レッサーパンダ「キューティーズ(The Q-Teez)」
『SING/シング』「にんじゃりばんばん」楽曲使用シーン本編クリップ映像
映画「SING/シング」内の演出としてきゃりーぱみゅぱみゅの「きらきらキラー」「にんじゃりばんばん」「こいこいこい」3曲がレッサーパンダによる5人組ユニット「キューティーズ(The Q-Teez)」の楽曲として採用されている。
きらきらキラー
にんじゃりばんばん
こいこいこい
キューティーズ(きゃりーぱみゅぱみゅ)の立場
Faith (From "Sing" Original Motion Picture Soundtrack) [feat. アリアナ・グランデ]
海外の著名なスター歌手達と共演できている点は評価されている。しかし、決して同格の扱いではなかった。むしろ終始どの場面においても格下扱いにされていた。
オーディション選抜中の扱い
ムーン劇場でのオーディション用の曲として「きらきらキラー」が披露された。その様子をムーン劇場の支配人であるコアラの「バスター・ムーン監督」は理解しがたいものを観て困惑するような表情をし、その隣にいる事務員のイグアナの老婆「ミス・クローリー」を横目で見る。
オーディション落選後の扱い
コアラのバスター・ムーンは、オーディションに落選した後も居残るレッサーパンダのキューティーズに対して「君たちは帰って」と冷たくあしらう。出演者ではないので既に用無しであり、それ以上時間を割く必要もないので無関心を貫く。
出演メンバー不足による再オファー時の扱い
出演メンバーが不足してしまいそれを補い埋め合わせするために、そこに居合わせた都合の良い存在として改めて出演のオファーをかける。能力や才能、魅力は完全に度外視。
共通言語(英語)を話すことのできない扱い
また、共通言語を話すことのできないキャラクタ―として描かれている。これは、グローバル視点での日本人のイメージ像そのものかもしれない。しかしここでの表現は、きゃりーぱみゅぱみゅの海外ツアーでの活動を落とし込んだものである気がしてならない。世界で活躍したいのであれば標準とされている言語、つまり英語は必須であるメッセージが込められているのではないだろうか。
断片的な演出の扱い
そもそも本映画SINGにレッサーパンダのキューティーズ(The Q-Teez)は出演しなくても内容的に成立する。そのためか無理矢理ねじ込まれたかのような違和感のある演出ばかりであることが気になって仕方がなかった。登場人物として物語を盛り上げるわけでもなく、流れを遮断させる邪魔者以上の存在価値はない。きゃりーぱみゅぱみゅファンを対象とした映画鑑賞の機会創出が目的といったところだろうか。
ひとこと
きゃりーぱみゅぱみゅ運営陣は、知名度や金銭的な面でもメリットが大きいので喜ぶことができるだろう。しかし、きゃりーぱみゅぱみゅファンであれば複雑な気持ちになるのではないだろうか?この演出を通してきゃりーぱみゅぱみゅの曲や歌詞や世界観の魅力がひしひしと伝わる内容だったとは到底思えない。安直に「きゃりーちゃんの音楽が流れた嬉しい><かわいいよおお><」と手放しで喜ぶのはいささか思考停止状態に陥っているようにも感じる。ヲタク的崇拝による全肯定する行為がファンとして正しい姿とは限らない。
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