空地道草 ムベ - 2017.04.17 Mon
今ここに文章を書こうとしたその時、ふと疑問が頭をよぎった。
ムベ、アケビなどは草なのか? 木のような気がするぞ。
・・・ということで調べてみたら木だったー。つる性樹木、だそう。
いやはや草花の図鑑を探しても出ていないはずだ。

2017.4.8
ムベ(郁子)の花。
花もきれいだが、つぼみの形が好きだなぁ。


花びらに見えるのは萼で、花びらは無い。
雌雄同株で、1本の木に雌花と雄花の両方が付く。
これが雌花。3本のメジベが見える。

こちらが雄花。6本のオシベがぴったりとくっ付いているそうだ。

下の写真を見ると、葉の付根から花茎が出ているのが判る。(丸印のところ)
上の茎の先には雌花が先き、右下のほうは雄花が咲いている。

新しく伸びて来た蔓。
まだ赤ん坊の葉が幽霊みたいでかわいらしい。

アケビのような実が生るが、アケビと違って割れないそうだ。
毎年ここのムベを見ているけれど残念ながら実は見たことが無い。
一年を通してここ通っているのになぜだろう?
--アケビ科-- 別名トキワアケビ 分布:関東以西〜九州
HK
ムベ、アケビなどは草なのか? 木のような気がするぞ。
・・・ということで調べてみたら木だったー。つる性樹木、だそう。
いやはや草花の図鑑を探しても出ていないはずだ。
2017.4.8
ムベ(郁子)の花。
花もきれいだが、つぼみの形が好きだなぁ。
花びらに見えるのは萼で、花びらは無い。
雌雄同株で、1本の木に雌花と雄花の両方が付く。
これが雌花。3本のメジベが見える。
こちらが雄花。6本のオシベがぴったりとくっ付いているそうだ。
下の写真を見ると、葉の付根から花茎が出ているのが判る。(丸印のところ)
上の茎の先には雌花が先き、右下のほうは雄花が咲いている。
新しく伸びて来た蔓。
まだ赤ん坊の葉が幽霊みたいでかわいらしい。
アケビのような実が生るが、アケビと違って割れないそうだ。
毎年ここのムベを見ているけれど残念ながら実は見たことが無い。
一年を通してここ通っているのになぜだろう?
--アケビ科-- 別名トキワアケビ 分布:関東以西〜九州
HK
ゾウムシの顔が面白い - 2017.04.14 Fri
地味にきれいな、樹木の花三種 - 2017.04.12 Wed
春と言えば芽吹きの季節。
葉の芽も花の芽も次々に顔を出す。
梅や桜、雪柳、山吹・・・。
美しく目立つ花とは趣きを異にする花を、公園で拾ってみた。
まずはこんなの。毛虫じゃないよ。

2017.3.19
イヌコリヤナギ(犬行李柳)。
おおざっぱにネコヤナギと呼ばれることもある。
(銀色に光る美しいつぼみ。その後の咲いた状態がこの写真)
最近はあまり見かけないが「柳行李」という衣服などを仕舞う籠がある。
それを編む材料がコリヤナギの枝であり、
似て非なる編まれない(役に立たない)のがこのイヌコリヤナギだそう。
(役に立たない=イヌ、という命名法にはいつもプンプン!)

ネコの尻尾に例えられる蕾は見られなかったが
この花(花序)もとても美しい。
雌雄異株(雌花咲く木と雄花の咲く木が別)で、
図鑑で見た写真によるとこれは雌花(雌株)のような気がするけど、自信は無い。

2つ目は アオキ(青木)。

2017.4.2
まだ蕾が多かったが、4枚の花びらと4本のオシベが可愛らしい。
色もすてき。
この木も雌雄異株で、これは雄花(雄株)だ。

公園の中でアオキがあれば近寄って見ているが、
未だに雌花を見たことが無い。
アオキのあのツヤのある真っ赤な実は、そこら中で見ている気がするんだけどな。

3つ目。これは調べてもどうしても分らなかった。
ご存知の方がいたら、教えていただけるとうれしいです。
木自体はあまり特徴がないのだけれど、花がとても素敵。

2017.4.2
蕾の色と花の色がすてきなバランス。

よく見ると花の造りがアオキによく似ている。

まだまだ他にも地味で綺麗な花はあるけど、
あっというまにその咲き終わっていてああ、残念。また来年。
そんなのがいっぱい。
イヌコリヤナギ --ヤナギ科--
SI
アオキ --ミズキ科--
HK
不明 --不明--
HK
葉の芽も花の芽も次々に顔を出す。
梅や桜、雪柳、山吹・・・。
美しく目立つ花とは趣きを異にする花を、公園で拾ってみた。
まずはこんなの。毛虫じゃないよ。
2017.3.19
イヌコリヤナギ(犬行李柳)。
おおざっぱにネコヤナギと呼ばれることもある。
(銀色に光る美しいつぼみ。その後の咲いた状態がこの写真)
最近はあまり見かけないが「柳行李」という衣服などを仕舞う籠がある。
それを編む材料がコリヤナギの枝であり、
似て非なる編まれない(役に立たない)のがこのイヌコリヤナギだそう。
(役に立たない=イヌ、という命名法にはいつもプンプン!)
ネコの尻尾に例えられる蕾は見られなかったが
この花(花序)もとても美しい。
雌雄異株(雌花咲く木と雄花の咲く木が別)で、
図鑑で見た写真によるとこれは雌花(雌株)のような気がするけど、自信は無い。
2つ目は アオキ(青木)。
2017.4.2
まだ蕾が多かったが、4枚の花びらと4本のオシベが可愛らしい。
色もすてき。
この木も雌雄異株で、これは雄花(雄株)だ。
公園の中でアオキがあれば近寄って見ているが、
未だに雌花を見たことが無い。
アオキのあのツヤのある真っ赤な実は、そこら中で見ている気がするんだけどな。
3つ目。これは調べてもどうしても分らなかった。
ご存知の方がいたら、教えていただけるとうれしいです。
木自体はあまり特徴がないのだけれど、花がとても素敵。
2017.4.2
蕾の色と花の色がすてきなバランス。
よく見ると花の造りがアオキによく似ている。
まだまだ他にも地味で綺麗な花はあるけど、
あっというまにその咲き終わっていてああ、残念。また来年。
そんなのがいっぱい。
イヌコリヤナギ --ヤナギ科--
SI
アオキ --ミズキ科--
HK
不明 --不明--
HK
草苺の森のクサグモ - 2017.04.09 Sun
空地道草 スズメノエンドウ - 2017.04.06 Thu
烏じゃないよ、雀だよー♪
草や虫、動植物の名前って面白い。

2017.4.4
小さな小さな豆の花。
ひとつ5mmくらいかな。

その名も スズメノエンドウ(雀野豌豆)。
工事中の広い敷地の草むらに、様々な草と混じって生えていた。
かの有名なカラスノエンドウに似ていて、ずっと小さいので「スズメ」。



↓ ほら、こんなに違う。
手前のピンク色の蕾と葉がカラスノエンドウ。
うまいことにスズメの中にカラスが一匹混じっていたよ。

冒頭に「名前は面白い」と書いたのには訳がある。
スズメノエンドウより大きく、カラスノエンドウより小さい似た草があるそうだ。
その名も「カスマグサ」!!!
分りやす過ぎ、面白過ぎ、う・う・うま過ぎ!
まだ見たことは無いんだけど、花はスズメノエンドウより少し大きくて
花びらにピンク色のすじ模様があり、めくれ上がっているらしい。
花数は1本の柄に1〜3個と少ない。
--マメ科 ソラマメ属-- 分布:本州〜沖縄
H2
草や虫、動植物の名前って面白い。
2017.4.4
小さな小さな豆の花。
ひとつ5mmくらいかな。
その名も スズメノエンドウ(雀野豌豆)。
工事中の広い敷地の草むらに、様々な草と混じって生えていた。
かの有名なカラスノエンドウに似ていて、ずっと小さいので「スズメ」。
↓ ほら、こんなに違う。
手前のピンク色の蕾と葉がカラスノエンドウ。
うまいことにスズメの中にカラスが一匹混じっていたよ。
冒頭に「名前は面白い」と書いたのには訳がある。
スズメノエンドウより大きく、カラスノエンドウより小さい似た草があるそうだ。
その名も「カスマグサ」!!!
分りやす過ぎ、面白過ぎ、う・う・うま過ぎ!
まだ見たことは無いんだけど、花はスズメノエンドウより少し大きくて
花びらにピンク色のすじ模様があり、めくれ上がっているらしい。
花数は1本の柄に1〜3個と少ない。
--マメ科 ソラマメ属-- 分布:本州〜沖縄
H2
空地道草 クサイチゴ 2017 - 2017.04.03 Mon
オス・メス揃ったネコハエトリ - 2017.04.01 Sat
昨年の七月につつじの木の葉上で見つけた、6〜7mmのクモ。
ハエトリグモの仲間のようだ。

2016.7.24
調べてみたら、2015年に記事にした、
ネコハエトリ(猫蝿取蜘蛛)のメスだった。
その時はオスで、メスも見てみたいなぁと思っていたのだ。

いかにもハエトリグモといった顔つき。
たぶんまだ若い個体なのか腹部がメスの割に小さい。

背中の模様はこんな。 ↑ (ちょっとピンボケ)
ちなみにオスは頭胸部が真っ黒だ。 ↓

2015.4.22
蜘蛛にしろ昆虫にしろ、
メスとオスの両方をブログに載せることが出来ると、何だかうれしい。
「何だかうれしい」にはもうひとつ、幼虫と成虫の両方というのもあるな。
--クモ目 ハエトリグモ科-- 分布:本州以南
H2
ハエトリグモの仲間のようだ。
2016.7.24
調べてみたら、2015年に記事にした、
ネコハエトリ(猫蝿取蜘蛛)のメスだった。
その時はオスで、メスも見てみたいなぁと思っていたのだ。
いかにもハエトリグモといった顔つき。
たぶんまだ若い個体なのか腹部がメスの割に小さい。
背中の模様はこんな。 ↑ (ちょっとピンボケ)
ちなみにオスは頭胸部が真っ黒だ。 ↓
2015.4.22
蜘蛛にしろ昆虫にしろ、
メスとオスの両方をブログに載せることが出来ると、何だかうれしい。
「何だかうれしい」にはもうひとつ、幼虫と成虫の両方というのもあるな。
--クモ目 ハエトリグモ科-- 分布:本州以南
H2
続いてユリカモメ - 2017.03.22 Wed
昨日の記事と同じ池にいっぱいいた小型のカモメ。

2017.3.19
カモメ、カモメって普通に口に出しているけど
ホントのところ実態はまったく知らない。

それでも不思議な事にカモメって何となく判るよね。
今回登場は東京ではよく耳にする名前。
(東京湾のSAみたいな場所の名前。行ったことないけど)
ユリカモメ(百合鴎)。

鳥類のサイトで調べたところ(昆虫と蜘蛛の図鑑はあるが鳥のは無いの)
ユリカモメの特徴としては、
小型のカモメ、頭に灰色のまだら模様があり、嘴と脚が赤く、
背中が灰色で風切り羽が黒い。
背中が灰色カモメは他にもいるが、濃さその他で識別する。
頭の灰色のまだら模様は冬期の羽色で、
夏羽は頭の前半分と顔が真っ黒だって。
サイトの写真を見ると別の鳥かと思う程の違い。
ただしユリカモメは冬しか日本にいないから、夏の姿は見られない。

池の中の杭に1匹ずつ並んでいる姿は何か微笑ましい。

今回調べて知った驚くべき事実!
数少ない私のカモメ体験で出会ったのは、ほぼウミネコだったらしいのだ。
ウミネコもカモメの仲間だから間違いでは無いんだけど。
カモメの仲間は大きく分けて
大型(体長60cm程度)、中型(同45cm)、小型(同40cm)の3タイプ。
ユリカモメは小型に、ウミネコは中型に入り、どちらも普通に見られる種類。
--チドリ目 カモメ科-- 分布:日本では冬鳥で本州以南に多い
2017.3.19
カモメ、カモメって普通に口に出しているけど
ホントのところ実態はまったく知らない。
それでも不思議な事にカモメって何となく判るよね。
今回登場は東京ではよく耳にする名前。
(東京湾のSAみたいな場所の名前。行ったことないけど)
ユリカモメ(百合鴎)。
鳥類のサイトで調べたところ(昆虫と蜘蛛の図鑑はあるが鳥のは無いの)
ユリカモメの特徴としては、
小型のカモメ、頭に灰色のまだら模様があり、嘴と脚が赤く、
背中が灰色で風切り羽が黒い。
背中が灰色カモメは他にもいるが、濃さその他で識別する。
頭の灰色のまだら模様は冬期の羽色で、
夏羽は頭の前半分と顔が真っ黒だって。
サイトの写真を見ると別の鳥かと思う程の違い。
ただしユリカモメは冬しか日本にいないから、夏の姿は見られない。
池の中の杭に1匹ずつ並んでいる姿は何か微笑ましい。
今回調べて知った驚くべき事実!
数少ない私のカモメ体験で出会ったのは、ほぼウミネコだったらしいのだ。
ウミネコもカモメの仲間だから間違いでは無いんだけど。
カモメの仲間は大きく分けて
大型(体長60cm程度)、中型(同45cm)、小型(同40cm)の3タイプ。
ユリカモメは小型に、ウミネコは中型に入り、どちらも普通に見られる種類。
--チドリ目 カモメ科-- 分布:日本では冬鳥で本州以南に多い
まっ黒でまっ白なカモ - 2017.03.21 Tue
日曜日にぶらりと行ってきた洗足池。
そこに初めて見る水鳥がいた、それも傑作なのが。

2017.3.19
大きさはオシドリよりやや大きいくらい。
その黒さと白さがみごとで目が釘付けになった。

その名も キンクロハジロ (金黒羽白)!
目が金色、身体が黒、翼が白色。
姿そのまま、なんとも超直球な命名である。
メスは全身が茶色っぽく翼のあたりがやや明るめの茶色(ここでは見かけなかった)
どこを調べても「人相が悪い」と書かれていて同情する。

↑↓ でもかなり強面なのは確かだ。
頭の後ろに垂れた一房の黒髪?もいかすぜ!
なにげに嘴にうすいブルーが入っているのもね。

↓ 一緒に写っている茶色いのは、コガモかマガモのメスだと思われる。
水面下の怪しげな影はめちゃ大きいコイ。

ちょうど池の入り口の建物で、この池に来る(居る)鳥の写真展をやっていた。
キンクロハジロの判りやすいことといったら!
--カモ目 カモ科--
分布:夏はユーラシア大陸北部、
冬は同大陸南部・アフリカ・日本全土にも渡来(道東の一部で繁殖も)
そこに初めて見る水鳥がいた、それも傑作なのが。
2017.3.19
大きさはオシドリよりやや大きいくらい。
その黒さと白さがみごとで目が釘付けになった。
その名も キンクロハジロ (金黒羽白)!
目が金色、身体が黒、翼が白色。
姿そのまま、なんとも超直球な命名である。
メスは全身が茶色っぽく翼のあたりがやや明るめの茶色(ここでは見かけなかった)
どこを調べても「人相が悪い」と書かれていて同情する。
↑↓ でもかなり強面なのは確かだ。
頭の後ろに垂れた一房の黒髪?もいかすぜ!
なにげに嘴にうすいブルーが入っているのもね。
↓ 一緒に写っている茶色いのは、コガモかマガモのメスだと思われる。
水面下の怪しげな影はめちゃ大きいコイ。
ちょうど池の入り口の建物で、この池に来る(居る)鳥の写真展をやっていた。
キンクロハジロの判りやすいことといったら!
--カモ目 カモ科--
分布:夏はユーラシア大陸北部、
冬は同大陸南部・アフリカ・日本全土にも渡来(道東の一部で繁殖も)
空地道草 ドウダンツツジの種? - 2017.03.17 Fri
冬の間にさっぱりと刈り込まれたドウダンツツジ。
遠くからはいつもの年と同じように、つんつんとした新芽が見えた。
近付いてみて初めて気付いた。これはなんだろう?

2017.3.4
まるで花のような形の、でも枯れたような?
ドウダンツツジの花は子供の頃から馴染み深い、スズランのような形だから
果実だとしてもちょっと違和感がある。

中心から延びた棒の先にふくらみが残っているものもある。
種子か、もしくは種子が落ちた跡だろうか?

そこでこんなの発見。
開いた硬い花びら型のひとつに、とんがり帽子のようなものが付いている。
位置的に、中央の膨らみから剥がれて開いたように見えない?
だとしたら央の膨らみは種子で、これから落ちるのかなあ。
私の調べられる範囲では分からなかったから
今年一年はドウダンツツジを注意して見てみようと思う。

新芽は相変わらず好きな姿だった。
--ツツジ科--
遠くからはいつもの年と同じように、つんつんとした新芽が見えた。
近付いてみて初めて気付いた。これはなんだろう?
2017.3.4
まるで花のような形の、でも枯れたような?
ドウダンツツジの花は子供の頃から馴染み深い、スズランのような形だから
果実だとしてもちょっと違和感がある。
中心から延びた棒の先にふくらみが残っているものもある。
種子か、もしくは種子が落ちた跡だろうか?
そこでこんなの発見。
開いた硬い花びら型のひとつに、とんがり帽子のようなものが付いている。
位置的に、中央の膨らみから剥がれて開いたように見えない?
だとしたら央の膨らみは種子で、これから落ちるのかなあ。
私の調べられる範囲では分からなかったから
今年一年はドウダンツツジを注意して見てみようと思う。
新芽は相変わらず好きな姿だった。
--ツツジ科--