横須賀観音崎公園に行ってきました。
海が間近に望めるので海風がとても気持ちいい。地元住民が釣りをしたり散歩している姿が多く見受けられました。
地図で場所を確認。浦賀水道は東京湾の入り口となっていて貨物船やらの往来が絶え間なく見ることができます。
航行する船を眺めているだけでも飽きません。一体何を運んでいるのだろう…
とまあこんな感じで海を間近に感じることができる公園なのです。
しかし、かつての本当の顔は…
目的は…
東京湾要塞は、大日本帝国帝都東京を脅かす海からの攻撃に備えるため、明治政府によって1884年より建造開始された東京湾周辺の軍事施設の集合体で、最初は清国北洋水師、次にロシア太平洋艦隊の来攻が想定しての施設であった。
当時の仮想敵国清国とロシアから帝都を守るための要塞だったのです。
公園内には当時のままのトンネルがあります。
所々コンクリで埋められています。当時は弾薬庫や兵員の休憩室、便所があったようです。
砲台は撤去されているので見ることはできません。石積みで造られているのは艦砲射撃から要塞を守るためでしょうか。公園全体が異様な防御力で覆われています。
シダが至る所に生い茂っています。
樹木も伸び呆けています。戦後使われなくなった要塞を公園に転用したためなのか…それにしても手付かずのような状態になっています。
レンガが崩れて補強したのでしょうか。ざっと100年は経過してるであろう建造物。かつての要塞は一般者の立ち入りを禁止していました。
最後に
立地上東京湾防衛の要だったことが伺われます。このような要塞は千葉県の県立富津公園にも見られます。こういう遺産は戦後、公園となり地域住民の憩いの場になっているように思いました。2時間ほど散策しましたがなかなか体重は減ってはくれませんね~。
今回もまた軍港めぐりをしてきましたので次回にお伝えしていこうと思います。
ご視聴ありがとうございました。