・
児童手当も年額20~30万も、もらえますので、これだけでも、かなりの保障となりますね。
「まとめ」
・若いときに、高額な生命保険に入ることはに疑問・・
・遺族基礎年金・遺族厚生年金は保障内容が充実の商品だ?!