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前回、ビタミンB群8つのうちの「ビタミンB1・B2・B6」の働きについてのご案内をしましたが、今回はその中の「ビタミンB3・B5・B7・B9・B12」のご案内です。
ビタミンB類は複合体として、分類されているのが特徴です。
それでは、それぞれB群の残り5種類の紹介と、その働きについて見ていきましょう。
ビタミンB
ビタミンB群の種類-2
ビタミンB3(ナイアシン)
ナイアシンは、脂質や糖質を燃やしてエネルギーを作る働きをします。
また、皮膚や粘膜の健康維持にも貢献しています。
多く含まれる食品は、マグロ、カツオ、タラコ、豚・牛のレバー、卵、大豆、玄米などです。
ビタミンB5(パントテン酸)
パントテン酸は、補酵素の構成成分となり代謝に大きく影響します。
また、パントテン酸は抗ストレスに必要なビタミンともいえます。
あらゆる食品に含まれますが、多いのはレバー、鶏肉、豚肉、納豆、タラコ、卵黄など。
ビタミンB7(ビオチン)
レバーに多く含まれていますが、腸内で善玉菌によってもつくられます。
補酵素の作用によって、筋肉痛をやわらげたり、髪の毛や皮膚を健康に保つ効果があります。
また、アトピー性皮膚炎にも有効といわれています。
含まれる食品は、アーモンド、ピーナツ、大豆など。
ビタミンB9(葉酸)
葉酸は水溶性のビタミンで、葉野菜やレバーなどに多く含まれています。
細胞の再生、赤血球をつくり貧血予防に必要な栄養素です。
特に妊娠した女性には、胎児の発育を促し、健康に育てるためにも必要な成分です。
含まれる食品は、レバー、枝まめ、納豆、よもぎ、ほうれん草など。
ビタミンB12
ビタミンB12は、造血のビタミンともいわれ、赤血球の生成に役立つ成分です。
DNA合成の調節や、酵素の働きを助ける補酵素としての役目を担っています。
欠乏すると悪性貧血の原因にもなるといわれています。
ビタミンB12は動物性食品に含まれていて、特に多いのが魚の卵のイクラ、タラコ、キャビア、カラスミなどです。
他には、マイワシ、サンマ、ニシン、カツオ節などにも含まれています。、
このようにビタミンB群は、それぞれの役割を果たしています。
以上が「ビタミンB3・B5・B7・B9・B12」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。