私の場合、「だ調」と「である調」を混合して文章を書くことが多い。この二つ、本来は異なる用法らしいが、特に気にせず遠慮なく混ぜこぜにさせて頂いている。もし、これが論文であれば減点対象となってしまうのだろうが、私が手掛けるのはせいぜい見解書や報告書程度なので、そこまで注意して文章を考える機会がほとんど無い。ましてや、ブログに関しては語法や文法まで無視して好き勝手やっている始末。
しかし、こんなことで大丈夫なのだろうか、日本語の未来は。
上のリンク、私がリスペクトして病まない、もとい止まない「ぐわぐわ団」というブログである。どの記事も非常に素晴らしいが、特にこの「生き字引き」について書かれた内容は秀逸であり、見る者すべてを "もんにょり" させる、正に日本語の生き字引ともいうべき読み物であろう。こういった正しい日本語を継承していこうと尽力されておられる方がいらっしゃる限り、先程の心配など杞憂に過ぎないのだと改めて思い知らされる。これからも末永くご活躍されることを心より応援する次第。がんばれー、ぐわぐわ団!
ちなみに、こうやって他の人のブログを勝手にリンクする行為を言及というらしい。この昇給時期に減給の話などもってのほかであるが、こちらの方ならば安心だ。ひょっとすると、黙ってリンクを貼られるのを嫌がる方もいらっしゃるのかも知れないが、私は逆にドンドン言及されたいし、昇給もしたい。本当にお願いしますよ、社長!
じゃあ、「です・ます調」は使わないのか?
勿論、そんなことは無い。気分によって、あるいは内容によっては「です・ます調」で文章を書くことだってあるのだ。
例えば、上のナイフの様に趣味性の高い記事を書く場合、「である調」ではマニアック度が増してしまい、ただでさえ万人受けしない内容がますますとっつきにくい印象を与えてしまう気がするので、敢えて「です・ます調」を用いたりもする。しかし、私の「です・ます調」の特徴として、酔っぱらって書いているときは思わず「デス・マス調」となり、更に気分が高揚してくると「DEATH・MATH調」に変化して大変危険なのである。折角やんわりとしたイメージを期待して使用していたにも関わらず、これでは何もかもぶち壊しになってしまうのがとても残念だ。
「である調」と「です・ます調」の混ぜこぜについて
一般的には、統一感が得られず、稚拙な文章になるので止めましょう!と言われているようだ。確かにそうかもしれないが、全部が全部そうとは思わない。例えば、「だ調」や「である調」の様に語尾が強すぎて攻撃的な印象を与えそうなときなど、若干崩して「です・ます調」で終わるとかはアリなのでは?と思う。まぁ、違和感なく混ぜるのは、かなりの文章力を要するのかも知れないが。
・・・結局。
興味を引く文章とは書き方よりも内容によるところが大きい為、実際のところは面白いネタを探す方が結果は出やすいのかも知れない。しかし、ネタとはあくまで素材であり、それを調理するのが語法や文法なのだろうから、何時までも好き放題書きなぐっている訳には行かないのですよ?という自分へ戒めを怠らない私なのであった。
まぁ、そういうことなんDEATH。