韓国原子力研究院、放射性廃棄物を違法処分=2013年以降36回

 韓国原子力研究院が2013年から36回にわたり、放射性廃棄物を無断で処分・焼却するなどの違法行為に及んでいたことが明らかになった。こうした違法行為による放射能汚染は微々たるものと判明したが、放射性物質を取り扱う韓国政府の研究員の「安全不感症」は深刻なレベルだと指摘されている。

 原子力規制機関の原子力安全委員会(原安委)は20日、原子力研究院の放射性廃棄物管理の実態を5カ月かけて調査し、合計36件の原子力安全法違反を確認したと発表した。今年2月の第1次発表で明らかになった12件に、さらに24件追加されたわけだ。

 原安委の発表によると、原子力研究院は2013年から最近まで13回にわたり、放射性廃棄物を無断で処分した。ある研究員は昨年9月、放射能を除去する実験に使ったコンクリート0.2トンを一般のコンクリート廃棄物に交ぜて捨てた。原安委は「調査の結果、放射性物質の違法な処分や焼却による環境への放射線の影響は、どれも微々たるものということが判明した。28日に委員会を開き、原子力研究院に対する行政処分を話し合いたい」とコメントした。

崔仁準(チェ・インジュン)記者
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