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モテちゃん - モテるために女子にちゃんと聞いてみた

モテるためにはどうするか、実際に女子から意見を集めます。

ドロケーでおっぱいもんで台無しになっただけの人生だった

チラシの裏

私の全ての元凶である、ドロケーおっぱい事件を皆様にお伝えすることが、私を知っていただく一番の方法だと確信しております。
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小学5年生の3月ごろだったと思います。
1年過ごしたクラスともあとちょっとでお別れ。すこし寂しい気持ちになる季節です。
私のクラスでも、お別れ会なるものが開かれました。種目はドロケー。
ドロケーはケイドロ等地域によって呼び方に差があるとは思いますが、泥棒と警察に別れた鬼ごっこです。
いつもは授業の時間なのに先生の粋な計らいでドロケー!最高の気分です。


当時、私は足が早い方でした。
なので、それはそれはドロケーが楽しみでした。
いつもは一緒に昼休みに遊ばない女子も参加するのです。
「女子にカッコいいとこ見せるチャンスじゃん!」
女子なんて全然気にならないと口では言いながら、内心大好きだった思春期入りたての私の期待値は振り切っています。

先生の号令でドロケーはスタートしました。
最初私は泥棒側です。
当時運動ができた私は、女子をおちょくりながら楽しく逃げ回りました。
仲間がある程度捕まった時を見計らって、仲間にタッチして逃すというドロケー最高の悦びも味わいました。

かわいい女子A「ちゃんてぃありがとう!!」(*><*)
かわいい女子B「ちゃんてぃないす!!」(*^^*)

ありがとうジーザス。一年間の最後がこう締めくくれるならばもはやなんの悔いもない。

結果、私の活躍もありドロボーの逃げ切り勝ちでした。


次に、私は警察側で泥棒を追いかけます。

5年生で運動会のリレーの選手にも選ばれていた私は次々に鬼を捕まえます。

ぼく「うっしゃ!捕まえた!」
かわいい女子C「わー捕まっちゃった! ちゃんてぃ早いよ〜」(><)
ぼく「ふふん!まぁ次は頑張るんだね」^^

最高です。

当時の私は陽キャ側だったんです。
運動が得意で、かつ勉強もクラスのTOP3に入っていました。
小学校のクラスヒエラルキーでもトップ層で友達が周りに集まってくる・・・
まさにちゃんてぃは栄華を極めていたのです。



そんな慢心と奢りに神が罰を与えたのでしょう。




私は警察官としての正当な権利を行使し、次の女の子に向かいます。
クラスでも可愛いと評判のDちゃん。彼女もクラスの中心グループに属していて、かつおっぱいがすでに大きい。
内心気になっていた女子でした。

愛と正義の警察官である私がそんな泥棒を見逃すはずもありません。
甘い時間の始まりです。

Dちゃん「うわ!ちゃんてぃだ!!くるな〜」(*><*)
ぼく「ふふふ!絶対捕まえるからね」^^
Dちゃん「あーもうちゃんてぃ嫌い!」
ぼく「あーもう許そうと思ったけど絶対捕まえよ!」
Dちゃん「うそうそ!ごめん!見逃して!!」

思春期が始まったばかりの男子にとってそれは至高の時でした。
好きな女の子との追いかけっこ。
それもぼくに絶対的な優位があります。
わざとゆっくり走って少しでもその時間を長く味わおうとしました。

「そろそろ捕まえて一緒にお話ししながら牢屋まで歩こうかな」と僕は思います。
そして、少し走る速度を上げ、Dちゃんの背中にタッチをしたその時でした。


Dちゃんがこっちに振り向いたのです。


背中に当たるはずだった手はDちゃんのやわらかい何かをむにゅっとしてしまいました。
Dちゃんの驚く顔。焦る僕。
思春期1年生の僕には、こんな時どうしていいかなんてわかりませんでした。
ただ、何か悪いことをしてしまったのだということだけ直感的にわかり、一目散に逃げました。


その後、Dちゃんは同じく女子のトップグループの可愛い女の子たちに
「ちゃんてぃに胸を揉まれた」
という話をします。

女子のうわさ話の広がりは矢の如しです。
「ちゃんてぃは女子の胸を揉む」
という本当だけど広めて欲しくない話はどんどん広まります。

お別れ会が終わった後も、なんだか女子の受け答えが冷たい。
特にDちゃんの対応がやばい。目つきがマジで鋭い。

私は、私の輝かしい日々が終わったことを11歳ながらに感じ取りました。



私はそれを思い返し、今でも「その場で謝ることの大切さ」を感じます。
あの時しっかりとその場で謝っていたら、私は最後まで肩身の狭い思いをせず、
女性に対するトラウマも抱えず、モテるためのブログなんて開設しなかったのではないかと思うのです。



はてなの今週のお題「自己紹介」でした。