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「なぜ読書をしなければいけないのか?」 読書家の母が教えてくれた答え

腹BLACK 2017年4月20日
 

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あなたは月に何冊の本を読むだろうか?日本人は「本は全く読まない」という人と「たくさん読む」という人に二極化する。

そして本を読まない人は往々にして「なぜ本を読まないといけないのか?」「本を読むとどんないいことがあるのか?」と同じ疑問を口にする。

ここで1つの答えを導く漫画を紹介しておきたい。

「なぜ読書をしなければいけないのか、読書家の母に聞いてみた」

出典:https://twitter.com/310_64/status/854707190644396034

非常に見識高い回答に圧倒されてしまった。人それぞれ職業や価値観、目指す生き方が異なる以上、本を読むことで何かが得られるかはそれもまた人それぞれ。しかし間違いなく言えるのは「本を読まない人は、自分に読書が必要かどうかすら判断できない」ということ。

他人の知恵が結集された本を読むことで自分の中に新たな世界を切り開けるかもしれないのに、その領域にすら足を踏みれないというのは非常にもったいない。もちろん人によっては「本から学べることは何もない」という人もいるだろう。ただそれは自分自身が実際に本を読み進めてみないと分からない、他人には判断できないというのがポイントなのだ。

ここで有名なイラストを紹介しておきたい。

読書をしない人間は狭い視野で生きているが、読書をする人間はその読んだ本の数だけ高い次元の世界を見ることができるというイラストだ。この画は有名なので多くの人が知っているだろう。だが、実はこれには続きがあるということはほとんどの人が知らない。

一見すると、本を読んで暗い世界が見えるようになってしまったという解釈もできるが、そこを超えれば明るい未来が待っている。これこそが読書の醍醐味なのだ。

参考:「本を読むこと」の本質を表した風刺画が面白い。人は読んだ本の数だけ視野を広げて違う世界を見ることができる。

一冊一冊地道に本を読んでいき、自らの見識を深める。正しい方向に進めばそこには希望が見えてくる。本を読まないといけない理由が端的に分かる秀逸なイラストだ。

読書家の人間はこぞって読書の素晴らしさを語る。2016年には株式会社VASILYの金山裕樹CEOが本を読まない人間を乱暴にDisって炎上したことがあった。

参考:【炎上】ITベンチャーの社長が「本を読まないやつは人間じゃない」と発言して「自分は人間じゃなくて何なんだろう…」と狼狽する人が続出

ただ一方で社会的に成功した人物の中には読書否定派の人間もいる。ホリエモンこと堀江貴文氏は意外にも読書否定派の代表格だ。

参考:堀江貴文「成功するために本を読むのはバカ。立ち止まっているヒマがあったら行動しろ」

ホリエモンの主張は「起業で成功するには読書よりもまず行動!実践の中で学べ!」というもの。とりわけベンチャービジネスであればまだ誰も挑戦したことのない事業に取り組むわけだから、まず参考になる本がない。むしろ自分自身が本を書けるぐらいに実践の中で研究を積み重ねるのが成功への最短コースだろう。

そう考えればホリエモンの「起業で成功したかったら本なんか読むな」という主張もまた理屈が通る。前人未到のベンチャービジネスに挑戦し続けるホリエモンはもはや本から学ぶことはないという結論だ。

以上を総括するとやはり本を読むべきかどうかは人によって違うという結論になる。「答えを知りたいなら本を読みなさい。あなたの答えは誰も持っていない」。

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