イスラマバード=乗京真知
2017年4月22日11時32分
アフガニスタン北部マザリシャリフ近郊で21日午後、アフガン軍基地が武装集団に襲撃され、アフガン国防省によると、少なくとも兵士10人が死亡、15人が負傷した。AP通信は、米中央軍報道官の話として、死傷者が50人を超えるとの見通しを伝えた。反政府勢力タリバーンが犯行声明を出した。
同省などによると、兵士に扮した男6人が軍用車両で侵入し、基地内のモスク(イスラム教礼拝所)で銃を乱射した。金曜日の礼拝で多くの兵士が集まっていたという。銃撃戦の末、男5人は射殺され、残り1人は逮捕された。
マザリシャリフは北部の中心都市。同基地はタリバーンが敵視する北大西洋条約機構(NATO)軍の駐留拠点にもなっている。(イスラマバード=乗京真知)
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朝日新聞国際報道部