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ねんどろいどコラ画像作る時の「切抜き」や「影付け」などの加工技術の一部を紹介(やっつけ&我流)

テクノロジー イラスト日記

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こんにちわどうも、てんたまです。

 

僕がブログの記事で、よくコラ画像を掲載しているのは、このブログの読者さんたちなら知っている事かと思いますが、

 

↓こんなのとか

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↓こんなの

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このコラ画像ですが、どうやって作っているのか知りたいと言うコメントを頂いたので、今回はその技術の一部ご紹介したいと思います。

 

まず最初に言っておきますが、正直やっている事はやっつけレベルなので、かなり未熟な技術です。

もっと綺麗に作る方法も存在すると思いますし、コラ画像を作るためにやっている画像の切り抜きも、一枚一枚いちいち切り抜くと言う、かなりめんどくさい行為の果てに作成しています。

慣れてないと、元画像があっても、普通に絵を描くくらい時間もかかるし大変だと思うので、僕と同じやり方をしたい方は、その覚悟の上でやってくださいって事は最初に言っておきます。

それでも構わないと言う方だけ、みてくださいませ。

コラ画像作ろう! 第一ポイント「コラに使う切抜き画像を用意しよう」

まず初めにやる事は、コラする先の画像に、張り付ける予定の切抜き画像を、自然な視点で変にならないように、あらかじめ計算して撮るもしくは作ります。

自然な視点と言うのは、簡単に言えばその背景と合して、その画像でかすぎじゃね? 小さすぎじゃね? 何か曲がってね? と言う、常識的な視点から考えて違和感を感じない視点にする事で、

例えば上で見せましたこの画像

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よく見ると、道路に対して、車体はずれているように見えませんか?

それなのに車の影の付き方も変だし、明らかに常識視点から見ると、おかしな状態になっています。

 

なんでこんな事が起きてしまうかと言うと、

パースを考えて物を配置してないからです。

パースとは、僕もあんまりよく分かっていないですが、まあ簡単に言えば、その空間に対して、適正な位置・遠近感覚、常識的な大きさで配置して描いていく作画技術みたいなもんでしょうか?

例えばこんな部屋が存在するとしたら、

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パースを考えて、一枚目の部屋の黒い線に従って、右端に何かしらの家具を描くと、遠近感覚も合わせてこんな感じになるじゃないですか?

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パースを考えて部屋を描いていくって言うのは、大なり小なり、こう言う事の繰り返しをし、さらに細分化して描いて一つの部屋に描き上げてるんだと思うんですけど、

これを守って描かないと、部屋は散らかった部屋になり、そしてもっとひどくなればこのように異次元空間になってしまうのです。

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ね、黒の線の従って考えて描かないと、変になっちゃうでしょ?

部屋が散らかるレベルまでの誤差ならまあ良いですが、言い訳が出来ないくらい酷いレベルになるとちょっと問題です。

 

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この画像が変になったのも、その影響が少し出て、そんな感じになっちゃった訳ですが、

まあこの画像は、白のランボルギーニ自体、ネットで拾った画像なので、ここから道路の画像に合してパースを合わせるのは非常に難しいので、こんな感じになってしまったと言う話です。

ともあれ、もしも自然な感じにねんどろいどのコラ画像を作るならば、張り付ける方の画像は、コラ先の画像に合してパースを合せなければいけない、と言うのは分かって貰えたと思います。

 

ではそれを考えて、切抜き予定の画像を作成しましょう。

まずコラ先の画像は、先日撮った素敵神社を使用します。

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この画像のパース構成だと、普通の立ち絵で合うので、正面で普通に立っているねんどろいどの写真を撮ります。

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イラストソフトに、コラ先の画像(神社)、切抜き画像(青葉ちゃん)の二枚の画像を読み込ませレイヤーを作ります。

 

*レイヤーとは、デジタル描きの視点で絵を描く紙みたいな物で、紙と違うところはレイヤーを別にして描けば、独立した絵になり、またレイヤー同士を合わせる事によって、より複雑な絵を簡単に描けるようにするデジタル描き特有のシステムみたいな物です。

簡単に言えば、線画レイヤーと着色レイヤーを合わせると、カラーイラストになる、みたいな感じです。

↓こんな感じ

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次に、ねんどろいど(青葉ちゃん)の画像を切り抜き作業ですが、

切り抜き方は人それぞれだけど、僕はソフトはコミスタを使って、こんな感じにやってます。

まず投げ縄で簡単に青葉ちゃんの形になぞってざっくり切り抜きます。

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ざっくり切り抜いたら、次はペンキを使い、カラーを色を完全に無色にする物(背景と同じ色で消すのはNG、この画像なら白はダメ)にして、色の境界線がはっきりしているところは、ねんどろいどを消さずにいらない背景画像を消せるので、消し過ぎの見落としが無いように、ざっくりと消す。

また色の境界線になっている判断のコツは、例えば青葉ちゃんの服は黒っぽく、背景も黒くに近い色になっていたら、境界線があいまいになっている可能性があるのでペンキは使わない、と言う感じにやって行きます。

*またこれはちょっとレベルの高い人向け、後で見直して、間違って消し過ぎちゃったと言うのが怖い人は、ペンキは使わなくても良いです。

そしてペンキで消せないところは、また投げ縄で細かく選択して消していき、いらない背景部分のスペースは出来るだけ消しておきます。

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終わったら残った余分な背景スペースを消しながらジャギーを滑らかにします。

ジャギーとは、画像の境界線の部分が、ギザギザになってドットが荒くなっている事を言います。

このままだとかなり不自然になるので、それを消します。

消す時は、コミスタならブラシAを、ペンのサイズを小さくして、境界線をなぞるように消して行きます。

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早く処理するコツは、ちょっと削り過ぎても気にしないと言う事です。

形が変わるくらいの消し過ぎはダメですが、ほんのちょっとなら後で縮小すれば全く気にならなくなるので、覚えておきましょう。

またブラシで境界線を滑らかにすると、削った一番先端がほんのり透明色になるので、その状態で背景画像を置くと、その部分がすかして見えるようになり、とても背景画像となじみやすくなるので、綺麗に切り抜きたいなら、このジャギーをブラシAで滑らかにする作業は忘れずにやりましょう。

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と言う感じにジャギーを消したら、たぶん周りに消し残しのツブツブが一杯でると思います。

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コミスタには、最大2.00mmの大きさの繋がっていない画像を消す、ごみ取り機能が付いてるので、それを使ってツブツブを一掃します。

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それでもぱっと見て消しきれてないところがあったら手作業で消してください。

これにて切抜き作業は完了です!

慣れてくれば、これぐらいのねんどろいどなら10~15分くらいで処理できると思います。

画像を合成しよう! 

切抜きが終わったら、コラ先の画像に切抜きの画像を合わせます。

作業は単純にコラ先の画像のレイヤーの上に、切抜きレイヤーを置けばいいだけです。

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おいただけでは大きすぎて、進撃の青葉ちゃん状態になっているので、

自然の視点で考えて、大きさなど調節しましょう。

その自然な視点とは、人によって誤差はあると思いますが、まあもしもねんどろいどが実物大でいたら、僕の場合、小学低学年か幼稚園の子供くらいの大きさかな? と想像するので、それから考えたら、狛犬が乗っている台座くらいまでの大きさかな? と思いますので、そのくらいの大きさで調節しました。

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大きさを調節したら、今度は自然な視点で見て、さらにその場所に合う様に、光りの方向を計算して、影の着色やります。

影の配色はコラ画像先の影になってるところから、スポイト機能で色を抽出し、

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またブラシAで着色していくと良いですが、抽出した色をそのまま使うと濃すぎるので、色の透明度を上げて薄くしてください。半分以下くらいまで透明度を上げて良いと思います。

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また影を塗る時は、腕があれば直接塗っても構いませんが、それ以外の人は、失敗してもやり直せる新しい影塗り用レイヤーを用意してやった方が良いかと思います

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(青葉のレイヤーが切抜きした画像で、その上下にあるのが、影塗り用レイヤーです)

また、その時用意するレイヤーも青葉ちゃんの画像より下を塗るレイヤーと、青葉ちゃんの上に着色しちゃうレイヤーの二つを用意した方が、より塗りやすい環境に出来るかと思います。

 

(影下レイヤー:青葉ちゃんに色をかぶせないで塗る事が出来るので、靴など一緒に塗っちゃっても、下の画像扱いになってるので、余計な配色されず便利)

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(影上レイヤー:青葉ちゃん自体の影の配色をやるために用意するレイヤー、ちょっと間違っても、切り抜き画像に直接着色している訳では無いので、何回でもやり直し出来るので安心)

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以上の事が用意出来たら、いよいよ着色ですが、

影の付け方は、絵を描いていないと分からないかもですけど、そこまで難しく考えないで、光が当たってる方向を考えて、どう言う風に陰るか考えて着色すればOK。

どういう風に陰るか分からない人は、次の画像を参考にして考えて下さい。

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 このように光の流れが左上から右下に抜けるように照っていたら、右下の方に向かって凹凸物などあれば陰りますよね?

例えば髪の毛があるおでこの部分とか、首の下とか、難しい所では右頬の辺とか、右下に光が抜けていくようになっていたら、そう言う風に陰って行くと思うので、それを計算して足元だけじゃ無く、ねんどろいど本体も影を着色してください。

 

そんな感じに影を付け終わったら、イラストソフトでの作業は完成です!

 

後はその画像を書き出して、フォトショでブルームなど使い、ぼかして輝かせれば、ちょっと馴染んでいなかった影の着色もだいぶ誤魔化せ、かなり自然な感じに近づきます。

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以上で僕がやっている、コラ画像を作っている時にやっている事でした。

正直やっつけレベルでやってる事なので、まだ作り込みの余地はあると思いますが、ねんどろいどでこう言ったコラ画像を作りたい方は、良かったら参考にしてみてくださいませ!

 

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

それでは、また! 

 

使っているイラストソフト

僕はコミスタのPRO使ってるのですが、プレミアがついているのか、4万超え当たり前の値段になっているので、コミスタを使ってやるにも、単純な切り貼り作業なら、ただのコミスタかクリスタ(こっちは慣れてないからよく分からないけど)で十分なので、買うんだったらそちらを買った方が良いかと思います。

 

コミスタ

クリスタ