里山の人形師 coconooです・
こんにちは。
我が家にある、わたしにとって大切な、分厚い本。
昨日のつづきです。
誰でも知ってる「六法全書」。
わたしは、ニュースなどで、
「○○法律の○○条○○項に違反、抵触した恐れ…。」とか見ると
ペラペラめくってみたりします。
もちろん、これまで一番取り上げられているのが
日本国憲法 第二章 第九条「戦争の放棄、軍備および交戦権の否認」。
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」
「永久に」と表現された憲法が、ほかの国々にどれほどあるか?は知らないのですが、
何度読んでも、美しい覚悟に満ちた文章だと思います。
これのどこを改訂しようというのでしょうか?
現実的でない、
国際情勢に、現状に合わない、
正義の行使なくして国際社会の一員とは言えない、
そもそも日本人の作ったものではない…。
どれも、この条文に比べてその声は「美しく」ない。
感情的・感覚的な意見に聞こえると思うのですが、
国は企業でも、営利団体でもない。
今日も、来てくださって、ありがとうございます。