超訳[15]日本再生計画~国防編③「忍者部隊」予備自衛官補制度

▼公式サイト版・予備自衛官補の説明


予備自衛官補制度とは、自衛官未経験者を予備自衛官補として採用し、所要の教育訓練を経た後、予備自衛官として任用する制度です。
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《予備自衛官補制度のポイント》
  1. 希望者を、試験等により予備自衛官補として採用し、所定の教育訓練終了後、予備自衛官として任用します。
  2. 予備自衛官補の期間中は、教育訓練に応じる義務のみを有します。防衛招集、国民保護等招集及び災害招集への応招義務は有りません。
  3. 一般(後方地域での警備要員や後方支援等を実施する予備自衛官になるコースです。)と技能(後方地域での医療従事者、語学要員等の予備自衛官になるコースです。)があります。

▼予備自衛官・予備自衛官補制度の背景


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(表向きには)予備自衛官・予備自衛官補ともに、災害有事に備えて第二次安倍内閣発足と同時にフル活用されることになった制度です。
予備自衛官の制度は60年も昔からありました。ただ、文字通り「予備」であって、必要がなければ募集はされないという特性があります。それが、東日本大震災を機に色々と見直されて有事の態勢が強化されたのです。
災害時の対応は当然ながら、いわゆる「自衛隊出動」という事態には可能な限り速やかに対応できるような総合的態勢作りが進められてきました。
第二次安倍内閣は発足と同時に、近い将来確実におきるであろうと思われる在日勢力や反日勢力との衝突に備えて対策が急ピッチで進められました。国防の基礎からの大変換と組織変えです。
組織をテロゲリラ対策に特化させる一環として自衛官の増員が図られ、正規隊員と同時に予備制度がフルに活用されることとなったのです。
このような背景のもとに、予備自衛官補の制度は整えられました。
(真の目的としては)反日勢力に気づかれず『対テロゲリラ部隊』を増やしたい、という増員の必要性がありました。

ただ、この予備制度は、現役引退後の予備役制度とも、正規募集の自衛官採用とも違います。
有事における予備自衛官補を新規採用するという全く別の制度です。これは過去約60回も小規模ながら実際に施行運営されていたにもかかわらず、目的がテロゲリラ対策と明らかであることもあって、反日勢力を刺激せぬよう自衛隊HPでは片隅に追いやられていました。
しかしテロゲリラ対策には絶対的に人員が不足しているため、増員対策は喫緊の課題でした。
緊急時に対応できない場合の超法規対応が可能な組織が必要でした。
表の制度=武力攻撃予測事態法
裏の制度=武装勢力&反日メディア殲滅マニュアル
前回エントリーでも紹介した「武力攻撃予測事態法」という有事立法とも関連があります。
内容は事態に余裕のある有事法制で、かなりきめ細かい事例を挙げて対応しているのですが、同様に野党の反対でがんじがらめに縛りがあって、実質の適用は不可能な法律でした。
このような法律の縛りがあったため、自衛隊は「官邸が機能しない」という最悪の場合を想定して有事対応マニュアルを作りました。これが日本再生計画で再三話題に上る「メディアの殲滅破壊マニュアル」で、言わば武力攻撃予測事態法の「裏マニュアル」です。
一方、武力攻撃予測事態法については、緊急時に対応できない場合の超法規対応が可能な組織作りが求められ検討が始まりました。それが、予備自衛官補制度だった、ということです。

▼余命ブログ版・予備自衛官補の説明


  • 目的は国内治安維持(=対テロゲリラ部隊
  • 戦時国際法における交戦資格を完全に満たす組織
  • 緊急時は超法規対応が可能な組織
  • 武装や戦闘技術は普通化部隊レベル(=本格派
  • 正規軍=自衛隊とは異なる任務がある
  • 純日本人の志願兵たちによる強烈な保守&右翼部隊
  • 招集も編成も臨機応変の忍者部隊
  • 有事の際は部隊参加/地元自警団のリーダーを選択
予備自衛官補制度は、自衛隊経験のない一般国民が国防に参加できる制度です。
研修は3年以内に50日の訓練ということで比較的余裕があります。10日サイクルだが集中訓練も可能です。任務については武器を持っての戦闘や治安出動は含まれていません。
しかし訓練の中ではテロゲリラを想定した市街戦訓練や銃器を持った戦闘、実弾射撃も訓練課目の中に入っているそうです。
訓練終了後は登録されて予備自衛官となりますが、共に身分は非常勤特別職国家公務員待遇で、保障関係も自衛隊員と同等に扱われます。
また、予備自衛官・予備自衛官補には出身地域の有事における自警団的な役割も期待されています。2013年度募集人員は1400人でしたが、可能な限り増員されており、他の自衛隊関係の募集と同様、採用は高倍率とのこと。

▼「忍者部隊」という存在

アバウトで秘匿が可能な制度

予備自衛官制度そのものは、実にアバウトな制度です。
自由度がありますが、その気になれば恣意的でいいかげんな運用も可能だからです。
一応募集人員に予定はあるものの、人員の増減は自由で公表もされないし、自衛官補のレベルでは国の負担は教育訓練中の手当だけで、それ以外にはありませんから動きや規模は予算にも反映されません。それに召集がかからなければ普段は一般人として働いている社会人や学生なので、平時には存在が秘匿されているから実態はつかめません。
加えて予備自衛官は、有事の序列も権限も自衛隊より下位にある警察関係には面白くない存在なのだそうです。
警察は汚鮮が内部まで進んでいる組織ですから、この制度の秘匿具合は不気味で気になるでしょうね。

こっそり増員しながらも、堂々と訓練できる

防衛庁の公式サイトにある予備自衛官補の制度を読み直すと、①まず、シロウト一般人を訓練して「予備自衛官補」として採用する。 ②その後さらに教育して「予備自衛官」として任用する、という流れのようですね。つまり、予備自衛官になる一歩手前の部隊が予備自衛官補です。
なぜ安倍氏は、この半人前のような組織に目を付けたのでしょう…答えは余命ブログにありました。
自衛隊に関しては、安倍さんはマジックを駆使しています。悪くいえば詐欺的手法です。…略…究極は予備自衛官補制度の対応強化で予定人員の数倍の訓練終了によりこの2年間で万をこえる実質増員、これは毎年増え続けています。訓練運用経費なので予算に増員として現れないのです。訓練終了自衛官補は通常は無給で一般人と全く変わりません。
有事における住民自警の核となります。その意味では民兵と言ってもいいかもしれません。
確かに防衛省HPを見ると、即応予備自衛官や予備自衛官は「手当が月額支給」である一方、予備自衛官補は「教育訓練招集手当が日額支給」であることがわかります。
月額支給でないから隊員数の増員が予算に反映されないのです。
反日勢力に増員規模を悟られることはありませんね。

▼予備自衛官補はプロ兵士

予備自衛官補の研修は『3年以内に50日の訓練』で、10日サイクルの集中訓練も可能だそうです。
しかし、50日程度の訓練で、シロウトが一人前の兵士になれるものでしょうか?

その疑問にも余命ブログは答えています。
先日、予備自衛官補の全課程を修了した学生さんが2人きまして盛り上がりました…略…訓練実態はマニュアルとはだいぶ異なっているようで、テロゲリラ対策を意識した実戦訓練になっているようです。銃器の取り扱いや実射訓練はあるものの、いわゆる逮捕、拘束を想定した格闘訓練はいくらもないようです。組織目的が殲滅ですから当然?
訓練終了後は予備自衛官になるのですが、有事招集における役割は後方支援が主で、戦闘行動はないというのは表向きで、実際はかなりの自由度がありそうです…略…有事における招集は部隊参加か地元の自警団の核となる参加かの選択ができます。また応募者の特徴はやはり自営業と学生が多いですね。

安倍さんが狙っているのは反日、在日勢力の一括処理です。もし暴発してくれれば一気にかたづきます。予備自衛官の定期訓練が規定オーバーで頻繁に行われています。また自衛官補の訓練内容が規定とは大きく外れています。本来の任務は後方支援、確保で戦闘は基本的に除外されています。しかしかなりの時間がテロゲリラとの市街戦実戦実弾射撃訓練です。どうも今年の秋の暴発を待ってカウンターを狙っているような気がしてなりません。
予備自衛官ではない、予備自衛官「補」ならではの制度をもう一度確認してみます。
予備自衛官補の教育訓練招集手当 7,900円/日
予備自衛官『補』の身分なら教育訓練を受け続けることができます。
つまり、「予備自衛官」にならずに「予備自衛官『補』」という立場で実戦的な教育訓練を受ける限り、日額7,900円という「お給料」が支払われます。無給ではないから生活を犠牲にする必要もありません。自衛官補は収入が保証される。国は反日勢力からの干渉を受けずに堂々と兵士を訓練でき、多くの優秀な人材を確保できる。なんというWIN-WINの関係!ここにも予備自衛官『補』であることのメリットがありましたね。

▼『田母神ブルーリボン』陽動作戦

既存の制度だったとは言え、どの分野にもはびこる反日勢力の目を欺きながら、これほどの国防(武装)集団を構築するには、相当の苦労があったと思います。
安倍首相は、情報秘匿だけでなく、「おとり」まで用意したみたいです。
自衛隊内部でも横の連絡は一切なし。文官による情報漏れを防ぎました。訓練は通常訓練基地から外して徹底秘匿という2年間で予定数に達し、記述OKがでました。反日勢力も自衛隊周辺には24時間監視体制を敷いて部隊動向をチェックしていたものの、基地内でのテロゲリラ訓練と小銃、機関銃の実弾射撃訓練だけですから最後まで気がつかなかったようですね。
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民兵組織のチェックは田母神ブルーリボンが「おとり」となって、また安倍さんにだまされましたね。
この部隊は招集は個別で、部隊編成も臨機応変という忍者部隊です。基本的に独立性が高く、また構成員の資質は意識において志願兵ですから強烈に保守的、右翼的ですよ。
そのような考えあってのことだったのか、との目で改めてここ近年の田母神氏の動きを考察してみると、確かに「悪目立ち」していた感が拭いきれません。
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  • 知事選出馬
  • 右寄り発言を期待されてのTV露出
  • 衆議院選に東京12区から出馬(東京12区は公明党の牙城)
  • 堂々と「創価公明党を潰す!」発言
  • 敢えて反日勢力を挑発するようなツイート
「あの」田母神氏が民間防衛組織の陣頭指揮に立つ…となれば、反日勢力にとっては一大事です。全力で潰しにかかるでしょう。
その結果なのか、公認を受けた「次世代の党」は先の衆議院選では惨敗を喫し、田母神氏のふるまいがさも戦犯のように扱われました。挙句、政治資金疑惑を刺されてネガキャンは反日勢力の成功のうちに終わりました。
しかし、反日勢力総出で田母神潰しに血道をあげている一方で、安倍首相は粛々と予備自衛官補の体制構築を完了させていたのです。田母神氏もおとりを演じた甲斐があったというものでしょう。安倍首相は稀代の策士ですね。

余命ブログは、こう言います。
「もう完璧ににらみが入っていますので反日勢力、とくにメディアは動けませんね。在日との戦いもこれで勝負がつきました。」