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行動で愛を証明しよう

藤沢数希「恋愛工学」問題特設ブログ。性暴力・デートDV反対!主に書物の中の性差別表現について考えています。

森岡・藤沢に見る男の品格

森岡正博 藤沢数希

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「世の中には自分に似ている人が7人いる」と言いますが、森岡さんと藤沢さん(らしき人)はまちがいなく7人のうちの2人だと思います。二人の人物像を回想しつつ、比較してみます。(写真は内容とまったく関係ありません)

 

tsunamiwaste2016.hatenablog.com

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私はどう思ったか

森岡:初めてつきあった相手(17歳の時)。

藤沢:結婚したいと思った(35歳の時)。

 

仕事と将来性

森岡:大学教員。もしクビになってもつぶしが利かないのに、なぜか安泰だと思っている。

藤沢:つぶしが利く。兵隊→証券マン→投資家&ライター。とにかくハングリー。「生まれ変わったら、体動かす仕事がいい。建築作業員になりたい」と言っていた。 

身体能力

森岡:私が知っている男性の中でもっとも女々しい。大学生になって、ようやく平泳ぎができるようになった。(『感じない男』P.178)

私(ツナミ):マニッシュです。小5で平泳ぎ2km。

藤沢:身長198cm、体重3桁、体脂肪率1桁。アスリート。私が知っている男性の中でもっとも雄々しい。自分の会社と自宅(タワマン)の両方にジムがある。トライアスロンが好き。朝起きて、皇居の周りを2周してきたとか、日帰りで麻布~富士山までツーリングして帰ってきたとか、そういう鉄人エピソードばかり。スポーツを大学やボーイスカウトで教えている。私にも筋トレのやり方を教えてくれた。

  

哲学に対する考え方

森岡:東大倫理学で博士課程満期退学。私はアニメ哲学だと思います(後述)。

藤沢:米軍を除隊後、東大哲学科に行ったけど、机上の空論に関心を持てなかった。

 

信仰

森岡:無神論者(『宗教なき時代を生きるために』)。

藤沢:神道。いまはどうやらカソリックの洗礼を受けたみたい。

 

モテ度

森岡:著書を見た感じだと、女性が多いところへ自分から行っている模様(大学、フェミニズム界隈等)。しかも博愛的な女性がいるところへ行ってる(病院等)。

藤沢:女性からモテるのは当然のこと、同性から一目置かれる。男の人がついて行く。

 

愛し方

森岡:愛を人に与えることができない。彼の一番の問題はここです。私に「ナウシカみたいになってほしい」「大人の女性になってほしい」とルッキズム(容貌至上主義)を押し付けてくる。

藤沢:愛を与えられる。彼自身はホワイトニングやったり、アルマーニの香水の旧版をダースで買ったり、店を閉めてから行く行きつけの美容院があるとか、毎日ジムで過ごさないとすっきりしないという、えらいおしゃれな人。率先垂範の人で、自分がやってみせて、相手に改善策を提案してみて、ダメでも見返りを求めません。私は不美人ですけど、それでも長い目で見てくれた。面倒見がすごくいい。

 

昔お世話になった女性に対して

森岡:恋愛工学批判論文を読んで「批判しきれていない」と怒ったツナミに対し、自分の母の話をし始める(マザコン)。

人のヴァージンをさんざんネタにして、嘘八百の本を出す(『感じない男』)。

※どうもお弟子さんの論文を読むと、おそらく前の奥さんに『あなたの子どもなんて産まなければよかった』と言われている様子。

参考:『他者の産出と自己の誕生肯定』 居永正宏著 P.13参照

http://www.philosophyoflife.org/jp/seimei201204.pdf

藤沢:十代の頃に自分がヒモをやっていたクラブホステスさんを、出世して証券マンになってから再訪し、店を出させる。

教育に対する考え方

森岡:マインドコントロール(2005年『感じない男』)、接していると元気奪われる。

藤沢:コーチング(2012年、ツナミが接した印象)。電話で話すと元気をもらえた。

 

自分に批判的な意見の扱い

森岡:日本女性学会に行って講演し、批判されるがつっぱねる。私からの抗議もすぐブロック。とにかくナイーブで弱い。

藤沢:社長業をしていると傲慢になりがちであると自覚し、自戒のため、ブログ『金融日記』を設置してアンチを大事にしていた(と本人は主張)。「藤沢数希」というキャラクタは「ぼくの中の俗物根性の化身」「サンドバック」。ここまで客観視できている。

 

恋愛のあとは結婚・家庭でしょ

森岡:恋愛工学批判論文に「家庭」という言葉が出てこない(2017年)

藤沢:「数希は女性との未来を描かないんだ。口説いてセックスしての無限ループ。ある時結婚について書いてみたんだけど、話が重くなってしまって……」(2012年当時)

 

自分の感情の客観視

森岡:仕事(恋愛工学批判論文)を頼みにきたツナミに接して、一人の男に戻ってしまう(2017年、58歳)。

藤沢:私と痴話げんかの最中に「自分の立場を忘れて一人の男になっちまった」と言える(2012年、46歳)。感情に飲み込まれずに自分を客観視できる。「すごいな」と思いました。

 

職場とプライベートの切り分け

森岡:日文研時代に同僚の女性研究者と不倫。

藤沢:ちゃんと分けていました。

ゴールドマンサックス時代に、女性部下が性的関係を強要されるというセクハラが発生、手を出した男性部下が人事権を持っている人だったので、首にしたと言っていた。 

幼女

森岡:ロリコン。性加害の対象。最低。

藤沢:保護・教育の対象。子ども会の顧問をやっているときに、小学生の女の子に神楽を教えていた。「型はついたけど、どうやって魂を込めようか」ということを考えていた。

 

~比較してみて~

私は彼らだけでなく、他にも何人かの男性と交際してきました。その人その人によって、いいところがありました(私自身はそんなに理想が高いわけではありません)。

藤沢さんは、人間として尊敬できるところが多かった。森岡さんは結婚には向かないと思います。なぜ学者としてここまで評価されているのか分かりません。国益に反していると思います。

この2人は恋愛論を書いている言論人なので、読者の方の目安になるだろうと思って、特徴を対比させてみました。

(私個人は、結婚は穏やかな男性としたいと思います)