マンション火災 4歳長女が死亡 幼いきょうだい2人重体

マンション火災 4歳長女が死亡 幼いきょうだい2人重体
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19日夜、さいたま市南区のマンションの1室が焼けた火事で、4歳の長女が死亡したほか、5歳の長男と生後8か月の次女が意識不明の重体になっています。これまでの調べで台所付近の焼け方が最も激しいということで、警察と消防は、台所が火元と見て現場で検証を行い、出火原因を調べています。
19日午後10時前、さいたま市南区沼影2丁目の8階建てのマンションの1階の部屋から煙が出て、部屋の壁や床などの一部が焼けました。

警察によりますと、この火事で長女の大和田結愛ちゃん(4歳)が意識不明の重体になっていましたが、搬送先の病院で死亡しました。
また、5歳の長男と生後8か月の次女も煙を吸い込んで病院に運ばれ、意識不明の重体になっています。
当時、母親は外出していたということです。

警察と消防は、20日午前11時半ごろから現場で検証を行っていて、これまでの調べで、台所付近の焼け方が最も激しいということです。

マンションに住む50歳の女性は「家でくつろいでいたところ強い異臭がしたので、隣の部屋を見たら通気口から煙が出ていました。子どもたちは本当に心配で、助かってほしいと願っています」と話していました。
警察と消防は、台所が火元と見て当時の状況や出火原因を調べています。