こんにには、ばななつまです。
突然ですが、「二人目のつわりは軽い」って言ったの、どこの誰だー!!!!!(ToT)
はい、そうなのです。私、一人目のときのつわりもなかなかひどかったのですが、二人目のつわりはもっとひどかった。
さらに平日は上の子(2歳)のワンオペ育児…もう発狂するかと思いましたわ…汗
あ、これ、決して二人目を望んでいらっしゃる方への脅し記事ではないですので!
でもこんなパターンもあるよ、っていうのと、こんな私でもなんとかこうして乗り越えたよっていう、もしかしたら誰かに少しでも参考になればと思い、地獄の日々を振り返ってみたいと思います。
【自宅での暮らし】
家族構成: 私(専業主婦)、夫(会社員帰り遅め)、息子(2歳)の3人暮らし。
つわり初期は「いけるとこまでいってみよう」と、自宅で過ごしてみました。
◉食事
自分だけなら食べなくてもいいし、お惣菜や市販のものを適当に食べて夫にも外食してもらったり出来合いのものを買ってきてもらったりすれば済みました。
しかし問題はまだ幼児食キッズの2歳の息子。
お惣菜などは食べられるものは少なく、栄養バランスも心配。
かといって毎食作るのもしんどい。さらに言ってしまえばまだ上手に食べられない2歳児の食事はぐちゃぐちゃで片付けや着替えも大変だし、もはや食事を見ていることすらちょっとしんどかったです。
しばらくは頑張りましたが最後はいつも同じようなものばっかりあげてしまっていました。
〈朝食〉 夫が納豆ご飯 +野菜スープをあげてくれる。
〈昼食〉パンか冷凍うどん +おかず
〈夕飯〉十六穀米 +おかず
昼食と夕飯のおかずはしらす、ゆで卵、ハム、ヨーグルト、チーズ、市販の蒸し黒豆や大豆の水煮、ミニトマト、ベビーフード、レトルトの幼児食、冷凍食品の野菜(かぼちゃ、枝豆、いんげん、ほうれん草、コーン、ブロッコリーなど)、アンパンマンポテトなど。これらは料理せずにほぼ味付けなしでも食べてくれるので助かりました。 また、元気があったときに茹でておいた鶏胸肉や人参などを冷凍しておいたものや夫が作ってくれた野菜スープなどもあげました。
夫は私のつわり中、自ら息子に朝ごはんをあげてくれるようになったのですが、一食でもあげてくれると本当に助かりました。野菜スープも作ってくれましたが一品あるだけで本当にありがたいものです。
また、米炊きは夫にお願いしました。朝起きた時に炊きたてのご飯の香りが部屋に充満していることに耐えられず、夫の帰宅後(私と息子は寝ている)に炊飯してもらい、炊けたものはタッパーにいれておいてもらいました。さらにレンジでチンする際のにおい防止で十六穀米にしました。白米よりはにおいがマシになります。炊飯する際に炊飯器でゆで卵も作ってもらいました。
◉遊び
遊びたい盛り、やんちゃ盛りの2歳男児。
1日1回は外に連れ出さないと機嫌も悪くなり寝つきも悪くなりこちらもかえってしんどいことになります。
つわり初期はまだなんとか動けていたので午前中は基本的に支援センターに逃げ込んでいました。 支援センターの先生やお友達ママさんにはつわりの事情を話していたので、「こっちで息子くんと遊んでるからママはゆっくり休んでてね〜」と息子を連れ出して遊んでくれたりしました。また、他のママと話すことで気分転換になってつわりが楽になったようにも感じました。(それもつわりが本格化するまでの話ですが…)
午後は基本的にお家遊び。なるべく一緒に遊ぼうとは思うのですがなかなかいつものようには遊べずに布団にこもってしまうこともあり、息子もそれが不満なのかグズったりすることもありました。そんな時は「ごめん…」と思いつつもテレビで録画を見せたり、iPadでYouTubeを見せたりおやつをあげたりして誤魔化してしまいました。
つわりがキツくなり支援センターにも行けなくなってくると、室内用ジャングルジム&すべり台が大活躍。これはたまたま息子の誕生日に私の両親が買ってくれたのですが、外に出られなくても家の中でも多少の運動ができるのでストレス発散になってよかったようです。部屋が狭くなりますが、あってよかった…!
◉お風呂
つわり中のお風呂は湯気が気持ち悪いしシャンプーやボディソープのにおいも辛い…。
はじめはちゃんと入れてあげなきゃと思いお風呂を沸かして一緒に入っていたのですが、途中から「あ。もう、無理だ。」となり、シャワーだけにしたりサボったりしました…。
風呂にもろくに入れられずにごめんよ…という気持ちはありましたが、過ぎてみればなんてことない。数日風呂なんて入らなくたって元気に生きていけるのだね。
◉おむつ替え
上の子がまだオムツ外れをしていないと、これまた試練です。
おしっこの時ですら「う…」となりますが、問題はうんぴーのとき。
快便息子くんは1日に3回も4回もしてくれるので、これまた大変でした。
でもこれはもう向かっていくしかありません。私は鼻にティッシュをつめてマスクをして立ち向かいました。口呼吸は細く、ゆっくりと。
とはいえ半分以上の確率でオムツ替えのあとは吐いてましたね…汗
こんなことならもっと気合い入れてトイトレ終了しておけばよかったなあ。でも、中途半端にトイトレ真っ最中とかでなくてよかった…!トイトレパンツを一日中洗う気力は当時の私には微塵もございません。
◉洗濯
洗濯は夫の帰宅後(私と息子就寝後)に洗濯機を回してもらって部屋干ししてもらいました。
柔軟剤は使わず洗剤のみの洗濯です。
◉掃除
掃除なんて毎日しなくても死ぬわけじゃないのです。週末に夫にまとめてやってもらいました。
こうやって改めて振り返ってみると夫には仕事帰りやせっかくの休日にもかかわらずたくさん家事や育児を協力してもらいました。
途中までなんとか自宅でやってこれたのも夫の協力があってこそだと思います。夫には本当に感謝しています。
息子もすっかりパパっ子になりました(笑)
しかし残念ながらつわりのピークが訪れ、さすがに日中のワンオペ育児がしんどくなってきたため、息子を連れて実家に帰ることにしました。
【実家帰省での暮らし】
家族構成: 父(会社員18時頃帰宅)、母(9-15時のパート勤務)
実家なら母が15時には帰ってくるし、食事をはじめ家事もお願いできるので私も自宅よりは楽ができるだろうと期待しての帰省です。
母の仕事の繁忙日には何時間か残業があったり買い物がある日は帰りが遅かったりもしましたがだいたいは朝9時前に家を出て15時半頃には帰宅していました。
さらに母はたった1時間の昼休みに帰宅して昼食をつくっていってくれたり、仕事終わりにもかかわらず息子と1時間近くも散歩にでてくれたり、食事の面倒やお風呂も毎日入れてくれました。そして息子と遊ぶときは見てるこっちが疲れるほどの全力投球で遊んでくれました。もう、神か、この人、って感じでした。
しかし、気の許した家族だからこそうまくいかないこともありました。
◉神、キレる
私の母は極端に言えば「無理をしすぎる人」「限界がくるとキレる人」です。
普段の私なら母の限界が来ないようにそれなりにフォローをするのですが、今回の帰省ではつわりを言い訳にすっかり母に甘えきってしまいました。
きっと母も「娘や孫のために出来る限りのことをしてあげたい」との気持ちだったのでしょう。「そこまでしてくれなくていいのに…」とこちらが申し訳なくなるくらいにできることは何でもしてくれました。
しかし、当然疲れが溜まって限界がきます。
ある日仕事から帰った母は息子を連れて公園とスーパーに行きました。(これも私からすれば私は「わざわざ仕事終わりにそんな大変なことしなくていいのに…」でしたが)
その間私は寝室で寝ていたのですが、二人が帰ってきたので「おかえり〜」と言いながら寝室から出ていこうとすると、突然、母に「もういい!!!!」と言われドアをバン!と閉められました。
私「……え?」
さすがに意味がわからなすぎたので母の元へ行き「何で怒っているの?」と聞くと、
「疲れてイライラしてるんだよ!あんたも気持ち悪くたって少しは手伝いなよ!」と言われました。(この後手伝おうとしても「もうあんたはやらなくていい。」とキレられましたが)
これには私も「つわりで気持ち悪くて動けないのに」とか「勝手に頑張りすぎたくせにこっちに八つ当たりしないでよ」とムカっとしましたが、よく考えれば私も反省すべき点がありました。
- 実の母だからとなんでも頼りすぎた。
- 感謝の気持ちをあまり口に出さなかった。
- 自分の体調を伝える努力をしなかった。
私は実母だからと甘えすぎて、やってくれるがままにやってもらってしまっていました。
そして感謝の気持ちはものすごくありましたがそれを伝えることを怠りました。(また言い訳になってしまいますが、つわりで人と話すことすら苦痛だったのです)
さらに自分のつわりの症状を話そうという努力もしなかった(これも話すことが苦痛だった+わかってくれているだろうという甘えです)ので、もしかしたら母は「気持ち悪いといっても少しくらい動けるだろう」と思っていたのかもしれません。
実際には起きている間はずっと気持ち悪くて一日に何回も吐いて身体も心もボロボロで、このキレられた数日後には重症妊娠悪阻(栄養失調と脱水症状)で入院することになるんですけどね…。
それでもどんなに気持ちが悪くても「とてもつらいから手伝えてなくてごめん」とか「いつもありがとう」とか言うくらいはできたはずです。もう少し母を気遣えばよかったなと思います。
◉つわりで実家に帰省するメリットデメリット
ということでメリットとデメリットをまとめますと、メリットととしてはやはり実の親なので気が許せるし遠慮なく甘えられる(安心して静養できる)というところ。
しかし逆をいうと気を許しているだけに遠慮なく「余計な一言」がでてきたりしてストレスになるというデメリットもあります。そうするとせっかくつわりがつらくて休みたくて帰省してもイライラしてしまって意外と気が休まらないということにも…!
ちなみに私は自分にも非があるとはいえ今回の母のブチギレを未だに根に持っていて(笑)、里帰り出産をやめようかとも考えています。
また、両親がまだ現役で働いているという場合は結局日中はワンオペ育児になります。
私の場合も母がパート勤務で、15時までとはいえその間はひとりで上の子育児をせねばならず、おむつ替えはもちろん、遊びたい盛りの2歳男児のご機嫌をとるのは正直大変でした。
つわりの波がきているときは息子に話しかけられてもろくに返事もせず、あまりしつこいと「もう、うるさい!」と大きな声を出してしまったこともありました。(息子には当時の私にかわって土下座して謝りたい…。)
また、日中はほとんどテレビを見させたり動画をみさせて過ごして過ごしてしまいました。(本を読むのがつらく、寝かしつけまでスマホの動画でした)
息子には本当に申し訳なかったです…(ToT)保育園にいってたりすればまた少し違ったのかなあ、とふと思ったりもしました。
【入院中の暮らし】
家族構成: 義父、義母(共に定年退職し無職)、夫
その後、私が重症妊娠悪阻で入院することになり、入院中の息子のお世話は急遽、夫の両親にお願いすることになりました。
息子をいきなり義実家に預けることに関しては正直かなり心配でしたが、息子ももう2歳になり色々と食べられるようになったり意思表示がでてきるようになってきたので、0〜1歳の時ほど私も神経質にならずにお任せすることができました。
ただ、最低限、
- 普段食事で食べているものや味付け
- あげて欲しくない食材(なまものやピーナツ、餅、ケーキやチョコレートなど)
- おやつはベビー用お菓子かおにぎりや蒸かし芋、ヨーグルトなど
- 飲み物は麦茶か牛乳(牛乳は飲み過ぎ注意)
- イヤイヤ期なので、そのつもりで見守ってほしい
などを伝えさせていただきました。ほとんど食べ物のことですね笑
その他もろもろ(お風呂で体の洗い方)など細かいことは夫から話してもらいました。
後から思ったのは、お義母さんは孫に恐ろしく甘い人なので(苦笑)テレビやおやつなどをおねだりされても息子のためと思って心を鬼にして断ってほしいということも伝えておけばよかったかなあと思いました。
そして息子くんはというと、夫は夜まで仕事なので日中はずっとじいじとばあばといることになりますが、やっぱり初めて一緒に暮らすということではじめは彼なりに気を遣っていたようで、1週間くらいは泣くこともなく「とてもいい子」に過ごしていたそうです。
私の実家にいたときはそれはもうわがままやりたい放題のイヤイヤ2歳児という様子だったので、この「いい子」っぷりにかえって心配をしてしまいましたが、1週間くらい経ったところで段々と慣れてきたのか義実家でも少しずつわがままをするようになったそうです。
◉入院中の私
一方、入院となった私はというと、つわり始まって以来の心から安心した療養をさせていただきました。
点滴をしていたので、無理に食べなきゃということもなく、おかげで吐くこともほとんどなくなり、なにより自分のことだけを考えていつでも好きなだけ休んでいい、ということで安心して過ごせました。
【義実家居候】
私の退院後は、まだ私に家事や育児をする元気がなかったため、そのまま私も義実家でお世話になることになりました。
◉義実家居候のメリットデメリット
まず先にデメリットをあげますと、やはり義両親に気を遣うので疲れるということです。
これはもう仕方がないのですが、言ってしまえば赤の他人ですので、生活の中で「え?」と思うことがあったり、顔色を伺ったりお世話になることに申し訳なさを感じるのでハッキリ言って疲れます。
ただメリットととしては、(義両親の性格にもよるかと思いますが)お互いに気を遣って過ごすので、表面上はものすごく平和です。ある意味、実家にいたときより平和な気がしました。(←母がキレたことを根に持っている笑)
「義両親と実の親のように仲良し」っていうのもいいですが、私は案外と義両親とは多少は他人行儀なままでいた方が平和でいいんじゃないかな〜とも思います。
本当は仲良くなってさらに「親しき仲にも礼儀あり」ができれば一番なのかもしれないですけどね。
おわりに
まだ二人目妊娠を考えていなかったころに、私はママ友に「今の状況でもう一人赤ちゃんが増えるなんて考えられない。つわりや重たい身体でこの子と遊んでいける気がしない。」と言ったことがあります。ママ友には「大丈夫だって〜。できちゃえばなんとかなっちゃうよ」と言われたのですが、正直、あまり大丈夫じゃなかった…!!泣
だけど、それでもなんとかなったと言えばなんとかなったので、、
確かにできちゃえばなんとかなったよ…!(小声)
と、自信なく吠えてみるのである。
ということで、つわり中の上の子お世話の体験談でした。本日もお付き合いいただき、ありがとうございました!