シドニー=小暮哲夫、ワシントン=峯村健司
2017年4月22日13時22分
アジア太平洋地域を歴訪中の米国のペンス副大統領は22日、オーストラリア・シドニーでターンブル豪首相と会談した。両氏は、アジア太平洋地域への米国の関与を確認し、北朝鮮の核・ミサイル開発問題の対応も話し合った。ペンス氏は米原子力空母カールビンソンが今月中に日本海に展開することを明らかにした。
ペンス氏は、会談後の共同記者会見で、カールビンソンの展開時期を「数日のうち今月末までに」とし、その意味について「米国はこの地域に資源や人員、プレゼンスがある。そのことを各国、とりわけ北朝鮮は誤解すべきではない」と述べた。一方で、北朝鮮問題の「平和的な手段による解決を望む」とし、「中国はもっとできることがある」と、中国が北朝鮮に圧力をかけることの重要性で一致したことを明らかにした。
今回の訪問についてターンブル氏は会見で「我々の同盟を再確認する機会になった」と語り、ペンス氏も「(同盟は)強固だ」と応じた。
米メディアなどによると、トラ…
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朝日新聞国際報道部