「放置・・・そして、新たな相続が・・・」
株・土地ともに期待が大きかったせいか、テンションの下がり方がハンパない・・・
結局、実入りが「2万」ということでは、動く意欲が・・・
ということで、放置状態に・・・・
そんな状態で、放置していると、数年後に、第2の相続が発生してしまう!!
相続人の1人が急死してしまったのだ。
ぼくの叔母である。
しかも、この叔母は、離婚歴があるのです。
戸籍の収集も大変になりますし、もし、別に子供がいると、遺産分割協議の手間が増えてしまいます・・・
ようやく、他の3人の相続人も、重い腰をあげ、相続手続きの開始!
「相続実務は、ぼくが行う!」
なぜなら・・・
以前、司法書士試験を目指した経験と、司法書士事務所での勤務経験があるため。
行政書士の資格も持ってるし・・・
まずは、戸籍収集から!!
これが、難航します・・・・
祖母の本籍地が「栃木県」のため、取得しに行くのが困難。
そのため、母名義で郵送にて取寄せ。
しかも、昔の戸籍は、字のクセがヒドい・・・
千鳥のノブの気持ちがわかります・・・
ぜんぜん、読めない・・・
数字を頼りに、なんとか読み進み、不足分を取り寄せること数回も・・・
「同時に遺産分割協議書の作成へ」
内容は、母の単独相続で、他の相続人には、土地を売却後に、現金を4等分する、というもの。
遺産分割協議書へ相続人の実印の押印・印鑑証明書の提出・現在の戸籍
を母経由で、提出を叔父・従妹に依頼する。
叔母については、叔母の死亡後に、後を追うように、義理の叔父まで亡くなり、1人っ子の従妹の単独相続となっていました。
叔母の1度目の結婚の際の戸籍を取り寄せて確認すると、子供がいないことが判明し、まずは一安心。
こちらも、古い&転籍を繰り返しているので、全部そろえるのに一苦労・・・
「相続登記の準備も開始!」
遺産分割協議書・印鑑証明書・戸籍の準備にめどがついたため、今度は、相続登記の準備へ。
こちらも、「数次相続」(祖母→叔母)が発生しているために、書き方の調べるのが大変・・
「相続登記の申請は郵送で!!」
なんとかかんとか、揃ったところで、ようやく相続登記申請・提出へ!
で、成田出張所ってどこ?
成田駅からバスで・・・
え~~ 成田なんて、海外旅行に行くときにスカイライナーでしか行かないよ~
法務局のサイトを読むと、「郵送受付可」となっていました!!
神の救い!!
迷わず「郵送」で申請書一式を送る!!
「成田の法務局から、ストーカーのようなTEL攻撃・・・」
何の修正もなく、一発で終わることはないだろう・・・と覚悟はしていましたが、そんな甘いものではありませんでした・・・
まずは、「除籍の附票」がない!!
これは、市役所が「保存年数を過ぎたので破棄して発行できない」というのが理由なんです。
事前に、法務局へTEL確認したときは、
「その旨、書いていただければOK」
とか言われていたのですが、
実際に提出してみると・・・
「相続人の同意書的なものを作成して欲しい!」
と・・・
追加作成し、送付しましたよ~~
すると、今度は、
戸籍のココとココの間が抜けている×3か所!!
急いで、取寄せて送付。
今度は、
遺産分割協議書の文言を加筆して欲しい!
祖母相続人叔母の相続人従妹
叔母の相続人叔父相続㊞従妹㊞
なんじゃこりゃ?!
2つの身分を持つ男として書いてくれ!とのこと。
もちろん、こちらも、書き直しました~
叔父連中にも、郵送で再度の押印してもらい郵送!
結局、相続登記が完了するまで、2か月近くかかってしまいました・・・
法務局の人は悪くないのですが・・・
せめて、古い戸籍も作成し直して欲しい・・・
字のクセがスゴイ・・・
ぜんぜん読めない・・・
そして、無事に「登記完了証」と戸籍一式が返却されて、相続登記は完了!!
「まとめ」
・相続手続きを放置していると、次々と相続が発生し、手続きは困難を極めるので放置すべきではない
・相続登記申請は郵送でも可能