ワシントン=峯村健司
2017年4月22日09時12分
米海軍は21日、フィリピン南方のセレベス海を航行していた原子力空母カールビンソンの艦載機が、着艦しようとした際に事故を起こしたと発表した。操縦士は脱出して救助されたという。緊迫する北朝鮮情勢を受け、朝鮮半島近海に向かっている途中だった。
第7艦隊司令部によると、飛行していたFA18戦闘攻撃機がカールビンソンに近づいた際に事故が発生。脱出した操縦士は艦載ヘリコプターに救助された。けがはなかったという。事故原因について調査している。
カールビンソンは今月8日にシンガポールから豪州に向けて出港した後、米太平洋軍のハリス司令官が朝鮮半島近海に展開するように指示。その後、豪州と共同演習をした後、北上している。週明けにも半島近海に到達する予定。(ワシントン=峯村健司)
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朝日新聞国際報道部