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境界迷宮と異界の魔術師 作者:小野崎えいじ
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番外326 結晶の心臓

 対ベシュメルクを想定した更なる助っ人ということで、ドリスコル公爵家の司書の改造と再起動が早められる事になった。
 連絡を受け、タームウィルズの錬金術師であるベアトリスもやってきて、工房の仕事に加わる。

「大召喚術師の手による魔法生物、ですか。造形も綺麗ですし、やはり見ているとわくわくしますね……!」
「そうねぇ……。ブライトウェルト工房に出入りしていると凄いものが見られるから役得だわ……」

 工房の一室にて静かに立ったまま眠っている司書を見て、コマチはそんな風に言って握り拳を作り、ベアトリスは気だるげな雰囲気ながらもコマチの言葉に同意する。
 テンションが対称的な2人ではあるが、同好の士、ということだろうか。

「それで、この子にはどんな改造を施すのですか?」
「んー。破損個所の修復は終わっているから、元々ある制御系を拡張して、少し高度な自意識に覚醒させる予定だね」
「ことこの司書に関して言うなら、そう難しくはないようねえ……」
「最初からそうしやすいように……いや、違うわね。敢えて制御系までの構築で留められていた、という印象があるわ」

 こういった魔法生物に造詣の深いベアトリスやローズマリーと、司書に関する話をする。

「ふむ。グラズヘイムが夢魔で……心に干渉する能力を持っていたからでしょうな」
「封じ込めておく役割を与えられた司書が乗っ取られたら話にならないでしょうからね。途中までは自分の研究成果を使って魔法生物を作って、最後にグラズヘイムに合わせた調整をしたのだと思います」

 ドリスコル公爵の言葉に頷く。
 グラズヘイムはそのあたりを逆手にとって、ドリスコル公爵家の人間を利用して封印を抜け出してしまったわけだ。しかし今となってはグラズヘイムも滅んだわけで……そのままにしておくよりは改造した方が、役割もきちんとできて良いのではないかと思う。
 さて。心の核となる魔石の用意も諸々進んでいる。魔法陣を構築したら早速自意識の構築を行うとしよう。



 司書の内部に組み込まれている制御術式が刻まれた魔石と、こちらの用意した魔石をミスリル銀線で繋いでやり、そこに魔法生物としての自意識を組み込んでいくわけだ。
 ワグナー公の組み上げた制御術式に合致するような心の有り様が望ましい。だから、そのためには……やはり魔法生物の核と対話をする必要がある。

 魔法陣の描かれた部屋の中央で、2つの魔石の手前に描かれた円の中に座り込んで向かい合う。ドリスコル公爵も、司書の主として立ち会う。

 マクスウェルを始めとした魔法生物組も魔法陣の近くに固まって、新たな仲間の誕生を見守っている様子だ。任せて欲しいというように笑みを向けてやると、核を明滅させたり目蓋をぱちぱちとさせたりして俺に応援しているという旨を伝えてくる。

「それでは、準備は良いかしら?」
「ああ」

 ローズマリーの言葉に頷く。ローズマリー、ベアトリス、フォルセト、クラウディア達がマジックサークルを展開すると魔法陣が光を宿し――2つの魔石に煌めきが纏わりついていく。
 手を翳し、目を閉じて魔法生物との対話を始める。

 しかし――そこで少しだけ予想外の事が起こった。
 例えばマクスウェルやウィズの時は……最初に挨拶されたような感覚があったのだが、司書の場合は、最初にまた違う感情を伝えてきたのだ。それは俺に向けたというよりも、自分自身に向けた、内向きの感情で……。

 後悔の念、だった。後悔。生まれたばかりの魔法生物の心が、何に後悔をするというのか。しかし……反応からは司書の意識が、既にある程度形成をされていることを窺わせる。それに、この魔力反応はどこかで――。

 ……ああ。そうか。これはヒタカノクニで、付喪神達から感じた魔力の波長に近い。長い歴史の積み重ねがある司書であれば、そういった自我が自然に芽生えていてもおかしくはない、か。

 だとするなら……そう。生まれてから今までの事を、覚えているのかな?

 問いかけると、魔力反応が少しだけ強くなって、肯定の意思を示してきた。続いて、魔法生物から伝えられてきたのは記憶だ。ある風景が俺の脳裏に浮かぶ。

 そこは司書のいた地下の大書庫だ。パイプから煙をくゆらし、本のページをめくる白髪の老魔術師が、傍らのそれに語りかけるように言う。
 それは……グラズヘイムを倒し切れずに、さりとて御することもできず、後世に封印を残してしまう事への後悔の独白だ。自身の魔法の才を受け継ぐ者がいなかったから、脅威があると知っていて子孫に託さざるを得ない事への無力感の吐露。

 この魔術師こそが……ワグナー=ドリスコルなのだろう。ワグナーはふと、言葉を途切れさせ、机の上の本を静かに閉じる。

「ふむ。儂も……老いたものだ。誰にも明かせぬ弱音を、こうして意識を与えなかったお前に語るなど……。手に負えぬのであれば、誰にも見つけられることなく、この地の底で、あの悪魔が悠久の果てに朽ち果てる事を望む、か。物を言わず夢を見る事もないお前達が、この書庫の番人としてこの国の平穏を守っていってくれることが、儂に残された希望でもあるとはな。故に、お前には儂の召喚術の全てを託したが……だから我が娘のように思うのかも知れん」

 そんな主の独白を、司書は物言わぬ器物としてただ静かに聞いていた。だから……こうして自我の目覚めに至って、最初に後悔を感じたのだろう。
 きっとそれは、ワグナー公に託された望みを果たす事が出来なかったからだ。グラズヘイムの……逃亡を許してしまった。

 けれど――あいつは、グラズヘイムは倒した。
 憑依されていたレスリー=ドリスコルも今は無事で。回復して、甥や姪達とも仲良く過ごしている。

 そう伝えると、司書は安堵と感謝の念を伝えてくる。

 だけど……それでも後悔しているのは。そして、悲しんでいるのは。
 何もできないままで役割が終わってしまったと、感じているから? ワグナーの想いに、応えられなかった、から?

 それなら……ワグナーが望んだように、平穏を守るために力を貸してくれないだろうか。本来の職場であった、書庫からは離れて活動することになってしまうけれど。

 平穏な日々を守るという行為に、きっと終わりはない。何時だって……そのための力と想いは必要とされているのだから。

 外で起こっていた出来事を、今起きているベシュメルクについての出来事を、想いに乗せて伝える。俺もまた――力が届かなくて無念を悔いた事がある。だから――。
 伝えてから、司書の意識に手を差し伸べるように伸ばして、返答を待つ。

 自分の力が、まだ主の想いに応えられるのなら。主の遺した術が、平穏のための力となるのなら――。

 そんな司書の答えと共に、俺の伸ばした手を取るような感覚があった。
 そのまま時間をかけて対話を重ねていく。それに従って――2つの魔石に宿る魔力が充実して増大していくのが分かる。
 確固たる意思の力を以って、魔力に方向性と力が与えられているのだ。

「これは……」

 誰かの声に閉じていた目を開く。眩いほどの光。しかし暴走するような気配はない。統制のとれた魔力の増大だ。

「大丈夫。心配はいらない」

 見守るみんなに答える。
 2つの魔石が光の中で融合していくのが感じられる。光が収まると――丁度ハート型にも見える結晶となってそこに浮かんでいた。これは……初めて見る現象だな。元の魔石よりも容量も質も、かなり増しているのではないだろうか。内に秘められた術式に……変容はなし。魔石に宿る意識も、問いかければしっかりと俺に受け答えを返してくる。

 魔石から延びるミスリル銀線を発声器官の魔道具に繋いでやると――振動して流暢な声が発せられた。落ち着いた女性の声だ。司書の外観からアルフレッドが調整したものである。

「……――初めまして、我が主様。そして私の意識を、目覚めさせて下さった魔術師様」
「ああ。初めまして。オーウェン=ドリスコルだ」
「対話中にも自己紹介はしたけど……テオドール=ウィルクラウド=ガートナー=フォレスタニアだ。よろしく」
「はい。私の創造主たるワグナー様は、私の事をライブラと呼んでおりました。以後、お見知りおきを」

 ライブラ。その名前も対話中に聞いたが。
 多分、ライブラリーから取った名付け、かな?

「ああ。よろしく、ライブラ」

 そう言うと、ハート型の魔石がぼんやりと嬉しそうに輝きを強くするのであった。諸々、大丈夫そうだな。では、司書の本体内部にミスリル銀線を繋ぎ直してやるとしよう。

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