正直「記憶術」ってうさん臭いと思わない??
「そんな簡単に記憶力上がるんだったら誰でもやってる」
って思う方が沢山いるでしょう
僕もその一人だった。だから記憶術の本買ってみた
_人人人人人人人人_
> 店長オススメ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
の一番売れてそうなやつ
その感想を書いていきたい
って若干俺写ってんな!?
まずオレさぁ記憶力あんだけど、効果なくない?
記憶力は人並み以上にあんだよね〜
小学生の頃、1年前の給食のメニュー覚えてて、先生に驚かれたこともあるんだわ
「ちょうど1年前、雪見だいふくがデザートだったよね」つって
いや記憶力が良いのではなく、ただ嬉しかったから覚えてただけ
そう!人間って感情を揺さぶられた経験は忘れにくい
(エピソード記憶という)
原始時代、恐怖や苦しみといった感情が命に直結していたため、記憶に残ることが出来たのでした。
『"ライバルに勝つ"記憶術』著:池田義博
つまりこの本は「脳の性質や、記憶の仕組みを利用した記憶術」を紹介している、全くもって科学的な本なのです。
どういった記憶術があるのか
やっぱり気になるのはどういった術なのか?
もっとも有名な方法だけ解説してみる。
思考回路を強化する
人は何かを新しく覚えると、頭の中に新しい回路が作られる
例えば生まれたての赤ちゃん。リンゴ初めて見たとすると、
リンゴ ーといえば→ 赤い
といった回路ができる。
これは簡単な例だが、受験勉強等になると、より複雑な回路が必要になる
この思考回路を強化するのに必要なのが「復習」
復習のメカニズム
思考回路っていうのはニューロンの繋がり。
少し生物を勉強した人なら分かるが、ニューロンには絶縁体が存在し、それを飛び跳ねるように電気信号が伝わっていく(跳躍電流)
髄鞘(ずいしょう)という絶縁体が「復習」することで成長していく。
それにより伝達速度が上がり、思考回路の性能もUPするというわけだ!
ちなみに有酸素運動をすることで、この成長の効果を高めることができるらしい
その他の有用な記憶術
- 学習前のルーティーン
- 呼吸法
- イメージストーリーメソッド
- イメージリンクメソッド
- イメージペグメソッド...
などなど、多くの記憶術が紹介されている
読後には折り目がたくさんついてた
さすがに一回では全て吸収できない! 読み返したい部分が山ほどあったんだわ!
ちなみに背景は僕の太もも
注意点
勘違いしないで欲しいことは、
この本を読んでも あなたの脳のスペックは変わらない ということ
映像記憶ができるわけでも、
教科書のスクショを撮れる「カメラアイ」が備わる訳でもありません。
あくまでも記憶するための術が学べる本ということです。
個人的な感想
勉強以外にも活かせる内容がありました。
たとえばルーティーンとか。五郎丸ポーズは有名なルーティーンですよね
その詳しいメカニズム、やり方が解説してあり、僕は独自のルーティーンを作って日常生活に取り入れています。簡単なやつだけど
またグーグルの社員研修にも使われている「マインドフルネス」という呼吸法。
これが一番役に立っているかな?
今まで毛嫌いしていた分野の本だけあって、新しく知ることも多かったです
記憶とは長いお付き合いなんだから!
読んでみて損はないな、と思える一冊でした。
関連記事