1994年になれば、ビジュアル系ロックバンドや、そのバンドからソロになったhideさんが活躍した年でした。それでは、その1994年にはどのような歌がヒットしのたか知らない方のために数多いヒットソングの中から厳選して、名曲と思える歌を10曲まで紹介しましょう。
- No.1:trf「survival dAnce」
- No.2:trf「BOY MEETS GIRL」
- No.3:LUNA SEA「True Blue」
- No.4:LUNA SEA「ROSIER」
- No.5:hide「DICE」
- No.6:GLAY「彼女のModern」
- No.7:篠原涼子「恋しさと せつなさと 心強さと」
- No.8:hide「TELL ME」
- No.9:大黒摩季「あなただけ見つめている」
- No.10:大黒摩季「夏が来る」
- 1994年のヒットソングのまとめ
No.1:trf「survival dAnce」
若い頃は、私だけでなく多くのクラスメートたちも夢中になって聞いていたのが、 trfの『survival dAnce』です。残り少ない貴重な一瞬に訪れたチャンスを何とかつかみ取ろうとする歌です。このような歌は若い方たちなら、多くの方が共感出来る歌詞でしょうね。
No.2:trf「BOY MEETS GIRL」
trfの『BOY MEETS GIRL』は、少年や少女たちのあふれる期待と夢を明るい曲調で歌う曲です。この歌は少し切ない部分の歌詞もありますが、全体的に夢や希望の持てる歌で、聴いているだけで大きなエネルギーを貰えます。
No.3:LUNA SEA「True Blue」
当時ビジュアル系ロックバンドの中で、絶大な人気を誇っていたのが『LUNA SEA 』でした。そのLUNA SEAの『TRUE BLUE』は、壊れそうで狂いそうになる夜に、力なくつぶやいてしまう者の苦しさを歌っている曲です。
歌詞は苦しくなるような内容になっていますが、ギターやドラムの音が鳴り響いている上に早いテンポなので、聴いていたら気分がスカッとしますね。
No.4:LUNA SEA「ROSIER」
LUNA SEAの『ROSIER』は、大都会の中で誰も信じれない中で、このまま愛する事も出来ないまま花びらのように散ってしまうのか……そのような悲しい叫びをあげる歌になっています。この曲では、ボーカルのRYUICHIさんが、信じられないほど早く歌っていくので、その疾走感も好きでした。
No.5:hide「DICE」
X JAPANの元ギタリスト『hide』さんがソロになった時に発売したのが『DICE』です。この歌では、変えようのない時間の重さと過去の亡霊に追われていく者の苦しみを歌っています。そして、咲き乱れるののか?朽ち果てているのか?それをダイスにかけて歌っている曲でもあります。
hideさんは、残念ながら若くして亡くなってしまいましたが、今でもhideさんが生きていたら、JPOPはどうなっていたのかな?と思いますね。
No.6:GLAY「彼女のModern」
GLAYと言えば、当時は最も高い人気を誇っていたビジュアル系ロックバンドで、幕張のライブで20万人の観客を集めた事でも有名です。そのGLAYがデビューしてから間もない頃に発売されたのが『彼女のModern』です。
この歌は、魅力的であり刺激的な女性について熱く歌う曲になります。私が、GLAYの歌の中で最も好きな曲ですね。
No.7:篠原涼子「恋しさと せつなさと 心強さと」
最近の若い方たちは、篠原涼子さんと言えば、女優のイメージが強いかもしれません。所が、この方は日本の女性ソロとして初の200万枚以上を売り上げた『愛しさと切なさと心強さ』を歌ったアーティストでもあります。
この歌は、アニメ『ストリートファイターⅡ MOVIE』の主題歌にもなりました。この歌を作曲したのは、trfの曲同様で、小室哲哉さんになります。当時から知っていた事ですが、やはり小室哲哉さんというのは、とんでもない天才だったなと思いますね。
No.8:hide「TELL ME」
hideさんの歌の中では、優しい歌で知られているのが『TELL ME』です。カラオケで一緒にいく友達が、大のhideファンだったのですが、その友達の歌うTELL MEがあまりにも上手で驚いた事がありましたね。
この歌は、優しい曲調になっていますが、歌詞は少し悲しい内容になっています。しかし、そのギャップがこの歌の魅力と言えるでしょう。
No.9:大黒摩季「あなただけ見つめている」
大黒摩季さんの『あなただけ見つめている』は、当時大人気になったTVアニメ『SLAM DUNK』の主題歌になった曲です。このアニメはバスケを題材にしたもので、桜木と流川が張り合っているシーンで、この歌が流れているのは、もはや自分にとっては青春そのものです。まぁ青春という言葉はもう古いのかもしれませんね。
この歌は、女性が好きな男性のために努力していく歌になっていますが、アニメの内容とは、かけ離れていますが違和感なく聞けました。
No.10:大黒摩季「夏が来る」
大黒摩季さんの 『夏が来る』は、今年の夏こそは本気の恋愛をしたいのに、何か物足りない日々を味わってしまう苦しさを力強く訴える歌になっています
周りが結婚するとかしないとか騒いで、意地になってしまう女性の苦しさも歌っているので、今の若い女性たちが聴いても共感出来る歌と言えるでしょう。
1994年のヒットソングのまとめ
1994年になったら、ビジュアル系ロックバンドの勢いはさらに加速しましたが、それに負けないほど小室ファミリーが躍進した年でもありました。この当時は小室哲哉さんがプロデュースするアーティストの曲ばかり売れたので、一部に批判の声があがったほどでした。
ビジュアル系ロックバンドと小室ファミリーが共にヒット曲を連発して、1990年代は音楽バブルと言われた時代でもあったのです。