こんにちは、てつです。
日頃、検索順位のチェックはしていますか?
検索順位というのはある一定のワード(例:ダイエット)で検索した際に自分のブログが何位に表示されるかということです。
検索結果の何ページ目に来るか、1ページ目の何位にくるかでガラッとアクセス数が変わって来るので日頃、検索順位が特定キーワードの何位に入っているかはブログ運営の重要な指標になります。
こういった検索順位確認ツールはGRCが有名ですが、GRCはMac未対応なので使えないんですよね・・・
そこでMacユーザーにおすすめしたいのがMac(Winも)で使える検索順位確認ツール「SERPOSCOPE」
今回はこのSERPOSCOPEをMacにインストールして、最初のセットアップの部分までを一気に紹介していきます。
こんな人に読んでほしい。
- Macユーザーで検索順位確認ツールを探していた
- Winユーザーだけど、無料で使える検索順位確認ツールを探していた
SERPOSCOPEとは?
SERPOSCOPEのインストール方法を説明する前に、SERPOSCOPEについて軽く触れます。
SERPOSCOPEは無料で公開されている検索順位確認ツールです。
グラフ化して検索順位の遷移を見ることができますし、サイトやキーワードの登録に制限がないのでブログ以外にサブを持っている方でもガシガシ検索順位の確認に使えます。
GRCは無料利用の場合、登録できるキーワード数に制限があるので無料で使えて、なおかつ登録数に上限がないのは有難いところ。
SERPOSCOPEをMacにインストールする
さっそくSERPOSCOPEをMacにインストールしていきます。
まず、SERPOSCOPE公式サイトからソフトをインストールします。
Open source rank checker for SEO | serposcope
ここではMacへのインストールを想定しています。
Windowsユーザーは1番左のWindows版をダウンロードしてください。
SERPOSCOPEにはJDKが必要になってくるので、入れてない人はJavaを入れちゃいましょう。
「あれ・・・自分は入れてるかな・・・」という人はターミナルを開いて
java -version
と入力してインストールされているか確認します。
表示されなければ、こちらからダウンロードします。
Java SE Development Kit 8 - Downloads
Decline License Agreement→Accept License Agreementに変更しないとダウンロードできないのでチェックを変更します。
ダウンロードファイルをクリックすると、上記の箱アイコンが出るのでクリックしてインストールしていきます。あとはガイドに従って進めていけば問題なくインストールできます。
もう一度ターミナルを開いて、
java -version
を入力してJavaがインストールされていればOKです。
SERPOSCOPEを起動する
ここまでで下準備が揃ったので、さっそくSERPOSCOPEを起動していきます。
まず、先ほどダウンロードしたSERPOSCOPEファイルをダブルクリックします。
クリックしても何も起こらないと思いますがご安心を。
※クリックでエラーが出た場合はシステム環境設定>セキュリティとプライバシーからダウンロードしたアプリの実行許可を付与します。
次にブラウザを開いてアドレスバーに下記アドレスを入力します。
すると画像のようなページがブラウザ上で確認できます。
各フォームにメールアドレス(と確認用)とパスワード(と確認用)を入力して「Create」をクリックします。
Admin Account Createdと表示されればアカウント作成完了です。さっそくログインしてみましょう。
SERPOSCOPEの初期セットアップ
インストールした後にそのまま使えるのですが、この状態だとMacの電源を落とすとSERPOSCOPEも終了してしまい、電源を付ける度に起動する必要があるので自動的に開くように設定します。
システム環境設定>ユーザーとグループに遷移
次に、ログイン項目>+アイコンからSERPOSCOPEファイルを追加します。Downloadsフォルダの中にあります。
これでパソコンを起動する度に、SERPOSCOPEが立ち上がるようになります。
最後にSERPOSCOPEのセットアップをしていきます。
色々とカスタマイズできますが、ここでは使用最低限の部分だけセットアップしていきます。
ADMIN>GENERALに遷移します。
Cron timeを変更します。Cron timeとは検索順位を自動で取得する時間を設定できます。
自分が毎日、検索順位を確認する前の時間やアクセスが少ない時間帯を避けて設定しましょう。
なお、05:00の表記で行います。5:00だとエラーが出るのでご注意を。
変更した後は最下部にSaveボタンがあるので変更を反映させます。
次にADMIN>Googleに遷移します。
ここでの変更箇所は2点。
Googleに順位取得を行った際の待ち時間を設定します。この間隔が短いとGoogleからアクセス制限を課される可能性があるので余裕を持ってこの値に設定します。
もっと低くても大丈夫だとは思いますけどね。念のため。
そして、TLD(Top Level Domain)の箇所をco.jpに変更します。
デフォルトのままだとGoogleアメリカの検索結果が取得されるようです。なので、ここはGoogle日本の検索結果が取得されるように変更。
さっそくSERPOSCOPEを使ってみる
以上でSERPOSCOPEの基本的なセットアップは終了しました。
さっそく使ってみましょう。
GROUPS>NEW GROUPをクリック。
ここでは当ブログMUTANTを例にセットアップしてみます。
グループ名はなんでもOKです。今回は仮ではてなブログというグループ名で設定しました。
次にAdd Websiteから検索順位を取得したいサイト(ブログ)を登録します。
次にAdd Searchからキーワードを登録していきます。
あとは自分が検索順位を取得したいキーワードを入力していきます。
モバイル検索とパソコン検索で検索順位は異なるので、どちらの検索順位を取得したいかを選択します。(例:特定のスマホゲームのキーワードでSEOを行なっている場合は、モバイル検索を重視するなど)
登録は出来ましたが、Cron timeで設定した時間にならないと取得してくれません。
待ちきれないので手動で取得してみましょう。
上部のCHECK RANKSから手動で取得できます。Check All Keywordsをクリックすると取得がスタートします。
ゲージが100%になったら、Websiteの箇所をクリックすると検索順位を確認できます。
こんな感じ。
検索順位の記録が貯まっていけば、チャートで見たりすることもできます。
下落している順位や上昇している順位が一目瞭然なので、使いやすいですよ。
おわりに
今回、駆け足でSERPOSCOPEのインストール方法やセットアップ、使い方を紹介しました。
複数のキーワードを登録して、計画的にコンテンツを作り込んでいけば検索からの流入も期待できます。
逆を言うと検索順位を追えないと、何が原因でアクセスが減少したのか、どういったコンテンツを作ったらアクセスが増えたのかということを追えなくなるのでこういったツールは重宝します。
キーワードの検索順位を意識するとブログのアクセスや収益が変わって来るので、記事をたくさん書いているけどアクセスが一向に増えない・・・と伸び悩んでいる人は参考にしてみてください。それでは今日はこの辺で。