今週のお題「自己紹介」
こんにちは、りとです。今週のお題が自己紹介だったので、自伝的にぼくの歴史を綴ってみようと思います。アラフォーのしがないサラリーマンの歴史…なんて価値のない情報なんだ!!
でもせっかく書いたので世に放ちます。
「こんな人もいたんだな」と1000年後くらいの歴史学者の参考になれたら幸いです。
幼少期〜小学校時代
物心ついた頃から、お絵かきや工作が好きな子どもでした。共働きの両親の代わりに、厳格な祖父母に「周りの子はガサツ」と教わって育ったため、うまく友達の輪に入れないおとなしい子になりました。
普段は目立たない子だったのですが、新幹線や鳥の絵、ビックリマンやトランスフォーマーのイラストを描くとみんなが「すごいすごい!」と集まってくれ、その時だけは教室の主役になれました。
それをきっかけに友達を作ることができるようになりました。同じようにお絵かきが好きな人とは特に仲良くなりました。気がつけば、文集などでは「将来の夢:まんが家」と描くような子になっていきました。絵を描くことが、ぼくにとって世界との接点でした。
また厳格すぎた環境で育ったせいか、ウィットに富んだ変なものを好むようになりました。初めて自分の小遣いで買ったアーティストのCDは電気グルーヴでした。
中学高校時代のりと
中学に入ると色気付き、「アニメージュ」を読むより印象派の画集を眺めてる方がモテるのではないか?という邪な思いから、図書室で美術書を眺めるようになりました。
すると自分が今まで模写で描いてたまんがイラストにも、遠近法や色彩の理論が使われてることに気づき、驚きとともにのめり込みました。運動部に所属しながら休み時間は美術書を眺めるぼくは、人生で最高のモテキを迎えてました。
高校では「美術の大学に行くことを目標とし、絵画教室に通い、週に一回は画材屋に行っちゃうオレ」をアイデンティティとしておりました。今思うとイタいです。こそこそと同人活動もしておりました。
大学時代
大学では高校時代に水彩画を描いていた流れで日本画を専攻しました。
パソコンで絵を描くことも覚えました。今まで慣れ親しんでた漫画のあちこちに、日本美術のルーツを感じる部分があることに気づいて驚愕しました。
ちなみに、今でも年に1回は日本画作品を公募展に出展していますが、こちらは本名でやってるのでブログには載せません。
3年の後半くらいから「これから絵で食ってくなら日本画よりイラストの方がいいのでは?」と思うようになり、本来就活するべき時間の全てを使ってイラストを描きました。
この頃出会ったのが「ゲーム派ドットコム」というサイトでして、 TINAMIさんとかが最王手だった同人系のポータルサイトの一種なのですが、ゲーム派のすごいところは個人でやってるポータルサイトでは当時一番大きかったのではないかという点です。
絵師さんの交流も激しくて、ここでイラストを投稿しまくってたぼくは、新マスコットキャラのデザインと、その担当絵師をお願いされます。
それがジュリアというキャラでした。
社会に出てから
ちょっとだけイラストの仕事とか頂いていたので「バイトと組み合わせればなんとかなるんじゃね?」みたいな感じで就職せずに大学を卒業しました。
多分人生で一番ギラギラしてた時期でした。
でも、ひょんなきっかけで紹介してもらった契約の仕事をきっかけに、あれよあれよのすったもんだで大学卒業してから4年後にサラリーマンになり、結婚もしました。
それからは目が回るような速さで毎日すぎて、ゲーム派にイラストをアップするくらいしかお絵かきはしない数年間を過ごしました。
ブログ開設
めまぐるしい毎日に、一服の清涼剤が欲しくてたどり着いたのがこのブログでした。あとはご覧の有様です。本当に楽しく皆さんと交流させて頂いております。今後ともよろしくお願いしますね!