世の中にはいくら運動しても痩せない、って人もいれば、
僕みたいに全く太ったことがない人もいる。
通称「食べても太らない体質」
「食べてるって言うけどさぁ? そんなに量食べれてないだろ(威圧)?」
ってよく言われるけど、ほんっっとうに食べてるから!!
今じゃそんなこと言われないけどね
毎日朝昼夜しっかり食ってたし、自分でプロテイン買ってほぼ毎日飲んでた
それでも全盛期で体重60キロ(身長178cm)が限界だったの...
今はねー、 体重60キロないんだわ
ガリガリすぎていろんな人に心配されてるよ
だけど太れねぇーんだわ。最近食えてないってのもあるけど
このままじゃ干からびるなー、と思っていたところ
高校生の時、3日で7kg痩せたことを思い出した
心身疲労と体調不良と変なもの食べたことが原因だと思う
今でも思い出すだけでゾクゾクするわ...
高校1年生の9月
ようやく高校生活になじめてきた頃。
ガリガリのくせにの超ハードな運動部に所属していた僕
部活をしに学校に行ってるみたいなもんだった
AM6:30からの朝練、17:00の通常練、部活終わりに川で遊んでた
帰宅するのは20:30くらい。0時に寝て5時半に起きる毎日
今でもすげえ体力あったなって思う
川で遊ぶのが一番楽しかった!
チームメイトと一緒にボートに乗ったりして!
友人K が飛び降りるとのLINE
9月のとある水曜日。
20時に帰宅して晩ご飯たべていた時、友人からLINEが来た
「K が橋の上にいる」と。
全く状況が読めなかったが、すぐさま返信。
更にすぐに来て!と言われたので、学校に忘れ物したと親に告げて家を飛び出した
ちなみに K は有名な進学校に通っていて、高1から離れ離れになったばかりだった
橋に到着
教えられた橋に着くと2人の人影が。
橋の中央に友人Kが見え心臓が跳ね上がった。本気に飛び降りようとしているのかと
橋の道路脇にローファーがきれいに並べられてた。靴下も添えて
しかしこんな光景ドラマ以外で見たことない。Kの動き一つ一つが恐ろしかった
Kは僕が到着したのに気づき、目が合ってしまった。するとKは橋を降り向こうの住宅路に隠れてしまう
それからLINEをくれた友人のところに行き、に色々と話を聞いた
詳しいことは言えないが人間関係で悩みがあったらしい
しばらくしてKが現れる。「ごめんね」と一言
僕は何を言っても傷つけてしまうかな、と思って「こんな日もあるよ」とだけ返した
その後3人でいくつか会話をして解散。
家に着いたのは夜23時を過ぎていたと思う
体調を崩した木曜日
色々あった翌日の木曜日の朝。いつも通り朝練習に参加した
睡眠時間は3時間。一瞬揺らいだが「ここが踏ん張りどき」と思って休まなかった
僕は朝練をしていると「自分は他の人より頑張っている」と自身が湧き、さらにやる気が出てくるタイプ
しかしこの時期は本当に頑張り過ぎていた
木曜日、帰宅
帰宅すると、頭痛がひどくてご飯もろくに食えなかった
明日の準備だけして、すぐ寝ることに。
しかし全く眠れない。変な汗ばかりかいてお腹もギュルギュル鳴ってた
お腹を下した原因は、
- 9月という時期に川で遊び、体を冷やした
- 川の中で変なものを食べた(思い当たる節あり)
このどちらかだろう
夜中に何度もトイレに行き、またしても眠れない夜に。
皆勤が消滅した金曜日
あの日から二日後の金曜日。
朝起きるとものすごく気だるい。もう朝練習が始まっている時間。
しかし無断欠席をコーチに怒られることより、自分の体が心配だった。
体調のことを親に告げてその日は休むことに。中学3年間皆勤だったのでそれなりに悔しかった。
「1日休んどけば治るっしょ!」なんて朝は思っていた
けど昼をまわると急に吐き気が出てきた。
自分の経験上、嘔吐下痢症なのかなと思った。30分おきに吐き気が襲ってくる
しかし前日の夜から何も食べていない。胃袋はスカスカなのに周期的に襲ってくる吐き気。胃が搾られている感覚だった
吐くと同時にお尻が開きそうになる。ここで漏らしてしまっては大惨事
お腹が痛い時には「神様助けてください」と神頼みする。この時は最上級のお願いを念じた
そんなんじゃ収まるわけなかった
そんな状況が二日間続く
かろうじてご飯を食べることはできた。しかし数十分後に吐いてしまうの繰り返しだった。椅子に座ることすらツラい
ずっと寝ていた方が楽だったが、吐き気と便意にのために何度もベッドとトイレを行き来する。それしか記憶にない
健康の大切さを改めて思い知った2日間でした
体調を取り戻した月曜日
ずっと寝ていたお陰で、なんとか学校には行けた。
「お前また痩せた?」
「いや〜ダイエットしすぎたかなぁ〜?」
と冗談を言えるくらいには回復したが、誰もが僕の痩せ具合に気づいていた
コーチも僕の痩せ具合を見て叱りはしなかった。そうとう頬がこけていたらしい
それにね、体重がヤバイくらいに落ちてた。
水曜日までは56キロくらいはあった
けど月曜日に久しぶりに測ったら 49キロ
(この当時から170cm後半はありました)
俺の体ってまだ痩せれるところあったんだ、とナゾの可能性を感じた
もう体バキバキ。友人からは昆虫というあだ名を戴きました
(後日談)
Kくんは無事で、今ではお医者さんの卵です。
つい先々週、この時の3人で数年ぶりに一緒に食事をしました
けどあの出来事を話し出す人はいなかった。掘り返す必要もなかったので
ダイエット?まとめ
心身疲労 & 嘔吐下痢 本当にキケン
太りづらい人って、もれなく痩せやすい。無理して体調を崩すことがないようにして頂きたい。
ただ急激に体重が落ちると、気分や思考、歩行にも支障が出てくるんだわ。
すぐ痩せたいからってムチャなことはすべきではない。
規則正しい生活、無理し過ぎない、川で遊んでも変なもの口に入れない
ダイエットをする際にはお気をつけください。
おわり