al qods al arabi net は、ヒズボッラーの副書記長が、ヨルダンンは過激派の脅威にさらされていると警告したと報じています。
ヒズボッラーが、シリアとレバノン、イスラエル以外について発言することは珍しいような気がしますが、最近ヨルダン国境付近でISの活動があったこともあり、またヒズボッラー自身がシリア情勢との関連で、ヨルダンに関心を有している可能性もありそうで、その真意は不明ですが、記事の要点のみ

「ヒズボッラーの副書記長は、レバノン紙とのインタビューで、原理主義者がシリア危機をヨルダンへも波及させようとしていると警告した。
彼は、さらにヨルダンで原理主義勢力の影響が増大し始めたことに警戒する必要があり、原理主義運動がシリア危機をヨルダンへ持ち込もうとしていることに警戒すべきだと語ったよし。
ヨルダンに関する措置は、予防的、防衛的なものであるとした由。
彼はまた、最近のダラア情勢に触れ、同地方で起きていることは、自己の影響力を拡大し、状況を有利にしようとしているシリア政府軍と武装反政府勢力の動きであるとした由。
またイスラエルの動きについては、イスラエルは現在弱体であって、シリアで生じているようなことが自国ド生じることを懸念しており、冒険的行動をすることはないだろうと語ったよし
http://www.alquds.co.uk/?p=707397
冒頭書いた通り、このヒズボッラーの発言の背景は不明ですが、最近ヨルダンがサウディや米国との関係を強化しようとしていることに対する警告という意味もあるのでしょうか?
最近シリアではロシアの影響力が増大し、イランやヒズボッラーの影響力が減少傾向にあると伝えられることとも関係するのか、ちょっと気になるところです。