First Scroll
ファーストビューにインパクトがあるデザインを考えていました。サイトをはじめて見に来た人が、ワンスクロールで「おっ!」となるような、スマホを意識したブログデザイン。
「人は見た目が9割」とも言われていますが、ブログデザインこそ初見の見た目が9割以上をしめるのではないでしょうか。全体をスクロールしてなんとなく雰囲気が良さそうだから読んでみる。ワンスクロールとはいかないまでも、ページの書き出しは、読者が「読むか読まないか」を選択する大きな判断材料になっています。
BLOG DESIGN
ブログはデザインが9割
アップルのHPやアフィリエイターが作るペラサイトを参考に、スマホ用にブログデザインを作りこんでいます。このブログは、はてなブログサービスを利用していて、デザインテーマはinnocentを利用させてもらってます。
innocentはレスポンシブデザインのテーマになっていて、スマホ表示のブレイクポイントは横幅が539px以下に設定されています。タブレット表示をPC寄りのデザインにするか、スマホ寄りのデザインにするか迷いますが、まずはスマホ表示から煮詰めてみようと思います。
戦略的デザイン
「戦略的」なんていう言葉を使ってしまうと、なんとも大袈裟な感じがしてしまいますが、少なくともアクセスアップという目的を持ってブログを書いている身としては、「どうやって?」が気になるところであります。
その戦略として「写真を見てもらう」を中心軸に設定したので、「写真が引き立つような」記事のデザインを仕立てることにしました。何か目的を達成するためには、中心となる戦略を1つ明確にしないと、どうやって作戦を立ててよいものか決められないのは、ブログもビジネスも同じですね。
デザインは手段
「写真を見てもらう」という中心軸を設定した後は、そんなに迷うこともなくデザインを決めていくことができました。
- 画像の左右余白を無くす
- 画像の連続貼り付け
- 本文と見出しの中央揃え
- 行間と文字間隔の調整
書き出してしまえば、調整したのはこれだけの項目でした。しかし、「何に対して最適化するのか」という中心軸(「写真を見てもらう」)が明確になっていないと、デザインを決めることができません。
ブログをなんとなくおしゃれにすることは、誰にでもできるのかもしれません。だけど、「どうしておしゃれにしたいの?」っていう目的や、「誰に対して最適化したいの?」っていうターゲットが決まっていないと、ブログデザインに一貫した機能美は生まれません。
どんなブログデザインにしようか、ずっと迷っていました。なんとなくそれっぽく見えるような見出しを使っていました。そんな中で、今回はちょっと時間をかけて、このブログは「何を売りにしていくんだろう」を考えました。そして、そのアピールしたいポイントを最大限に引き出すようなデザインにするという、ある意味当然ともいえる結論にたどり着いたのでありました。
もしもブログデザインに迷っている人がいるならば、声を大きくして伝えたいことがあります。「何のため?」のデザインなのかをもう一度考えてください。紙に書いてみてください。「何のため?」が見つかれば、その目的に最大限にマッチするようなデザインにすることができます。
デザインは目的ではなくて、目的達成を補助するための手段なのです。