かつての日本は美しかった

日本人の為の日本、かつての美しかった日本を取り戻さなければなりません。

Entries

【なぜ?】

[なぜ?]
家計負債規模統計、調査対象・商品違う為・・・韓銀・金融当局『バラバラ』
2017.04.20 21:46 NEWS 1

 金融委員会と金融監督院が今年に入り2月まで、家計融資が約10兆ウォン増加したと集計する一方、韓国銀行は8兆ウォン規模と集計し、2兆ウォンの差を示した。更に、昨年末、金融当局が集計した家計融資残高は1,164兆ウォン、韓銀の家計信用数値は1,344兆ウォンに達する。『家計債務』の規模は、このようにバラバラである。

 20日、金融当局が発表した『第1四半期の金融圏の家計融資動向』を見ると、今年1~2月の家計融資増加額(速報分)は10兆1,000億ウォンと集計されている。しかし、韓銀が毎月公開する『預金取扱機関の家計融資』統計の家計融資増加額は、2月まで8兆1,000億ウォンである。

 これは、金融当局と韓銀が調査する金融機関の範囲と融資商品の基準が違うからである。金融当局の家計融資速報分は、銀行、貯蓄銀行、信協、相互金融、保険会社、融資専門会社など、金融監督院の監督対象の金融機関とセマウル金庫である。しかし、韓銀の預金取扱機関は、保険会社と融資専門会社は除外され、信託と郵便預金が含まれる。調査対象の融資商品も、金融当局は第2金融圏の営農資金など、営利性資金を家計融資に含むが、韓銀は除外する。

 同日、韓銀は、異例のブリーフィングを行い、家計負債統計の数値が異なる理由を説明した。

 来月23日、韓銀が発表する今年第1四半期の家計信用統計は、信託、郵便預金、年金基金(公務員・私学年金など)融資、カードの使用額、割賦金が含まれる。しかし、金融当局の家計融資に、これらの項目は含まれない。金融当局は、迅速な動向調査が主な目的の為、韓銀の統計より規模が小さいと説明する。家計債務の関連統計も、目的により補完的に活用する必要があると指摘している。
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=032&aid=0002782134

なぜ?
金融委員会と金融監督院=いわゆる金融当局と韓銀の答えが違うから。
つまり、金融当局と韓銀の目標額(希望額)の差=統計の差。(笑)

公表される全ての数字が信頼に値しない国に生まれ育って、今更なぜ?なんて言うか?
破綻すれば政府の嘘が分かる。(笑)
スポンサーサイト

【タブレットPCの真実】

記者ウ・ジョンチャンの深層取材/パク・クネ人民裁判の内幕①
チェ・シンシル - イソンハン - ゴヨウンテの漢江沿い密談の密談・・・30億5,000万ウォン要求拒否が導火線


 パク・クネ大統領を罷免し、刑務所に送る事になった『パク・クネ人民裁判』は、2016年8月19日午後7時、ソウル江南(カンナム)区狎鴎亭洞(アックジョンドン)付近の漢江(ハンガン)沿いで行われた『4人の密談』が出発点だった。

 問題の4人とは、▲大統領の40年の知己とされるチェ・スンシル(チェ・ソウォンに改名)(61)、▲ミール財団初代事務総長イ・ソンハン(45)、そして▲チェ・スンシルの側近(愛人)コ・ヨンテ(41)、▲リュ・サンヨン(41)である。この日、イ・ソンハンとコ・ヨンテは自分の車で現場に現れ、チェ・スンシルはリュ・サンヨンが運転するSUVで現れた。

 イ・ソンハンとコ・ヨンテは人目を避ける為、チェ・スンシルが乗るSUVに乗り換えた。イ・ソンハンはチェ・スンシルの左側運転席の後部に、コ・ヨンテはチェスンシルの前の助手席に乗った。当時イ・ソンハンは、ミール財団の初代事務総長を解任され、故郷の江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)で浪人生活をしていた。

 イ・ソンハンは、慶熙(キョンヒ)サイバー大学マルチメディア学部の出身で、卒業後の2001年、春川(チュンチョン)のMBC報道局に契約社員(コンピュータグラフィック担当)として入社し2年ほど務めメディア界の生体を学んだ。

 春川(チュンチョン)MBCを退社後、都市計画やレジャー分野に関連する大企業のサービス業務を担当するオンエアコミュニケーションと言う会社を設立し代表理事に就任する。イ氏は2013年頃、彼が運営計画を立てたゴルフ場(ソノフェリーチェ・カントリークラブ)の顧客だったチャ・ウンテク監督に、予約で便宜を図るなど、親しくなって行く。コ・ヨンテは、チャ・ウンテク監督に同行するゴルフのメンバーだった為、自然と親しくなって行った。

 イ・ソンハンが2014年、『鷺梁津(ノリャンジン)水産市場現代化事業』チームで事業総括を担当する事になると、文化コンテンツ開発諮問委員にチャ・ウンテク監督を推薦し、水協はイ氏の推薦を受け入れ、チャ監督を諮問委員に委嘱する。その後、創造経済推進団長になったチャ・ウンテク監督によって、2015年11月頃イ・ソンハンはミール財団の組織と会計を担当する初代事務総長に就任する。

 しかし、イ・ソンハンは、ミール財団の基金の流用、自身の会社に仕事を集めている事が内部で問題になり、2016年6月末事務総長を解任される。その2ヶ月後、イ・ソンハンはコ・ヨンテの仲介で、漢江(ハンガン)沿いでチェ・スンシルに会ったのである。

 イ氏はチェ・スンシルに1つ頼み事をした。ハンミ薬品からイベント代行費用として30億5,000万ウォン受取る事になっているが、その金を代わりに受取って欲しいと言う事である。その事情とは?

 イ氏は、ミール財団の初代事務総長に就任する2年前の2013年5月頃、医師や薬剤師など数百人を江原道(カンウォンド)の某リゾートに招待し、ハンミ薬品の大規模な広報イベントを行った。病院や薬局に出来るだけハンミ薬品の製品を処方・販売して貰う為の一種のリベート性イベントだった。イベントを主管したイ・ソンハンは、数万人の医師名簿を記録したデータベース(DB)をハンミ薬品に渡し、イベント用役費として30億5,000万ウォン要求した。

 ハンミ薬品は、「仕事の内容のわりに要求金額が高過ぎる」と拒否する。ハンミ薬品がイ・ソンハンに拒否の意思を伝えたのは、イベントの18日前、8月1日の事である。通知後ハンミ薬品は、法的対応も辞さないと言う強硬な姿勢を貫いた。

 ミール財団事務総長を解任された上、イベント代行費用を受取れなくなったイ・ソンハンの前に救世主として現れた人物がコ・ヨンテである。春川(チュンチョン)を訪れイ氏に会ったコ・ヨンテは、チェ・スンシルの力を借りてハンミ薬品に30億5,000万ウォン払わせる事に成功すれば、イ氏から報酬として5億ウォン受取る事にした。

 こうして、チェ・シンシル - イソンハン - ゴヨウンテの漢江(ハンガン)沿いのミーティングが行われた。ミーティングは、コ・ヨンテの計略による一種の誘引作戦だった。しかし、チェ・スンシルは、彼らの要求を拒否した。

 すると、イソンハンとコ・ヨンテは、チェ・スンシルを脅す新たな作戦を立てる。それがパク・クネ大統領の人民裁判の始まりである。

 彼らの作戦は、3ステップで行われた。ステップ1、野党議員、つまり共に民主党を利用し、チェ・スンシルを攻撃する政治的攻勢である。コ・ヨンテは、後輩のユン・OOと政界の繋がりに気付いた。ユン・OOは、映画『太陽の末裔』に助演級で出演した俳優である。

 彼らが提供した情報は、2016年10月18日のTV朝鮮で『単独報道』として紹介された。記事のタイトルは、『TV朝鮮単独/秘密諜報映画のシーンのようなチェ・スンシルの行動」。匿名のA氏として登場する人物がコ・ヨンテである。

 以下はTV朝鮮の報道内容である。全て引用するのは、当時のメディアの狂乱がどれほど悪辣に歪曲、操作、捏造されているかを証明する為である。

最初に、アナウンサーのイ・ハウォンのコメントが登場する。

アナウンサー 
 「チェ・スンシル氏が、元ミール財団事務総長イ・ソンハンに会い懐柔するシーンは、まるで諜報映画を見ているようです。イ・ジェジュン記者の単独報道です。」

イ・ジェジュン記者登場、レポート開始。

「チェ・スンシルと元ミール財団の事務総長イ・ソンハンの出会いは、まるで007の作戦のようでした。チェ氏は、駐車が容易でCCTVを避ける事が出来る漢江(ハンガン)沿いで、イ氏に降りるよう指示しました。チェ氏には、運転していたユ某と随行員2人が同行していましたが、これらはイ氏の身体を検査し、携帯電話を奪いました。

しかし、イ氏は別の録音装置で会話を録音しました。この日の出会いはチェ氏の要請で、一時チェ氏の側近だったA氏の仲介で行われ、会話の中盤頃A氏は車を降りました。チェ氏は普段白いベンツに乗っていますが、この日はカーニバルを利用したと伝えられました。

ミール財団の元事務総長イ氏は、「非線形実力者とチャ・ウンテクがミール財団と手を切るよう要求し、財団の事務総長を解任されました。」

元ミール財団事務総長イ・ソンハンのインタビューシーンが登場する。
「現政権との関係を頻繁に口にする非線形実力者と言う権力不正に関与する人々が、財団の理事職を辞任するよう要求しました。」

その後、イ・ジェジュン記者のコメントで報道は終わる。

「イ氏はミール財団に関連し、チェ氏に何度か会った事があり、チェ氏に辞任を勧められた事があると話しました。初めは、チェ氏がイ氏に辞任を圧迫し、TV朝鮮の報道でミール財団問題が知らされると、すぐに立場を変え、懐柔に乗り出したと思われます。TV朝鮮イ・ジェジュンでした。」


 TV朝鮮の報道の5日後、10月23日聯合ニュースTVは、『単独報道』で、『2つの顔のミール財団元事務総長・・・H薬品に30億ウォン要求』を報じた。H薬品はハンミ薬品である。イ・ソンハンがハンミ薬品に30億ウォン要求したが失敗し、その後ミール財団について暴露し始めたと言う内容である。

 この報道は、イ・ギョンテ記者が取材している。イ・ギョンテ記者は、チェ・スンシル-イ・ソンハン-コ・ヨンテが行った漢江(ハンガン)沿いの密談を知っていたが、取材源保護次元で、その部分は報じなかった。以下は聯合ニュースTVの報道である。

アナウンサー
 「ミールとKスポーツ財団問題と関連し、チェ・スンシルを非線形実力者と名指ししイ・ソンハンた元ミール財団事務総長。しかし、イ氏の実体について知られた事実はほ殆どありません。聯合ニュースTVは、その実体を知る事が出来る過去と最近の行跡を取材しました。

イ・ギョンテ記者の単独報道です。

イ・ギョンテ記者
 「ミール財団とKスポーツ財団の問題で、突然浮上した人物がいます。最近、現政権の非線形実力者疑惑を持たれているチェ・スンシルについて暴露合戦を続けるイ・ソンハン元ミール財団事務総長です。

 しかし、チョン事務総長は、問題を暴露し始める直前に某企業と金の問題で葛藤を生じさせていた事が聯合ニュースTVの取材で確認されました。8月初めH薬品を訪れ、会社の敏感な業務を遂行した対価を要求しましたが、会社は要求額が高過ぎるとして断ったと言うのです。

 ミール財団事務総長就任前、イ氏は広告代理店の代表として活動し、関連業務の遂行過程で摩擦があったと知っていると、ミール財団関係者は明かしました。イ氏は2013年5月、医師や薬剤師を江原道(カンウォンド)のリゾートに招待し、H薬品の広報イベントを代行する過程で、個人情報収集業務と相応の対価を要求したものと思われます。

 ミール財団がイ氏の自筆のメモだとして聯合ニュースTVに提供した文書には、H薬品との交渉戦略が書かれています。イ氏は、医師数万人のデーターベースを利用したが、会社はその代金を支払っていない為、30億5,000万ウォン要求するとなっています。

 これについてH薬品関係者は、遂行した任務に比べ要求金額が余りに高く、断った事があると説明しました。イ氏とH薬品の事件が注目されるのは、イ氏が30億の交渉に最終的に失敗したと分かった8月10日以降、突然ミール財団について暴露し始めた点です。

 イ事務総長が自身が所属していた財団関連の暴露をし始める前、なぜ突然企業を訪れ30億ウォン要求し、葛藤を生じさせたのか?を確認する為、イ氏に数回連絡を取りましたが、イ氏は携帯電話の番号を変え、連絡が途絶えた状態です。聯合ニュースTVイ・ギョンテでした。」


 このように、2016年10月23日イ・ソンハンの暴露の内容をTV朝鮮は検証せずに報じ、聯合ニュースTVは事実を究明しようとする姿勢を見せていた。しかし、翌日の10月24日、JTBCがタブレットPCを報じた事で状況は急変する。
http://www.chogabje.com/board/view.asp?C_IDX=72156&C_CC=AZ


ウ・ジョンチャン記者の深層取材/パク・クネ人民裁判の内幕②
JTBCシム・スミ記者とタブレットPC7時間のミステリー
問題のタブレットPCの記者の持ち出しを支援したビルの管理人は解散した統合進歩党の元党員だった

禹鍾昌(チョ・カップジェ).com客員記者 元月刊朝鮮編集委員

 JTBCは2016年10月24日午後8時のニュースルームで、チェ・スンシルが大統領演説の文書、閣僚会議の資料など、国家機密に関連する約200件の文書を事前に受取り、修正していたと報じた。JTBCのこの報道は、パク・クネ大統領の支持層の心を動かす衝撃的な暴露だった。いわゆる『タブレットPCの波紋』の始まりである。

 JTBCの同日の報道は、「スクープ」、つまり特ダネ一色だった。▲「単独」チェ・スンシルのPCファイル入手・・・大統領演説の前に演説文書受取る、▲「単独」発表された『44の演説文書』・・・極秘『ドレスデン』も、▲「単独」閣僚会議の資料・初の地方自治業務報告書も事前に・・・、▲「単独」『秘書陣の交代』も事前に知っていた・・・作成者は大統領の最側近の参謀などである。

 この4本の特ダネの出処についてJTBCは、ソン・ソクヒアナウンサ-のコメントで、「チェ・スンシルのものと確実視されるコンピュータと確認された」と発表し、続くキム・ピルジュン記者の報道では、「チェ・スンシルのオフィスにあったPCに保存されていたファイル」と説明した。

 1日経った10月25日午前11時56分、聯合ニュースは、匿名の検察関係者の話を引用し、「検察は昨日の夕方、JTBCからサムスン製のタブレットPCを1台受取った。ファイルの内容は、現在分析中と発表」と報じた。この報道をキッカケに、「チェ・スンシルのコンピュータ」は突然『タブレットPC』に変わり、JTBCも10月25日の報道からタブレットPCと言う単語を使い始めた。

タブレットPCの波紋で最初に調査すべきは入手経緯である。タブレットPCの報道の真偽についての疑惑が増幅し、JTBCは初報道から1ヶ月半後の12月8日午後9時のニュースルームで、ソン・ソクヒ アナウンサーがシム・スミ記者に質問する形式でタブレットPCの入手経緯を公開した。シム・スミ記者が明かした入手経緯を要約すると以下の通りである。

 「最初にタブレットを見付けたのは10月18日でした。ソウル新寺洞(シンサドン)のザ・ブルーKオフィスでした。オフィスは、すでに引っ越した後で、ガランとしていて机が1台ポツンと置かれていました。今見ているこの机です。当時、ビルの管理人は、他のメディアの記者で訪ねて来た者は1人もいなかったと話しました。私達はビルの管理人に許可を貰い空のオフィスに入りました。

チェ・スンシルとコ・ヨンテが慌てて引っ越した為か、置いて行った什器や資料があり、机の中にタブレットPCがありました。製造中止になったギャラクシータブの初期モデルで、長く使わていないのか?充電が無くなり電源が入らず、現場に充電器は無く、電源が入りませんでした。古いモデルなので最近の携帯電話の充電器は使えず、私達は専門センターで充電器を購入しました。購入した充電器を持って現場に戻り、充電器に差した時、初めてタブレットPCを開けて見る事が出来ました。

 初めてタブレットPCを開いた時、見る事が出来たファイルは6つでした。取りあえず、そこまで取材し、タブレットPCをその場に置いてオフィスを出ました。チェ・スンシルが引っ越しの時、鍵をかけずに出て行き、まだ賃借人が見付かっていない為、不動産仲介人など、誰でも出入り出来る状態でした。誰かに盗まれる可能性があるだけで無く、チェ氏が人を送り、証拠を隠滅出来る状態で、相次いで疑惑が明らかになる状況の為、隠匿・破棄の可能性を心配しました。

 社内でどうすべきか?議論の末、タブレットを持ち出し、コピーした後検察に提出すると言う結論になりました。その為2日後の20日、オフィスから持ち出し、当初の計画通り報道当日の24日検察に提出しました。」


 1本の映画を見るようにタブレットPCの入手経緯をドラマティックに話すシム・スミ記者の証言は、ザ・ブルーKオフィスの管理人ノ・グァンイル氏の法廷証言によって事実で無い事が判明した。ノ・グァンイル氏は、ザ・ブルーKオフィスが入居する富源ビルの管理人である。

 ノ・グァンイル氏は、『チェ・スンシル事件』の証人として4月10日ソウル中央地方法院417号法廷に出廷した。チェ氏の弁護人イ・ギョンジェ弁護士は、タブレットPCの真実糾明の為、管理人のノ・グァンイル氏を弁護人側証人として何度も申請したが、検察の反発で失敗し続けていた。しかし、裁判所(ソウル中央地方法院刑事合意22部 裁判長キム・セユン部長判事)の説得を検察が已む終えず受け入れ、ノ・グァンイル氏は法廷に姿を見せた。

 イ・ギョンジェ弁護士は、最初の証人尋問で、ノ・グァンイル氏が富源ビルの管理人だと言う事実を確認後、「証人は政党に入党していた事実はありますか?」と尋ねた。ノ・グァンイル氏は、これまでのメディア報道で統合進歩党の党員と知らされていた。ノ氏は、「統合進歩党の党員でしたが、統合進歩党の解散後、正義党の党員になり、現在は共に民主党の党員です」と答えた。

 JTBCの記者がコ・ヨンテの机の引き出しの中にあったタブレットPCを持ち出した経緯についてのイ・ギョンジェ弁護士の質問に、ノ・グァンイル氏はこう答えた。

 「2016年10月18日午前11時頃、1人の男が訪ねて来ました。身分を聞くとJTBCの記者キム・ピルジュンと答えました。ザ・ブルーKオフィスのドアを開けると、キム・ピルジュン記者が机の中にあったタブレットPCを持ち出しました。その7時間くらい後、私が退勤する頃、キム・ピルジュン記者が再び現れ、タブレットPCを机の中に入れて帰りました。キム・ピルジュン記者は、2日後(10月20日)に再び訪れ、タブレットPCを持ち出した」

 ノ・グァンイル氏の証言で、ザ・ブルーKオフィスからタブレットPCを持ち出した者は、JTBCのキム・ピルジュン記者だと言う事実が初めて公開され、「充電器を購入後現場に戻り、充電器を差した時初めてタブレットPCを開けて見る事が出来た」と言うシム・スミ記者の証言は事実で無い事が確認された瞬間である。法廷にいた検事の顔色が一瞬暗く変わった。

 イ・ギョンジェ弁護士は、「キム・ピルジュン記者はタブレットPCを持ち出し7時間後に返しているが、その7時間の間にJTBCが何を壟断したのか明らかにする必要がある」と主張した。

 シム・スミ記者の証言の食い違いは、これだけで無い。シン・シミ記者は、ザ・ブルーKオフィスの管理状態について、「チェ・スンシルが鍵をかけずに引っ越し、まだ賃借人が見付かっていない為、不動産仲介人など誰でも出入り出来る状態だった」と証言したが、記者の確認の結果、事実では無かった。

 ザ・ブルーKオフィスは、セキュリティー会社のケプスが管理し、出入口に指紋認識システムが設置されている。指紋登録された者だけがドアを開ける事が出来る構造で、指紋の登録者は、コ・ヨンテ、パク・ホンヨン、チョン・ジヨン、イ・インフンの4人だけである。チョン・ジヨンは、ザ・ブルーKの女子社員、イ・インフンはコ・ヨンテのいとこである。イ・インフンの指紋が登録されていたのは、ザ・ブルーKがコ・ヨンテの個人会社だからである。このように、出入りは厳しく制限され、シム・スミ記者が言うように誰でも出入り出来るようなオフィスでは無い。

西江(ソガン)大学新聞放送学科出身のシン・スミ記者は、タブレットPCを初めて入手した際の報道で、2016年末、韓国女性記者協会の『今年の女性記者賞』を受賞している。報道の真偽を確認する為、記者はシム・スミ記者の携帯電話に電話した。シン・スミ記者は、「会社からインタビューに応じないよう指示されている為、何も言えない」と話した。キム・ピルジュン記者の携帯電話に、記者の身分を明かし電話を要請したが、やはり反応は無かった。

 30代前半のシム・スミ記者が、いわゆる国政壟断事件の実体を明らかにする為に熱心に取材した事実は否定しない。JTBCがタブレットPCを報じる半月前の10月5日、シン・スミ記者は、コ・ヨンテ、イ・ソンハンに会っている。その頃のコ・ヨンテは、共に民主党のチュ・ミエ代表がOO市庁のフェンシングチームの監督に紹介を頼むほど、容易に会う事が出来ない大物だった。

 そんな大物にシン・スミ記者は2時間会って昼食を食べている。この出会いの仲介者がミール財団の初代事務総長イ・ソンハンである。約束の場所に先に到着したイ・ソンハンは、コ・ヨンテが現れると不意に「チェ・スンシル氏の趣味は何ですか?』と尋ねた。記者の取材本能に触れたのである。女性記者との交流が好きなコ・ヨンテは意気揚々と、「大統領演説の文書の修正」と答えた。

 コ・ヨンテのこの発言は事実では無い。コ氏は検察の調査で、「2016年の1月頃、チェ・スンシルが自宅で文書を修正中、『プリンタが無いから助けて』と言うので社員と2人でチェ・スンシルの自宅に行くと、チェ・スンシルの机の上のノートPCのディスプレイに大統領演説の文書が表示され、チェ・スンシルは文書を修正していた。内容までは思い出せないが、大統領演説の文書だと言う事は簡単に分かった」と話している。しかし、その文書が大統領演説の文書だと言う事が簡単に分かった理由は説明せず、検察も追及しなかった。

 とにかく、イ・ソンハンとコ・ヨンテの会話をシン・スミ記者は止めず、会話を記事にする事もなかった。その理由をシン・スミ記者は、12月8日のJTBCの『ニュースルーム』で、こう説明した。

 「コ・ヨンテは、チェ・スンシルは常にタブレットを持ち歩き、いつも大統領演説の文書を読み修正していると言うと、イ・ソンハンは頷きました。コ氏はチェ・スンシルのタブレットPCについて、チェ・スンシルが余りに修正する為、ディスプレイが真っ赤だったと表現しました。衝撃的な事を2人は平然と話していたのです。聞いただけの話を記事にする事は出来ませんでしたが、(10月18日)タブレットPCを見付け、『チェ・スンシルの趣味は大統領演説の文書の修正』と報じる事になりました」

 イ・ソンハンは意図的にハンギョレやJTBCの記者に会い、30億5,000万ウォンの事を話したが、記者の興味は他にあった。大統領とチェ・スンシルの関係である。その結果、イ・ソンハンの暴露は手の施しようも無いほど大きくなり、ハンミ薬品の30億5,000万ウォン問題は、メディアの興味から消える事になった。

 タブレットPCに関連するJTBCの報道で国民を失望させたのは、『ドレスデン演説(朝鮮半島平和統一構想)』文書の事前流出である。パク・クネ大統領が、2014年3月28日ドレスデン(ドイツ)で行ったこの演説は、パク大統領の代表的な対北朝鮮提案だが、その重要な演説文書が、事前にチェ・スンシルに流出していた事に国民は失望していた。

 この文書の事前流出についてチョン・ホソン秘書官は、検察の調査でこう話した。

 「外交安保首席室が草案を作成し演説記録秘書官室に送ると、修正され付属秘書官室に報告される。ドレスデン演説の文書は重要文書だった為、国内で何度も修正を繰り返し、ドイツでも数回、修正を繰り返した記憶があります。ドイツの修正過程で、チェ・スンシルと共有していたEメールを使用し、チェ・スンシルの意見を聞いた記憶があります」

 チョン・ホソン秘書官の証言を総合すれば、チェ・スンシルは、ドレスデン演説の文書の修正に関与した多数の者の中の1人に過ぎないと言う事である。チョン・ホソン秘書官がチェ・スンシルに送ったドレスデン演説文書の草案の文字は黒で、修正箇所は赤い文字で表示されているが、JTBCは、修正箇所の赤い文字を全てチェ・スンシルが修正したかのように報じている。

 これは典型的な歪曲、誇張報道に当る。JTBCが初報道で、「チェ・スンシルは、ドレスデン演説文書の修正に関与した多数の者の中の1人」である事を知らせていれば、国民はあれほど大きく失望しなかったはずである。

 弱り目に祟り目で翌日のJTBCの報道に油を注ぐ事件が発生する。ハンギョレの10月25日の記事である。JTBCの特ダネに刺激されたハンギョレは、それまで寝かせてあったミール財団初代事務総長イ・ソンハンのインタビューを事実確認せずに報じた。

 キム・ウイギョム選任記者とリュ・イグン記者の名前の2016年10月25日のハンギョレの記事は、こうして始まる。

 「非線形実力者のチェ・スンシルは、殆ど毎日厚さ30㎝の『報告資料』を大統領府から受取り検討していたと言う証言がある。チェ氏はその資料を持ち、国政全般を議論する『非線の会』を運営していたと言う。この証言は、チェ氏に近いイ・ソンハン元ミール財団事務総長が9月7日~9月25日まで、4回・16時間に渡る<ハンギョレ>のインタビューで話した内容である。」


 ハンギョレは、この記事を報じた経緯をこう説明した。

 「イ氏の証言は常識を越えるもので、ハンギョレの2ヶ月ほどの取材の内容と相当部分一致し、JTBCの24日の放送『チェ・スンシルが、演説の文書を事前閲覧・修正していた』の内容とも符合する為、報じる事に決めた」

 ハンギョレの記事について情報提供者のイ・ソンハンは、検察の調査で、『記者が虚偽の事実を記事にした』と証言したが、ハンギョレは訂正しなかった。その頃、『8仙女』と言う存在しない非線の会が主流メディアを賑わせ、総合編成に出演した政治評論家、あるいは示唆専門家は、それをオウムのように1日中繰り返した。

 では、JTBCが報じたタブレットPCの真実とは何か?次回に続く。
http://www.chogabje.com/board/view.asp?c_idx=72199&c_cc=AZ

まだ続くらしい。

【正しい歴史】

【トランプ『韓国は歴史的に中国の一部だった
『米中首脳会談の発言内容議論】

2017.04.19 11:52 朝鮮日報朝鮮語版

 6~7日の米中首脳会談当時、習近平主席がトランプ大統領に説明した韓国と中国の歴史的関係についての発言内容が一歩遅れで知らされ議論になっている。習主席が長時間説明した韓中の両国関係の内容は、「韓国は歴史的に中国の一部」と言う一方的な中華主義に立脚した認識も含まれていた事が分かった。

 アメリカのオンラインメディアクォーツ(Quartz)は19日(現地時間)、「トランプが習氏と面談後、ウォールストリートジャーナル(WSJ)に話した発言は完全に間違っており、韓国社会を完全に激怒させる可能性がある」と評価した。

 トランプがWSJに話した内容とは、12日(現地時刻) のWSJに掲載されたトランプ大統領インタビューである。トランプ大統領はインタビューで、「習氏から韓国と中国の歴史についての授業を受けた。韓国は、(歴史的に)事実上中国の一部だった(Korea actually used to be a part of China)。韓国と北朝鮮で無く、朝鮮半島全体を意味する」と話した。

 トランプ大統領は更に、「数千年間、北朝鮮と韓国を支配した中国によると、北朝鮮を扱う事は、それほど容易で無いと見られる。私は中国が北朝鮮を扱う事が出来ると信じていたが、我々の考えと状況が異なるケースもある」と付け加えた。

 クォーツ(Quartz)はこれについて、「トランプは、アジア地域の歴史について、自身の知識や見識が無く、習氏から聞いた事が多いと推定される。習氏の歴史観はどこから来たのか?中国の国家主義だからか?」とし、トランプ大統領のインタビューの発言を評価した。
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2017/04/19/2017041901439.html

朝鮮半島は中国の一部だった。習近平は優しいね?
半万年中国の属国だったとは言わなかったんだから。

朝鮮の歴史は、中国の植民地として始まった。と言うか、中国の犯罪者の流刑地として始まったと言うのが正しい。
朝鮮人が主張する建国年の紀元前2333年~日清戦争の1895年までの4228年間、中国に支配された。

>「トランプが習氏と面談後、ウォールストリートジャーナル(WSJ)に話した発言は完全
 に間違っており、韓国社会を完全に激怒させる可能性がある」

 完全に間違っているのは、クォーツ(Quartz)の記者と朝鮮人。
 朝鮮人が激怒すると言うのは正しいけどね?(笑)

【倒産したらええ】

【ギッシリ詰まった集団ローン・・・建設会社列倒産の恐怖】
2017.04.19 10:00 韓国経済

契約率95%越えても融資拒否
数十ケ所工事中断危機
差し迫ってた建設会社緊急集会


 金融会社が中途金集団ローンの取扱を中止し、資金力の無い中小建設会社は黒字倒産の恐怖に包まれている。工事中断が現実化する可能性が高まり、建設会社は先月大統領候補に嘆願書を提出し、18日緊急セミナーを開き対策準備を訴えた。

 シム・グァンイル大韓住宅建設協会会長は、同日「中途金ローンの拒否を懸念し、新規分譲を中断する中小建設会社が続出している」と話した。金融会社は、契約率が90%を越えても、中途金集団ローンを拒否しているからである。韓国住宅協会によると、昨年10月~今年1月に分譲された契約率95%以上の30の物件の内、中途金ローンの融資先が見付からない物件は17ヶ所(56.7%)に達する。

 キム・ハンギ韓国住宅協会会長も、「昨年8月以降分譲した物件の内、数十ケ所が、1次中途金の納付を猶予した。2次中途金の納付前まで融資先が見付からなければ近く工事を中断する他無い」と懸念した。韓国住宅協会によると、昨年10月現在、融資先が見付からなかった26ヶ所の半分が、先月末でも融資先が見付かっていない。昨年下半期、慶北慶州(キョンジュ)市で1,000世帯規模のMSを供給したA社は、2次中途金の納付期限が来月12日に近づいているが対策が無い。この会社の関係者は、「契約率が50%に過ぎず、都市銀行は言うまでも無く、第2金融圏でも相手にされない」と話した。

 韓国住宅協会と大韓住宅建設協会は、同日緊急セミナーを開き、対策準備を要求した。ユ・ジュヒョン大韓建設団体総連合会会長は、「集団ローン規制は、無住宅の庶民の家作りを難しくさせ、内需景気の沈滞を招く可能性がある」と主張した。

 金融委員会の高位関係者は、「金融会社は、融資リスクを縮小する為、分譲率を考慮し、融資の可否を決めている」とし、規制緩和の意向は無いと明確にした。
http://land.hankyung.com/news/app/newsview.php?aid=2017041895491&nv=3

銀行で金を借りられない建設会社は倒産したらええ。
世の為、人の為や。(笑)

【今更?全部知ってた】

【大宇造船、産業銀行だけは3%・・・社債投資家は1%】
2017.04.19 10:51 ヘラルド経済

国策銀行、自律債務再調整で最大の恩恵
『ワークアウト担保債権の慣例』主張
粉食に騙された無担保債権者『悔しい』
『詐欺社債』訴訟参加大幅増の可能性


 大宇造船が、産業銀行など国策銀行からの借入れだけは年3%の利息を支払う事が確認された。粉食会計に騙され、社債に投資した投資家に、年1%の利息しか支払われない事とは対照的である。

 17日~2日間、5回行われた大宇造船社債投資家集会で、個人投資家はチョン・ソンニプ代表理事に、「これまで3%半ばだった社債の金利が1%に下がった。筆頭株主の産業銀行の担保債権の金利を公表しろ」と要求した。

 チョン代表は即答を避けた。しかし、ヘラルド経済の取材の結果、大宇造船は産業銀行と輸出入銀行の担保債権に年3%台の金利を支払う事が確認された。

 産業銀行は1兆,6000億ウォン、輸出入銀行は3,000億ウォンの大宇造船の担保債権を保有している。無担保債権の社債金利だけを下げ、担保債権金利は維持したものである。

 大宇造船関係者は19日、ヘラルド経済との通話に「金利は産業銀行が話すべき部分」と説明した。

 産業銀行関係者は、同日の通話で、「現時点では、担保を処分し貸付金を回収しているが、会社の資産を維持する次元で担保債権と無担保債権は違うと考えるべき。無担保債権と担保債権の金利が異なり、担保債権の金利の方が高い事は、構造調整過程では常識的な事」と説明した。

 産業銀行は、財務担当副頭取経験者を大宇造船の最高財務責任者(CFO)に送って来た。大宇造船は、粉食会計帳簿を基に社債を発行し、集めた金で産業銀行と輸出入銀行の貸付金を返済していた事が分かった。イム・ジョンリョン金融委員長は18日の記者懇談会で、「産業銀行は、大宇造船の経営から手を引かせる」と公言した。大宇造船の不健全化について、産業銀行の責任を認めた事になる。大宇造船の自律的債務再調整成功の最大の受恵者は産業銀行と輸出入銀行である。最も多い前受金払戻保証(RG)を提供し、法廷管理状態で莫大なRGコールに直面するリスクを避ける事になった。

 個人投資家の間では、「利害関係者の損失分担」と言う政府の構造調整の原則により、機関・個人投資家の社債金利は全て1%に下方調整されたが、国策銀行はその原則を避けたと批判されている。

 これに伴い、個人社債投資家は、国民年金が債務調停案の賛成直後、大宇造船を相手取り、損害賠償請求訴訟を提起し、注目されている。機関投資家は訴訟の合流推移を見守り、個別訴訟に乗り出す可能性もある。個人投資家の大宇造船社債の保有割合は1兆3,500億ウォンの12.2%、1,652億ウォンに達する。
http://media.daum.net/v/20170419105101143

こんな記事、今更書いて何になる。
この手の記事は、国民年金が賛成か反対かを決める前に書かないと意味ないじゃん。

私は、全て知ってました。
大宇造船支援の真の目的は国策銀行支援にある事も、大宇造船が社債を発行して集めた金だけじゃ無く、これまで支援された金の大半も、国策銀行の返済に使っていた事も・・・。

投資家集会で賛成に回った事で、国民年金が社債に投資した4,000億の内、回収出来るのは300億ウォン~多くて400億ウォン程度。それも、大宇造船が正常化し、3年後に存続していれば・・・ね?(笑)

投資家が損切した投資金と国民が失った老後資金で国策銀行だけは潤う。
詐欺師イム・ジョンリョンは、死刑にすべき。

ご案内

プロフィール

nanakotedy

Author:nanakotedy
イタリア ローマで生まれ、10歳までイタリア育ち
大学卒業後、帰国
母方の祖父母と同居中

度重なる歴史認識の違いと言う言葉に、改めて近代史を学び直しています

最新記事

最新コメント

最新トラックバック