首相 観光競争力1位目指し小池知事に協力呼びかけ

首相 観光競争力1位目指し小池知事に協力呼びかけ
安倍総理大臣は東京・銀座の大規模複合施設の完成記念式典で、「ダボス会議」を主催する世界経済フォーラムが発表した観光競争力ランキングで日本が4位になったことを紹介したうえで、同席した東京都の小池知事に1位を目指して協力を呼びかけました。
この中で安倍総理大臣は、「安倍政権は誕生して以来、観光立国に力を入れてきた。その結果、日本を訪れる観光客の数はおよそ3倍、2400万人になった。安倍政権発足後、この4年間で、銀座の地価の公示価格も8割以上もアップした」と述べました。

そのうえで安倍総理大臣は、「ダボス会議」を主催する世界経済フォラームが発表した観光競争力ランキングで日本が4位になったことを紹介したうえで、「『2位じゃダメなんですか』ということであれば、順位が下がってしまう。小池さん、一緒に1位を目指していこう」と述べ、同席した東京都の小池知事に1位を目指して協力を呼びかけました。

また、安倍総理大臣は、この複合施設では各地の名産品が販売されているものの、用意されたみずからの原稿には地元、山口県が記載されていなかったことを明かしたうえで、「この施設には山口県のものもおそらくあるんだろうと思う。よく私が申し上げたことを、そんたくしていただきたい」などと述べて、笑いを誘っていました。