今回は読書亡羊(どくしょぼうよう)です。
他の事に気を取られて、肝心なことを仕損じてしまうこと、です。
本を読んでいて、羊に逃げられたって、お話かな。
そうです、ただ、もう一人羊を失った人がいまして、その人は、博打を楽しんでいる間に羊を失ってしまいました。
心なしか、読書の方がマシな気がする。
でも、罪の大きさは同じですよね。読書が原因でもキチンと仕事が出来なかったのは同じですから。
この言葉は「荘子(そうじ)」の言葉です、荘子といえば老子と同じ系列です、孔子とは反対の考え方とも言えます。
人はすぐに同じことでもそうやってどっちが上とか下とか決めたがる、結果は同じでも、すぐにそうやって評価をするのは、本当に自由な自然な生き方に逆らうことではないのか、と言うお話の一部分なんです。
なるほど、老子や荘子は、自由で自然、孔子は、格式と礼儀の人だもんね。どっちが正しいんだろう?
それこそ、自分の人生に合わせて、どちらも読んでみれば良いと思います。
出典は「荘子」でした。
今日は、かに座、恋愛コントロールです~☆ ぜひご覧ください~☆