アラブ諸国の中では、人口等の割合に比して、不釣り合いにチュニジア人の過激派組織への参加とシリア、イラク、リビア等への参戦が指摘されていましたが、この状況は今になるも、大きくは変わっていない模様です。

al arabiya net は、チュニジア内相が議会での証言で、過激派に参加したチュニジア人が今でも3000名、シリア、リビアその他の紛争地帯にいると証言したと報じています。
それによると、そのうち60%はシリアに、30%はリビアにいて残りは各地に散在している由。
また、彼らの年齢は96%が24〜35歳の間の由。

またこれまで800名が帰国し、そのうち190名が逮捕され、137名が居所を限定され、55名が裁判にかけられ、残りが監視下にあるが、760名は外国で死亡したよし。
彼らをリクルートしたのは、大部分がISとアルカイダだが、リクルートの第1歩は、過激な説教師や社会ネットの触れることで、その後グループまたは単独で外国に向かうよし。
また彼らの旅行経路は、空港等の公的施設を通るよりは、国境を侵出することが多く、また偽造旅券を使うことが多い由。

このためチュニジア議会は、過激派のチュニジア青年のリクルート問題を検討する、専門の委員会の設置を決めた由。
とりあえず
https://www.alarabiya.net/ar/north-africa/2017/04/22/-3-آلاف-مازالوا-يقاتلون-في-سوريا-وليبيا.html