続報があれば加筆する前提で
印象に過ぎないですけど、正直、この記事は臭いんですよね。
まず、「朝鮮人虐殺」をタイトルに持ってくる理由がないでしょう。
災害教訓の報告書が消えた事が問題というならば、自然災害関連の教訓が民間人から簡単に参照できなくなった事の方が意味合いが大きい。でも、記事の中心はあくまで「朝鮮人虐殺」ですね。それも、あたかも記録抹消の様な印象を与える様に書いています。災害教訓が参照できなくなったという記事で、こんな事をする意味がありますか?一部読者の共感を誘うための無用な扇動に見えます。
担当者は「内容的に批判の声が多く、掲載から7年も経つので載せない決定をした」と説明している。
担当者の説明も要領を得ないですね。疑問しか感じない回答です。掲載はしないが配布はしているなどの事から、報告書に対する所管や扱いが変化した事は明らかでしょうが、記事からはその内容は不明ですね。
以前あった議事録削除の様に、記事の全域にわたって嫌な匂いのする記事です。自分で理由が検証できるようなものでもないので真偽が分からないのがもどかしいし、自分で質問メールを打っても、おそらくは何もないでしょう。BuzzFeedさんあたりが、何か「漏れている事実や背景」があれば記事にしてくれたらいいなと期待しています。と言う訳で続報待ち。
書いてる事実以上の合理的な理由がないのであれば、クレームと同様に掲載を求める声を伝えて、再掲載させればいいと思います。
防災の為の情報がそこにあることで救われる人が居ても誰も損はしません。